Date archive for 2019

はやぶさ2、夢が膨らむ小惑星着陸成功

 探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」への着陸に成功した。また着陸時に試料採取のための弾丸が発射されたことも確認された。初代はやぶさで果たせなかった試みを、ことごとく成功させている宇宙航空研究開発機構(JAXA)は…

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きょう米朝再会談、非核化の具体的進展が焦点

リスクはらむ終戦宣言  トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は26日、ベトナムの首都ハノイに到着し、27、28両日開かれる2回目の米朝首脳会談に臨む。会談は、北朝鮮が非核化に向けてどこまで具体的な措置を約束し…

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辺野古埋め立て「反対」は有権者の37%

辺野古埋め立て「反対」は有権者の37%

勝者なき沖縄県民投票、足並み乱れた自民県連  米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に伴う埋立ての賛否を問う沖縄県民投票が24日に行われ、3択のうち埋め立てに「反対」が有効投票数の72・15%の43万4273…

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琉歌・御製から伝わる思い

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  24日開催された「天皇陛下御在位30年記念式典」では、沖縄出身の歌手・三浦大知さんが、天皇皇后両陛下の作詞作曲された琉歌(りゅうか)「歌声の響」を歌唱した。  「だんじょかれよしの…

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国境の「壁」議論、たわ言の境界に Bordering on the absurd

 トランプ大統領が南部国境にあくまでも壁を求めることに対して反対する人たちとの舌戦では、米国の基本的安全保障に関するばかげた議論が、せきを切ってあふれ出た。愚かさは時には滑稽であり得るが、常識への攻撃がばかばかしさのレベ…

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「きょうは怖い話をありがとうございました」…

 「きょうは怖い話をありがとうございました」。小紙愛読者でつくる世日クラブで特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏が講演し、急増する北朝鮮からの漂着船がはらむ問題への危機意識の不足に警鐘を鳴らした。それに対する質問者の率直…

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スーパーの客減少の意味

地球だより  昨年のフランスのスーパーの来客数は7%減り、収益も近年最大の落ち込みを見せていることが最近、明らかになった。  大都市郊外のモールにある巨大スーパーは、ここ30年間、週末に安価な物を大量買いする消費者で溢れ…

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英保守党人権委「孔子学院は学問の自由の脅威」

 英与党・保守党の「人権委員会」は今月18日、同国内にある中国の「孔子学院」について、「中国共産党政権のプロパガンダ機関(中国共産党統一戦線部の出先機関)であり、学問の自由と表現の自由の脅威となっている」と指摘、「孔子学…

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北海道師範塾「教師の道」が冬季講座

北海道師範塾「教師の道」が冬季講座

道徳の目的は「子供を元気にすること」  いじめの深刻化や家庭内の児童虐待など子供を取り巻く社会・教育問題がクローズアップされている。その一方で、小中学校では2015年度から道徳が「特別の教科」(道徳科)と位置付けられるよ…

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キューバで改憲の国民投票

私有財産容認など是非問う  共産党一党独裁が続くカリブ海のキューバで24日、私有財産制の容認を含む憲法改正の是非を問う国民投票が実施された。結果は25日中には判明する予定で、賛成多数であれば4月には改正憲法が公布される見…

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米大統領、北朝鮮非核化に期待感

経済発展の潜在性強調  トランプ米大統領は24日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長について、「核兵器をなくせば自国が世界の経済大国に早期に加わると、恐らく誰よりも認識しているだろう」とツイッターに書き込んだ。27、28両日…

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「竹島の日」と日韓主張の対立

拓殖大学大学院特任教授 濱口 和久 「先占」の原則に則り編入 講和条約発効で日本領と確定  今年も2月22日に「竹島の日」式典が島根県松江市で開催された。日本政府からは安藤裕内閣府政務官が出席。政務官の出席は7年連続とな…

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即位30年で宮中茶会

皇居 三権の長ら出席  天皇陛下の即位30年を記念した天皇、皇后両陛下主催の茶会が25日、皇居・宮殿「豊明殿」で開かれた。24日行われた政府主催の天皇陛下在位30年記念式典への返礼として行われ、安倍晋三首相ら三権の長や国…

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米朝首脳、あすから2回目の会談

「スモールディール」で合意か トランプ政権 小出し戦術にはまる危険  ベトナム・ハノイで27、28両日開催されるトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談は、非核化に向けて具体的に前進でき…

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小中スマホ解禁、依存が高まらないか懸念

 柴山昌彦文部科学相は、小中学校でスマートフォンを含む携帯電話の持ち込みを原則禁止するなどした指針の見直しを検討する考えを示した。 地震を受け保護者が要望  文科省は2009年1月の通知で、携帯電話は学校の教育活動に必要…

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TGGを利用した実践事例の発表会

児童の英語意欲高まり、成長  都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)が提供する、新しいタイプの体験型英語学習施設が東京・青海に昨年9月にオープンした。今年度だけで約5万人が利用、もしくは…

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親権を巡る子の連れ去り

 今月19日、離婚した夫婦間の子供を親権者に引き渡す際のルールを明記した、民事執行法の改正案が閣議決定された。  夫婦が離婚した場合、欧米では共同親権が一般的だが、日本は片方の親が親権を有する単独親権を取っている。基本的…

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東京・望月記者の質問への官邸申し入れを言論弾圧のごとく報じる朝毎東

◆取材でなく決め打ち  なぜ今頃になって騒ぐのだろうか。昨年末、首相官邸の報道室長が「内閣記者会」宛てに東京新聞記者の質問を「事実誤認がある」と指摘し、「正確な事実を踏まえた質問」を行うよう申し入れた。その後、あまり取り…

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半月ほど前、食卓に出た鰹節(かつおぶし)…

 半月ほど前、食卓に出た鰹節(かつおぶし)の佃煮(つくだに)のようなものを口にした。味噌(みそ)味だったので何なのか聞くと、蕗(ふき)の薹(とう)を刻んで合わせ味噌にしたという。言われてみて、わずかにほろ苦い味が分かるほ…

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非常事態宣言立憲政治に打撃

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 議会の権限を軽視 壁予算で判断ミス  国境の壁を造ることが目的なら、トランプ大統領はあらゆる場面で判断ミスをしてきたことになる。2018年初めにトランプ氏は、不法移民の子供を強制退去とし…

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どこへゆく 危機状態の英国

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 再度の国民投票実施も EUと共に“次善の策”模索を  「英国よ、どこへゆく(Quo Vadis,Britain?)」、この言葉が現実味を帯びてきた。来たる3月29日の欧州連合(E…

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ベネズエラのマドゥロ政権、コロンビアと断交

物資搬入めぐり各地で衝突  政情不安が続いている南米ベネズエラの反米左派ニコラス・マドゥロ大統領は23日、野党陣営への支援を続けるコロンビアを「我慢の限界だ」と非難、国交断絶を発表した。ベネズエラ政府は、コロンビアの駐在…

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二階の深謀遠慮、安倍政局の主導権狙いも

 140人を超える巨大な派閥を率いて日本を支配した田中角栄(元宰相)ほどの巨魁(きょかい)であっても、末路は哀れだった。没後25年を経て高度経済成長の再来を夢見る待望論が湧いているが、田中角栄の息のかかった国会議員は二階…

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