Date archive for 2019

子供の学習教材にはお薦めできぬ朝日「いちからわかる!」ニュース解説

◆低迷の社民を俎上に  朝日朝刊に「いちからわかる!」と題した問答形式のニュース解説欄がある。「森の賢者・フクロウからの質問をわかりやすく解き明かす」というのが売りで、2月には同欄を切り抜いて貼るノートまで発売した。  …

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昨日、一昨日とあいにくの雨続きの上に、風も…

 昨日、一昨日とあいにくの雨続きの上に、風もまだ冷たい。明日は「冬ごもりの虫が這(は)い出る」という二十四節気の啓蟄(けいちつ)で春も仲春を迎えるが、虫たちも地上に首を出すのは躊躇(ためら)うかもしれない。  啓蟄の語は…

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人権問題「棚上げ」に批判も

米朝決裂 (3)  トランプ米大統領は、金正恩朝鮮労働党委員長との2度の米朝首脳会談を通し、トップ同士が個人的な親密な関係を築くことで、北朝鮮の非核化を導こうとした。その中で、トランプ氏がかつては声高に非難していた北朝鮮…

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米宇宙安保報告、中露の脅威に対処する体制を

 米国防総省傘下の情報機関、国防情報局は「宇宙での安全保障に対する課題」と題された報告書で、宇宙空間における中国とロシアの脅威について警鐘を鳴らした。 衛星攻撃兵器に言及  報告書は中国、ロシア、イラン、北朝鮮の宇宙にお…

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ロシアが小型核2000発を配備

「将来使用する準備」米司令官が指摘  米戦略軍のハイテン司令官は、ロシアの戦術核兵器に関する情報機関の評価報告書を初めて公表した。上院軍事委員会でハイテン氏は、ロシアが2000発もの小型核兵器を配備しており、将来の紛争で…

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米民主党期待の新星AOC

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 党動かす影響力と注目度 トランプ氏再選には追い風?  彗星(すいせい)のごとく現れた米下院議会最年少女性議員アレクサンドラ・オカシオコルテスがアメリカ政治に新たな…

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言い訳に満ちた法王の演説

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 司教らの責任問わず バチカンで虐待めぐり会議  「子供の保護に関するバチカンサミット」でのフランシスコ・ローマ法王の閉幕の演説は、恥ずべきものであり、言い訳と言い逃れに満ちていた。  法…

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米韓演習、規模縮小へ

北朝鮮との緊張緩和措置 米NBC報道  米NBCニュースは1日、米韓両軍が毎年春に実施する野外機動訓練「フォール・イーグル」と、指揮系統を確認する「キー・リゾルブ」の両演習の規模を縮小し、内容を絞り込んだ訓練に変更して実…

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「三・一」から100年、日本との間の溝を深めるな

 韓国では、日本の植民地支配に抵抗した「三・一独立運動」が起きてから100年の節目を迎えた。韓国政府が光化門広場で開いた記念式典には1万人以上が参加した。  式典で演説した文在寅大統領は、日韓関係について未来志向を強調す…

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保守派会議で社会主義の台頭に懸念 Speakers at CPAC fear rise of socialism

 保守派の活動家らは、2020年大統領選で民主党を過激な社会主義者と印象付けるトランプ大統領の計画を全面的に支持し、サンダース上院議員とオカシオコルテス下院議員の政策を阻止することを最優先課題に掲げている。  メリーラン…

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北も揺さぶる異端大統領

米朝決裂 (2)  トランプ米大統領は北朝鮮の非核化を諦めたのではないか――。ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談が近づくにつれ、こんな見方が広がった。トランプ氏が非核化を「急がない」と繰り返し、「(核・ミサイル)実…

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人口減少時代を迎えたわが国の地方活性化の処方箋を提示する東洋経済

◆自治体存続の危機に  わが国の人口減少が止まらない。「少子高齢社会」が叫ばれて久しいが、2018年3月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した報告書によれば、45年には全国で1億642万人、さらに65年には8800万人…

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「草の戸も住替る代ぞ雛の家」(芭蕉)…

 「草の戸も住替る代ぞ雛の家」(芭蕉)。きょうは桃の節句、雛(ひな)祭りの日である。  桃の節句について、稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「五月五日の男の子の菖蒲の節句に対して、三月三日の女の子の節句をいう。雛に桃の…

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ブラジル大統領とグアイド氏が会談

マドゥロ政権に外交圧力  政情不安が続く南米ベネズエラで暫定大統領を宣言しているグアイド国会議長は28日、訪問先のブラジルでボルソナロ大統領と会談した。ボルソナロ大統領は、強権政治を続ける反米左派マドゥロ政権に対し、ベネ…

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トランプ氏、米朝合意「適切な時期でなかった」

今後の非核化交渉に意欲  トランプ米大統領は28日に放送された米FOXニュースのインタビューで、決裂に終わった金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について、「合意を結ぶのに適切な時ではないと判断した」と指摘。今後も…

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急所突かれた北朝鮮

米朝決裂 (1)  予想外の決裂に終わった2回目の米朝首脳会談。今後、最大の懸案である北朝鮮の非核化や北東アジア情勢にどのような影響が出てくるのか。米朝両国と関係周辺国の立場から探った。 寧辺以外の核施設指摘 制裁緩和な…

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米中貿易協議、米は構造改革迫る姿勢を貫け

 トランプ米政権は、米中両国が設定した3月1日の貿易協議の期限を延長した。2日に予定していた対中制裁関税の引き上げも先送りする。 3月下旬にも首脳会談  米国は1日までに協議がまとまらない場合、2000億㌦(約22兆円)…

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米孔子学院に中国から10年間で1億5000万㌦

ビザ不正も横行  中国が米国の大学に設置した教育機関「孔子学院」に、この10年間で1億5000万㌦以上の資金が中国から提供されていたことが米上院国土安全保障・政府問題委員会常設調査小委員会の報告から明らかになった。  学…

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司令官、南部国境の緊急事態に反論 Four-star Air Force general disputes claims of border emergency

 米本土防衛に責任を持つ空軍大将が26日、議会議員を前に、南部国境での不法移民と違法薬物の流入は、国家緊急事態には当たらないと述べた。これは、ホワイトハウスの主張とは全く逆だ。  オショーネシー北方軍司令官は上院軍事委員…

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「親日残滓の清算も外交も未来志向で進む…

 「親日残滓の清算も外交も未来志向で進むべきだ」。韓国の文在寅大統領が「三・一独立運動」から100年を記念した式典で語った言葉である。予想より日本批判は抑えられた演説だった。  未来志向で進むべきだというのは大賛成だ。し…

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両陛下、結核予防全国大会に

 天皇、皇后両陛下は28日午前、東京都文京区のホテル椿山荘東京を訪れ、公益財団法人結核予防会の創立80周年を記念した「第70回結核予防全国大会」の式典に出席された。  両陛下は10年の節目ごとに同大会に出席。式典では、同…

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新羅仏教と日本の深いゆかり

浄土宗の源流は新羅の元暁 元暁宗和気山統国寺住職 崔 無碍師に聞く  新羅の僧、元暁(がんぎょう)と義湘(ぎしょう)を高く評価したのが鎌倉時代、高山寺の明恵で、国宝「華厳宗祖師絵伝」を監修し詞(ことば)を書いたとされる。…

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渋滞を逆手にビジネス

地球だより  渋滞都市としては世界有数のバンコク。通勤にもかかわらず往復でほぼ半日、車の中にいる人もいるほどだ。  それでも、バスや電車を乗り継いで座ることもままならない通勤よりましという人は多く、車での通勤がステータス…

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