Date archive for 2019
韓国大統領演説、対日関係改善は行動で示せ
韓国の文在寅大統領は光復節(日本統治からの解放日)の記念行事で演説し、これまでの反日一辺倒の主張を抑制して日本に対話と協力を呼び掛けた。強硬路線をひとまず緩めたことは評価できるが、関係悪化の発端となった旧朝鮮半島出身労…
議会と政権、香港騒乱で温度差 Trump tone on Hong Kong more muted than lawmakers’
共和・民主両党の議員らが、香港での親民主派の抗議デモに断固たる措置を取らないよう中国に警告する一方で、トランプ大統領は今回、意外にも慎重な対応を取っている。特別行政区の今後をめぐる緊張は14日も続いた。 激しい衝突が…
ゲーム障害、前頭前野の働き低下
元日大教授 森 昭雄氏に聞く 世界保健機関(WHO)は5月、日常生活に支障が出るほどゲームに没頭する「ゲーム障害」を、依存症として正式に認定した。2000年代初頭からゲームのやり過ぎは脳に悪影響を及ぼすと訴えてきた森昭…
警官の給与倍増で思わぬ苦情
地球だより フィリピンではドゥテルテ大統領の強い意向で、警察組織の腐敗対策のために警官の給与が一気に倍増された。大統領の鶴の一声で、約1万5000ペソ(約3万円)だった一般的な警官の月給は、約3万ペソ(6万円)へと跳ね…
中央アジア結束、カザフ主導 中国「陸の一帯」を牽制
このほど、「中央アジアからみた一帯一路」をテーマに中国研究所の田中哲二会長が東京都内で講演した。副題は「岐路に立つカザフスタン」で、カザフスタンが近年、中央アジアの結束強化に動いているのは、中国とロシアを牽制(けんせい…
平和への決意 後生に
令和初の戦没者追悼式で参列者 終戦から74年が経(た)ち、当時を知る世代が少なくなる中、15日の全国戦没者追悼式の参列者からは、戦争体験や平和への決意の継承を願う声が相次いだ。 献花者に花を手渡す献花補助者として参列…
終戦の日 平成の「お言葉」踏襲
「深い反省」盛り込む 天皇陛下は初めて出席した全国戦没者追悼式のお言葉で、「深い反省」の文言を盛り込むなど、平成の表現をほぼ踏襲された。先の大戦への「深い反省」は、上皇陛下が戦後70年を迎えた2015年に初めて使用。平…
全国戦没者追悼式 不戦の誓い、令和に継ぐ
終戦74年 陛下「深い反省」踏襲 終戦から74年を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。令和最初の追悼式には、天皇、皇后両陛下や安倍晋三首相、全国の遺族ら6497人が参列し、…
日韓関係悪化は中露の利益に
日韓打開 私はこう考える 残念な文在寅政権の対応 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(上) 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(下) 韓国は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を示唆している。 米軍はこの問題…
アフリカ会議、人材育成の貢献アピールを
第7回アフリカ開発会議(TICAD)が28日~30日、横浜市で開催される。アフリカ54カ国のほか、世界の国と地域から各国の首脳やNPO関係者などが集まる。 世界最後の巨大市場 TICADは1993年に初めて開催され、…
「おまえなんかこの世に必要のない人間だ」…
「おまえなんかこの世に必要のない人間だ」と会社の上司が部下に対して言えば、今どきはパワハラとされるだろう。が、初めから「自分はこの世に必要がない」と考えている人間もいる。「余計者(必要とされない人間)もこの世に断じて生…
米国の東アジア戦略に悪影響、日韓摩擦で専門家らが懸念
日韓関係が悪化の一途をたどる中、米有力シンクタンク、ヘリテージ財団で7日、「日韓貿易紛争」をテーマにシンポジウムが行われた。米専門家たちは、日韓摩擦が米国の対北朝鮮、対中国政策を阻害することに懸念を示したほか、韓国の文…
崖っぷちに追い込まれた韓国
韓国紙セゲイルボ 平和-自由+反日=「南北協調」なのか x-y+z=平和-自由+反日=? 国の運命と直結した3元方程式だ。出題者は文在寅大統領。国民が答を提示できず出題者が正解を公開した。「南北協調」だ。 答えが正し…
まさかの「SUSHI」にびっくり
地球だより 「SUSHI(すし)」は、日本から遠く離れたブラジルでも市民権を獲得している。サンパウロなどの大都市では、それこそ市中どこに行っても見掛けるほどだ。 クオリティーも、10年以上前であれば、「すしもどき」と…
米政権が提起した新冷戦の構造
平成国際大学教授 浅野 和生 宗教弾圧する国との戦い 信教の自由を掲げ外交を展開 7月18日、ペンス米副大統領は第2回の「信教の自由促進のための閣僚会議(Ministerial to Advance Religious…
“文の男”の病
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 曺国教授をめぐってソウル大が騒がしいようだ。ソウル大によると、在学生・卒業生・教職員だけが利用できるインターネットコミュニティー「スヌライフ」(SNULife)で7日午後、「201…
現実的方策を想像せず「核廃絶」のお題目を唱える朝日の空想的平和主義
◆現実顧みぬ禁止条約 「政治に責任を持つ者は現実の処理に全力を注ぐべきであって、理想などに煩わされてはいけない」と、立教大学元総長で参議院議員を勤めた故・松下正寿氏は忠告している(『聖徳太子 政治家として』ライフ出版)…
世界各地に散逸していたユダヤ人作家フランツ…
世界各地に散逸していたユダヤ人作家フランツ・カフカの遺稿が、イスラエル国立図書館の手で集められ、ようやく揃(そろ)ったと発表された(小紙8月12日付)。その間に法廷闘争があり、11年の歳月を要したという。 イスラエル…
残念な文在寅政権の対応 ケビン・メア氏
日韓打開 私はこう考える 日韓関係悪化は中露の利益に 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(下) 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏 (上) 悪化を続ける日韓関係を米国はどう見ているのか。元米国務省日本部長のケビン・メア…
終戦の日、令和へと繋がれた御聖断
きょうは74回目の「終戦の日」である。先の大戦で、戦陣に倒れ、戦禍の犠牲となった300万同胞の御霊の安らかならんことを祈りつつ、令和時代最初の終戦の日を迎えたことの意味を考えたい。 国民と国柄を守られた 大戦末期、日…
米海兵隊の地域交流活動が沖縄県宜野湾市で活発
アメラジアンスクールで隊員が定期的にボランティア活動 米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市。この住宅街にある公共施設を間借りして運営されている「アメラジアンスクール・イン・オキナワ」で夏休み直前に、米海兵隊員がボランテ…
中学の学力最下位の原因は?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 文部科学省はこのほど、全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月に実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。 県内の小学校は、算数の平均正答率が2014年か…
香港空港デモ、懸念される中国の強硬な措置
香港で逃亡犯条例改正に反対するデモが続いており、抗議運動が国際空港にまで波及して全便が欠航になっている。警察当局の取り締まりが暴力的になっており、デモ参加者に負傷者が出る中で、中国政府はデモを打ち負かすとの強硬な声明を…