Date archive for 2018
「人口政策」の重要性明言を
人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (1) 元厚生省児童家庭局企画課長 大泉博子さん(上) 2016年に生まれた子供の数(出生数)は97万6千人余で、1899年に国が統計を取り始めて以来、初めて100万人を…
COP24 協定精神尊重しルール守れ
ポーランドで開かれた国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)では、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の運用について協議し、先進国と途上国が共通のルールを用いて温室効果ガスの排出削減に取り組むことで合意…
与党税制改正大綱に「増税対策優先」と批判の毎日、意義強調する読売
◆「官邸に追随」と毎日 自民、公明両党は2019年度の与党税改正大綱を決定した。19年度は10月に消費税率の10%への引き上げが予定されているため、増税に伴う景気悪化への対策などが大きな柱になっている。 各紙が論評を…
作家の遠藤周作さんが『沈黙』を書いた時代…
作家の遠藤周作さんが『沈黙』を書いた時代と違って、今では驚くほどにキリシタン時代についての研究が進展している。それを知ったのは、美術史家の若桑みどりさんが書いた『クアトロ・ラガッツィ』(上・下)による。 今年の秋、静…
辺野古移設、後戻りできぬ段階を迎える
日米合意後初、辺野古沿岸部に土砂投入 沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古で、政府による埋め立て海域への土砂投入が始まった。日米両政府が1996年に同飛行場の返還で合意して以降、辺野古の海域に土砂が投入さ…
イスラエル、中国企業に港の運営委託
米政府が見直し求める イスラエルの地中海岸ハイファ港の運営を中国政府系企業に委託する合意について米政府が懸念を抱き、見直しを求めていることが明らかになった。米海軍は、東地中海でイスラエルと定期的に合同演習を行い、ハイフ…
新防衛大綱 「専守」では戦争を抑止できぬ
政府が今後10年の国防の基本指針となる新たな「防衛計画の大綱」と2019~23年度の装備品調達などを示す「中期防衛力整備計画」を決定した。宇宙・サイバーでの戦いに積極的に対応する方針を打ち出したことなど評価すべき点もあ…
米軍機事故の犠牲者を悼む
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が高知県沖で接触、墜落した。この事故で、在日海兵隊は、米第7艦隊と海上自衛隊、海上保安庁と協力し、行方…
小雨がスペインに降った A little rain in Spain
ヨーロッパは、先祖返りしたように、混乱しているように見える。たった1世紀に2度の破滅的世界戦争を引き起こしたヨーロッパ大陸は、政治的、文化的、そして経済的体制に反逆しているようにも見える。支配層のエリートらは全くどこで…
「覇権主義に反対する」「わが国は国際秩序の…
「覇権主義に反対する」「わが国は国際秩序の擁護者だ」。中国が改革開放政策を開始して40年の記念式典での習近平国家主席の演説である。よく言うよ、と思う。 途上国のインフラ整備に資金を貸し、借金漬けにして、その利権を取り…
西岡力氏が警告「左派革命が起っている韓国が北と統一する朝鮮半島の危機に備えよ」【PTV RADIO:040】
文在寅政権は「革命政権」北と左派が主導して朝鮮半島が統一される危険性が高まっている。白村江の戦で示した日本の危機感を再び呼び覚ませ。 (対談の音声を公開!)
今年の半島四字熟語
地球だより 日本漢字能力検定協会が公募・発表する「今年の漢字」に自然災害が多発したことを受けて「災」が選ばれたが、韓国でも2001年から教授団体が発行する新聞から「今年の四字成語(熟語)」が発表されてきた。韓国はもとも…
不安材料に満ちた明年経済
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 米中貿易戦争の影響大 本年は何とか回復基調維持 年末に当たり、本年の日本経済を振り返り、明年を展望してみよう。 2018年中の日本経済は、年初から年末まで自然災害に攪乱…
天皇陛下、閣僚らと昼食会
天皇陛下は17日、安倍晋三首相や閣僚、副大臣らを皇居・宮殿に招き、昼食を共にされた。年末の恒例行事で、皇太子殿下も同席された。 安倍首相が招待へのお礼を述べると、陛下は「皆さんが国民のために日夜国務に精励されてきたこ…
「へき地・小規模校教育推進フォーラム」開催
北海道教育大釧路校で地方での新たな人材育成などを議論 全国的な人口減少に伴い、地方の教育現場では急激な小規模校化や人材不足が進んでいる。今や地域の小中学校は統廃合だけで問題が解決できるような状況ではなく、地方の過疎化対…
韓国“スパイ天国化”の恐れ
韓国と北朝鮮による南北首脳会談が今年相次ぎ開催されたことなどを受け、韓国では融和ムードに便乗するように金正恩朝鮮労働党委員長を露骨に称賛する動きが目立ち始めた。文在寅政権はスパイ行為を取り締まる各機関の規模を縮小させて…
米のアフリカ戦略、関係強化で存在感高めよ
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が、トランプ政権のアフリカ新戦略を発表した。透明性が高く、包括的かつ持続可能な投資・貿易を推進すると強調する一方、影響力を拡大している中国とロシアの経済支援は「略奪的」と痛烈に…
デジタルが変える学校教育の未来
国際大学GLOCOM 豊福晋平准教授 一斉授業にこだわる教育現場 教員を目指す学生・大学院生をはじめ、教育問題に関心のある人のための人材育成講座「こんぺいとうゼミ」(主催=NPO法人BOON・内山葉月理事長)がこのほど…
平成の子育てママたち
師走を迎え、忘年会では平成30年の思い出話に花が咲く。昭和最後の年に結婚した筆者にとって、平成は家族の始まりである。 出産・育児の真っ只中(ただなか)、1991年にバブル崩壊。ママさんの再就職は容易ではなく、保育所入…
「反基地無罪」叫び沖縄で違法行為繰り返す過激派を支援する左派紙
◆左翼のノスタルジー 今年、1968年の回顧モノが話題になった。この年、フランスではパリのカルチェラタンを舞台にした5月危機、わが国では全共闘やベトナム反戦運動などが高揚し、ヒッピーなどの反体制文化がもてはやされた。そ…
「大丈夫ですか? 救急車を呼びましょうか?」…
「大丈夫ですか? 救急車を呼びましょうか?」。通り掛かった人から声を掛けられた。冷え込みが少し厳しく感じられた深夜の私鉄駅のエスカレーターで改札階まで上がったところで突然、一歩も動けなくなった。激痛が腰部を襲ったためで…
米、カショギ氏殺害でジレンマ
アメリカ保守論壇 M・ティーセン サウジでの国益重視 皇太子非難でバランス トランプ大統領とジョージ・H・W・ブッシュ元大統領がこのところ、よく対比される。トランプ氏は、自らの意識の中にいるジョージ・H・W・ブッシュ元…
老後に対応する社会システム
弁護士 秋山 昭八 「2周目の人生」を豊かに 健康・資産・貢献の寿命延ばせ 人生100年時代を迎えた日本で誰もが老後をより豊かに生き生きと過ごすためには、既存の経済・社会システムを抜本的に変革していく必要がある。 健…