Date archive for 8月, 2020

香港民主派逮捕 中国の人権弾圧に抗議の輪を

 中国の香港国家安全維持法(国安法)による香港紙「リンゴ日報」創業者・黎智英氏、民主活動家・周庭氏の逮捕は、香港に民主主義を認めた国際公約「一国二制度」の破壊を繰り返す野蛮な人権弾圧である。自由と民主主義の価値観を平然と…

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香港議会選延期、日本と国際社会に中国への外交的圧力を求めた朝日

◆風雲急を告げる情勢  香港情勢が中国の暴走で風雲急を告げている。  悪名高い「香港国家安全維持法(国安法)」が中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で採択され施行された。これにより香港で、中国本土と同様に反体制活…

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NHKBSの番組「グレートトラバース3」を…

 NHKBSの番組「グレートトラバース3」を楽しんで見ている一人である。出演するのはアドベンチャーレーサーの田中陽希さんで、日本の300名山を一筆書きに踏破するという壮大な挑戦。  足の運び方を最初に見た時、まるで走るよ…

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昇魂の日の前で手を合わせrる遺族 =12日午後、群馬県・御巣鷹の尾根

コロナで例年の半数以下-御巣鷹慰霊登山

 1985年の日航ジャンボ機墜落事故から35年を迎えた12日、墜落現場の群馬県上野村の御巣鷹の尾根では朝から遺族らが尾根に広がるそれぞれの墓標を訪れ、犠牲者に手を合わせた。 日航によると、昼頃までに登山したのは新型コロナ…

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レバノン 爆発事故で内閣総辞職

怠慢、腐敗に批判 デモ収まらず  レバノンのディアブ首相は10日、内閣総辞職を発表した。 アウン大統領はこれを承認し、ディアブ氏に対して新内閣発足までの間、暫定政権を率いるよう指示した。レバノンの国営通信(NNA)が同日…

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両陛下、国連事務次長と面会

核軍縮の安保環境聞かれる  天皇、皇后両陛下は11日、お住まいの赤坂御所に国連の中満泉軍縮担当上級代表(事務次長)を招き、核軍縮をめぐる国際安全保障環境の現状について話を聞かれた。  中満氏は核軍縮に関し、世界の安全保障…

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日航機墜落35年 たゆまぬ安全性の追求を

 1985年8月12日、羽田発大阪行きの日本航空123便のジャンボ機が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落し、乗客乗員520人が死亡、4人が重傷を負った。その事故から35年を迎えるが、遺族の無念は年月を経ても変わるまい。安全…

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沖縄戦記『鉄の暴風』、慶良間諸島の記述は嘘

知られてない沖縄戦の真実、集団自決の実相語る

終戦から75年 沖縄戦の真実を語る(下)  先の大戦から75年が経過し、歴史の風化が懸念される中、沖縄戦をめぐっては集団自決の実相や戦没者数について不確定なことは多い。沖縄戦体験者への聞き取り調査を行った作家の星雅彦氏と…

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悔し過ぎるドロー、今こそ観戦すべきJリーグ!

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  「悔し過ぎるドロー(号泣)。しかし沖縄の歴史に残る勝ち点1!」  7月29日、FC琉球のホームで開催されたJ2リーグのFC琉球-ジュビロ磐田戦の後、FC琉球の倉林啓士郎会長はツイッ…

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スティール文書公表の編集者、ニューヨーク・タイムズのコラムニストに New York Times editor who unleashed Steele dossier is now arbiter of media behavior

 ニューヨーク・タイムズは、米国のほかのニュースのあるべき姿を決めていた存在だった。米国の人々や事件の詳細にわたる報道は、ほかの会社の優れた報道や書き方の理想的な基準と見なされていた。  確かに、幾つかの失敗例はあった。…

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テレビから聞こえてくる「カキーン」いうと…

 テレビから聞こえてくる「カキーン」という音が、いつもの夏を運んでくれた。新型コロナウイルスの感染拡大で春夏の大会が中止となった高校球児のため、甲子園高校野球交流試合が一昨日から開催されている。  ボールが金属バットに当…

