Date archive for 2019
ゴーン被告保釈、事件の全容解明につなげよ
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が保釈された。 ゴーン被告は一貫して無罪を主張しており、初公判前に争点などを絞り込む公判前整理手続きが始まっていない段階での保釈は異例だ。 居住制限などの条件付き ゴーン被告は…
秘密核施設「分江」明らかに
北ミサイル発射場復旧 トランプ氏「失望」 トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスでの会見で、北朝鮮のミサイル発射場で復旧の動きがあると伝えられたことについて「失望した」と表明、一方で「まだ初期段階の報告」と、さらに情勢…
かつては指をなめた手で本や書類のページを…
かつては指をなめた手で本や書類のページをめくる光景をよく見掛けた。だが、そんな機会は最近少なくなった。 映画「砂の器」(1974年公開)の一場面。大阪市内の区役所を訪ねた丹波哲郎扮(ふん)する刑事が、ある男の戸籍を見…
横行する“偽の安保”に憤慨せよ
韓国紙セゲイルボ 在韓米軍追い出し狙う北朝鮮 ハノイで朝米首脳が北核をめぐり綱引きをしたが三つの盲点がある。まず、米国は北朝鮮が核を何個持っているか把握していない。2番目に、核弾頭を北が隠せば探す方法がない。最後に交渉…
英、ヒズボラをテロ組織に指定
英政府が、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの軍事部門だけでなく政治部門も違法として全ての活動を禁止した。また、中東をさらに不安定化させたとして、ヒズボラをテロ組織に指定した。これらの決定を受け、イスラエルのネタ…
伝統的な家庭の味
地球だより イスラエルの代表的なファストフードといえばファラフェルだ。物価の高いイスラエルだが、リーズナブルな値段で食べられるのはありがたい。 お店で注文すると、すりつぶしたヒヨコ豆にさまざまなスパイスを混ぜ、油で揚…
低下するロシア軍の人的能力
ロシア研究家 乾 一宇 徴兵人口・達成率が減少 費用かかる志願兵増加も困難 国際社会で、最近のロシアは、力による行動で、意図を達成しようとしていると見られている。その有力な手段であるロシア軍、その構成要素の人的能力を検…
「はやぶさ2」の快挙に喝采を送る中、予算面の不安を指摘した朝日
◆高度な技術力を示す 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が、「りゅうぐう」への着陸に成功し、また、着陸時に試料採取のための弾丸が発射されたことも確認された。地球から約3・4億㌔の距離にある、直…
俳人の故石原八束が主宰する俳句雑誌「秋」…
俳人の故石原八束が主宰する俳句雑誌「秋」を始めた時、恩師の詩人である三好達治を自宅に招いて文章の勉強会が行われるようになった。昭和35年のことだが、三好の発案によるもので「俳人も文章が書けなくては」との配慮。 小紙・…
貯水池を守る農心
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 (全羅北道)金堤市の碧骨堤は歴史の記録に残る最も古い貯水池だ。もともとの名前は池の字を使う碧骨池だった。『三国史記』の新羅・訖解尼師今21年、西暦330年の記録は「初めて碧骨池を開…
米韓演習廃止、情勢不安定化を招かないか
米韓両政府は、毎年2~4月に実施していた大規模な合同軍事演習を打ち切ると発表した。決裂した2回目の米朝首脳会談後も北朝鮮との非核化協議を続けるための緊張緩和策の一環だが、東アジア情勢の不安定化を招かないか懸念される。 …
中越戦争以来、覇権主義的巨人中国が育った
40年前の今、1979年2月17日~3月16日、中国軍がベトナム最北部に侵攻し中越戦争が戦われた。もしその戦争で中国が勝っていたら、中国軍は今これほど強大になっていなかったかもしれない。 ベトナムは78年11月にソ連…
グアイド氏が帰国 ベネズエラ
マドゥロ政権が拘束の恐れ 反米左派マドゥロ大統領による強権政治が続くベネズエラで4日、野党指導者のグアイド国会議長が空路で南米諸国訪問から帰国した。グアイド氏は、1月23日に暫定大統領への就任を宣言した後、政権寄りの最…
米非常事態の「無効」決議、上院でも可決へ
共和から4人が造反の意向 メキシコとの壁建設をめぐりトランプ米大統領が宣言した非常事態を無効にする決議案が、下院に続き、上院で可決する見通しとなった。上院では、共和党が多数派を握っているが、可決に必要な4人の共和党議員…
日米で核・拉致包括解決推進
米朝決裂 (4) 安堵(あんど)と戸惑い。2回目の米朝首脳会談が事実上の決裂で終わったことに対し、日本政府が最初に示した反応だ。 トランプ米大統領が金正恩朝鮮労働党委員長の中途半端な非核化案で妥協しなかったことへの安…
中国「国防費」増大、背景に「海洋支配」の時代認識
中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)で、2019年の公称「国防費」が前年比7・5%増の1兆1900億元弱(約19兆8000億円)に決まった。伸び率は前年の8・1%増に比べると若干低下しているものの、経済成長が鈍…
ハノイ・サミットの失望 Disappointment in Hanoi
ハノイ・サミットは、8カ月前の彼らのシンガポールでの会談の善意の上に(ほかには、あまり大したものはなく)築かれて、本物の進展は、北朝鮮の核兵器廃絶計画と、その代わりに、制裁緩和を許す方向へ行くと思われていた。結局、ハノ…
わが国近年の歴代ノーベル賞受賞者が、口を…
わが国近年の歴代ノーベル賞受賞者が、口を揃(そろ)えて「基礎研究」充実の必要性を訴えている。来年度政府予算で科学技術予算の増額をぜひ実現させたい。 政府の支援の方向は二つあって、一つは日本の大学全体の研究力アップに資…
北朝鮮、海外でも「ウリ式心得」
地球だより 先の米朝首脳会談の開催地となったベトナムでは麺類が食卓によく並ぶ。首都ハノイを歩けば道端の簡易テーブルを囲んで腰を下ろし麺をすする住民の姿を至る所で見掛ける。記者も会談取材の合間に当地ご自慢の米粉麺「フォー…
韓国・文政権、米朝仲介に限界
決裂に終わったベトナム・ハノイでの第2回米朝首脳会談は、一貫して米朝対話を支持してきた韓国の文在寅政権に少なからぬ衝撃を与えている。文政権は米朝の仲介役を買って出てきたが、今回その限界を露呈。軌道修正を余儀なくされそう…
悪態を続ける韓国を思う
元統幕議長 杉山 蕃 計算された意図的行動 日本は国際常識で冷静対応を 韓国の一連の反日行動はおよそ常軌を逸したものがあり、多くの読者は腹立たしい思いをしておられると拝察する。政府間で正式に合意した「慰安婦問題」の約定…
“見せかけの非核化”は通じない
今回の米朝首脳会談は決裂したが、米朝対話が途切れたわけではない。 北朝鮮の核問題をめぐる交渉は1990年代はじめから今日まで「緊張→対話(再開)→対話決裂→緊張」の悪循環を続けているが、今回はまだ「対話決裂」の過程に…
スマホの学内持ち込み
今月、子供が中学校を卒業するが、新しい学校に入学する4月にはスマートフォンを持たせることにしている。卒業祝いや入学祝いというわけではない。親の事情で必要に迫られての決断である。新しい学校にも確認して了解をもらった。 …