Date archive for 8月, 2020
日本には優れた地場産業があり、全国に…
日本には優れた地場産業があり、全国に知られるものも少なくない。例えば、鹿児島の黒酢や焼酎は現代人の味覚に合わせ工夫され、愛飲されてきた。地元企業や鹿児島大学では、酵母の研究が進んでいる。 青森県八戸市では工業港である…
文科省の高校普通科再編案に苦言
NPO法人修学院院長 久保田 信之 上意下達という常套手段 特権意識なくならぬ文部官僚 文部科学省が、高校生の7割が在籍する高校普通科を再編し、文系・理系などの枠組みを超えた「学際融合学科(仮称)」と、地域社会の課題解…
ソ連対日参戦75年 再び国際政治を見誤るな
第2次大戦末期にソ連は、当時有効だった日ソ中立条約を破棄して宣戦を布告し、日本に侵攻した。戦力の多くを南方に振り向けていた日本軍は敗退を続け、多くの戦死者を出した。ソ連軍は民間人にも襲いかかり、筆舌に尽くし難い蛮行を繰…
2500超のチャンネル閉鎖 ユーチューブ
中国の影響工作が急増 米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」が、中国関連の「組織的影響工作」の急増を受けて、2020年の4~6月の間に2500以上のチャンネルを閉鎖していたことが明らかになった。 グーグルの「…
米国の共産主義・マルクス主義運動はバイデン氏を全面支持 Communist, Marxist movements in U.S. throw all their support to Biden
「米国革命共産党」の創設者・指導者のボブ・アバキアン氏にとって、今年の大統領選は簡単な選択だ。トランプ大統領の再選阻止が何より求められており、民主党のジョゼフ・バイデン候補を支持することにためらいはない。 大統領選の…
野党幹部の体たらくぶりを浮き彫りにしたポストの「落選運動」特集
◆38人の議員を名指し 「国民の間にかつてないほど政治へのフラストレーションが高まっている」。こう書き出すのが週刊ポスト(8月14・21日合併号)である。記事のタイトルは「『落選運動2020』を始めよう」だ。特に新型コ…
「マスクして人の怒りのおもしろき」(上野…
「マスクして人の怒りのおもしろき」(上野さち子)。角川書店編『今はじめる人のための俳句歳時記』にある冬の一句。俳句ではマスクは冬の季語である。最近はどこへ行ってもマスクだらけだから、マスクをしていない人の方が珍しい。 …
コーヒーショップ全盛時代ータイから
地球だより バンコクのコーヒーショップは日本とさほど変わらなくなった。とりわけここ数年の成長ぶりは、特筆すべきものがある。 サラリーマンだったタイ人のI氏は、独立してコーヒー豆の輸入業者になり、今ではドイツ車を乗り回…
レバノン爆発事故 「政府に金を渡すな」
市民が仏大統領に懇願 フランスのマクロン大統領が6日、大規模爆発で壊滅的被害を受けたレバノンの首都ベイルートを視察した。爆発後、外国からの首脳訪問は初めて。マクロン氏は被害現場で歓迎を受けるとともに、レバノン政府に対す…
お盆帰省 高齢者の感染防止策万全に
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、お盆の帰省をどうするか多くの人が迷っている。 政府と地方自治体の見解が異なり、国民一人一人に判断が委ねられる形となっている。帰省する際は高齢者への感染防止対策に万全を期したい。 …
長江流域大洪水は人災 湖干拓で水量調節できず
《 記 者 の 視 点 》 中国一の大河である長江(揚子江)や淮河(わいが)の洪水がひどいことになっている。被災者の数は、当局発表で5000万人以上となり異例の規模だ。長江や淮河流域には、中国の人口14億人の40%以上…
撃沈された第38号哨戒艇の艇長 高田 又男
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(5) 夢枕に立ち「部下を日本に帰せず悔しい」 漁民有志が軍艦模型を奉納、砲塔が回り軍艦マーチ流れる 台湾南部の高雄市は、世界有数のコンテナ港を有し、西は台湾海峡に面しており、南はバシ…
メディアへの不信、憂慮すべき水準に Poll: Americans’ distrust in media at alarming levels
米国民のメディア報道への不信感がかつてない水準に達し、民主主義にとって憂慮すべき水準であることが、最新の世論調査で明らかになった。 ナイト・ファウンデーションとギャラップ社が4日に公表した調査は「二極化したメディア環…
熊本県南部を襲った記録的豪雨では国直轄の…
熊本県南部を襲った記録的豪雨では国直轄の1級河川だけでなく、県管理の中小河川でも415カ所で被害が発生し、周辺が浸水した。地方分権により管理が移行された河川だ。 それ以前でも1級河川は国、2級河川は都道府県、それ以外…
音楽は命の恩人
みんなを応援し励ます歌を 盲目のシンガーソングライター 板橋かずゆき氏に聞く 盲目ながら、シンガー・ソングライターとして活躍する板橋かずゆきさん。「みんなの心に響く、誰かを応援する歌を作っていきたい」と話す。音楽の道に…
新型コロナ 比政府が首都圏で再ロックダウン
医療現場の直訴で方針転換 新型コロナウイルス対策に伴う経済制限の緩和に向けて、本格的に動き出したフィリピン政府が一夜にして方針を転換。再び厳しいロックダウン(都市封鎖)を決断し、国民に困惑が広がっている。医療従事者グル…
資産現金化 韓国は思い止まるべきだ
元徴用工訴訟の韓国大法院(最高裁)判決で、賠償を命じられた日本企業の韓国内資産に対する差し押さえの効力が発生し、資産の現金化が可能になった。現金化された場合、日本企業に実害が生じる事態となり、日韓関係に深刻な亀裂が生じ…
首都に非常事態宣言 レバノン 港湾管理者を自宅軟禁
米報道 爆発原料はロシア船から レバノン政府は5日、首都ベイルート港湾地区の倉庫で4日に発生した大規模な爆発を受け、首都の治安維持を軍が担う2週間の非常事態を宣言した。また、爆発のあった港湾地区の倉庫の安全などを管理す…
「オンリーワンを狙って珍しい子供の名前を…
「オンリーワンを狙って珍しい子供の名前を考えたのに、マネされて腹立たしい」と述べる親の話を新聞で読んだ。珍名への強いこだわりが伝わってくる。だがまた、オンリーワンは名前で決まるのかとの疑問も残る。珍名であることと、その…
身近な自然への気付きー米国から
新型コロナウイルス流行によって、外食や買い物の機会が減った一方で、以前より自然に触れるようになった。 幸い近場にも、新鮮な空気を吸いながら自然を満喫できる場所が多くある。特に、森の小道をハイキングすることはストレス解…
加速するブラジルの森林破壊
阻止に動く欧州金融機関 企業への投資見直しも 地球温暖化の抑制に重大な役割を果たしているアマゾン熱帯雨林を中心としたブラジルの森林。だが、近年は記録的な森林火災により、森林破壊が加速している。こうした中、欧州の金融機関…
家の奴隷
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 大きな心をもって出掛けた海外旅行の楽しみも一瞬で終わる。疲れ果てた旅程の終わる頃になれば、間違いなく「家を出れば苦労」という言葉が頭をよぎる。学生時代に先生が家庭調査をした時、「自…
多様多層的な中国経済スパイ
日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 あらゆる製造業を標的に 大学院生や研究者も工作員 次世代通信規格「5G」を含む次世代テクノロジーや、新型コロナウイルス感染症のワクチン研究関連の情報、知的財産の窃盗を…