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韓国・文政権 不動産高騰に右往左往

3年で1・5倍、対策空回り  韓国で不動産価格が高騰し続け、文在寅政権がその対応に右往左往している。政府は価格抑制策を矢継ぎ早に打ち出したが「連戦連敗」(韓国メディア)。政権支持率が急落し、青瓦台(大統領府)の主要幹部が…

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ビーチで楽しむ食のデリバリー ー韓国から

地球だより  新型コロナウイルスの感染防止に一定の成果を収め、世界的に見れば優等生と言える韓国でも「密」を避ける取り組みはまだ続いている。大雨の影響もあってこの時期、海水浴客が押し寄せる各地のビーチに例年のにぎわいはなく…

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中国に共産主義体制変革促す米政権

平成国際大学教授 浅野 和生 「超限戦」真っ只中の米中 周到だった一連の米閣僚演説  トランプ米政権の対中国政策の発表は、実に周到だった。  5月28日に中国の全国人民代表大会が、香港「一国二制度」の弔鐘を鳴らす「国家安…

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米、TikTok国内使用禁止か

NEWSクローズ・アップ トランプ政権 中国共産党の情報工作懸念  中国のバイトダンス社が開発運営する短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、米国のトランプ政権が強い警戒感を示している。トランプ大統…

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日米同盟 自主防衛力増強で片務性正せ

 トランプ米大統領が新しい駐日大使に指名した保守系シンクタンク「ハドソン研究所」所長のケネス・ワインスタイン氏が、上院外交委員会の公聴会で「日米同盟の中でさらなる能力拡大と大きな責任を負うよう日本に働き掛ける」と表明した…

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ブリや牡蛎などの資源を活用、地域活性化に貢献

ブリや牡蛎などの資源を活用、地域活性化に貢献

北海道函館水産高校の生徒の取り組みに注目が集まる  地元の資源を活用し、地域の活性化に一役買う北海道函館水産高校(北斗市、生徒数457人)の取り組みが注目を集めている。道南の函館を近隣とする町村は漁業が盛ん。近年、名産品…

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今こそ国と地方の新仕組み、「地方創生」が必要

 新型コロナウイルス感染が再び拡大する中、先月22日から始まった「Gо Tо トラベル」キャンペーン。直前に東京が除外されたり、キャンセル料の方針が変わったりと混乱のうちに始まったが、その後もコロナ感染が全国的に広がり、…

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中国の核軍拡は容認し自由陣営に廃絶迫る朝日の「ヒバクシャの思想」

◆身を守る手段教えず  広島で6日、長崎で9日に75回目の「原爆の日」を迎えた。時は過ぎゆき、コロナ禍の中での鎮魂の祈り。語り尽くせぬ被爆体験を後世にどう遺(のこ)すのか、各紙はそろって力の入った特集を組んでいた。  で…

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記名記事。半カコミ記事の仕切りがごく…

 記名記事。半カコミ記事の仕切りがごく普通の罫線で少し地味な印象だが、他紙では読めない痛烈な新聞批判が面白い。昨日の本紙2面、サブ見出し「防衛相への不思議な質問」の記事である。  4日の防衛相記者会見での記者とのやりとり…

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デジタル通貨から考える貨幣の本質

 ここ10年ほどの間、ウェブのネットワーク上で電子的決済手段として流通しているデジタル通貨の発達には目覚ましいものがある。「Suica(スイカ)」や「PayPay(ペイペイ)」などの電子マネーはデジタル変換された支払い手…

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山の日 山への希望を育てる日に

 「山を遠ざかって 山を眺める季節/山を離れて 山を想う季節/追憶の地図をひろげて/回想の山路をたどる季節/山への希望を育てる季節」  これは山岳写真家で高山蝶(こうざんちょう)の研究でも知られた田淵行男(1905~89…

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中国の民主化願う中国系米国人を「危険」と解説した「報道1930」堤氏

◆米政権指南するユ氏  「自由諸国が共産主義の中国を変えなければ、中国がわれわれを変えるだろう」  米国のポンペオ国務長官が先月23日に行った演説の肝だ。民主主義と共産主義の共存はあり得ないという認識を打ち出すだけでなく…

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