Date archive for 2018

固有の魅力失いつつある韓国の観光地

韓国紙セゲイルボ  韓国の旅行収支はここ数年、赤字を抜け出せない。韓国銀行によると、10月の韓国の旅行収支はマイナス9億5000万㌦を記録した。赤字は小幅減だったが黒字が急増する近隣国と比較するとみすぼらしい数値だ。  …

続き

秋篠宮殿下に名誉博士号

タイ大学で授与式  【マハーサーラカーム(タイ東北部)時事】タイを訪問中の秋篠宮殿下は13日、東北部のマハーサーラカーム大学で生物学の名誉博士号を授与された。メコンオオナマズなどの淡水魚類や家禽(かきん)類に関する調査研…

続き

明治維新150周年 利己的資本主義克服する契機に

岩国市議会議員 前野弘明氏に聞く  2018年は、明治元年(1868年)から満150年の年に当たる。各メディアはそれぞれ特集を組んだり、地方自治体ではゆかりの人物像を軸に式典やイベントをこなした。維新発祥の一つの地である…

続き

南海トラフ地震、事前避難を定着させたい

 南海トラフ地震の防災対応を検討する政府・中央防災会議の作業部会が、報告書案についておおむね合意した。  駿河湾から日向灘の南海トラフ沿いでの地震など「前兆」と思われる現象があった場合、巨大地震発生後では避難が間に合わな…

続き

維新後間もない明治6~7年ごろ、内務省を…

 維新後間もない明治6~7年ごろ、内務省を訪ねた人は、内務卿の大久保利通がいるかいないかすぐに分かったと言われる。大久保がいる時は省内は静まり返っているが、不在の時はどこかなごやかな雰囲気が漂っていたからだ。  トップが…

続き

光の祭りハヌカ

地球だより  イスラエルでは12月2日夜から8日間にわたりユダヤ教のハヌカ(清めの祭り)が祝われた。「光の祭り」とも言われ、ユダヤ教の祭りの中では一番華やかで楽しい祭りだ。街々には大きなハヌキヤという八枝の燭台が設置され…

続き

頼もしい無極隊

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  仁川の永宗島(ヨンジョンド)。漢字では、永遠を表す「永」と床を表す「宗」を使う。床は事物の始まりと基準を意味する。仁川沖の荒涼たる島だ。仁川国際空港が造られた後になって、やっとそこ…

続き

恒例となった北朝鮮漁船漂着

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 “絶対命令”の漁獲量増 増加の一途たどる違法操業  北朝鮮の晩秋から初冬にかけての風物詩は、全国各地にある協同農場での「生産分配」の行事であった。秋祭りよろしく各協同農場では1年の収穫を…

続き

真の改革精神失ったろうそくデモ

韓国紙セゲイルボ 自己の利益優先、不法も辞さず  敢(あ)えてろうそくデモを語る。ろうそくデモを尊く思う理由は、自分の身を燃やして世の中を照らす犠牲と献身の精神が込められているからだ。(朴槿恵前大統領に対する)弾劾政局で…

続き

仏北東部のXマス市乱射で3人死亡

テロ警戒レベル引き上げ  フランスのカスタネール内相は11日夜、同国北東部ストラスブールのクリスマスマーケット乱射事件を受け、12日未明にテロの警戒レベルを「差し迫った攻撃の可能性」に引き上げたと発表した。同時に全国のク…

続き

混迷するレバノン政局 組閣を妨害するヒズボラ

 主要な18の宗教・宗派が混在する「モザイク国家」レバノンで、5月6日に実施された総選挙の議席が確定し、イスラム教スンニ派のハリリ首相の続投が決まっているにもかかわらず、7カ月以上たってもなお、新内閣が発足できない状態が…

続き

仏デモ深刻化、国難を招くポピュリズム政治

 無党派ブームで選出されたマクロン仏大統領が、激しさを増す抗議デモを受けて、最低賃金の引き上げ、労働者への優遇措置などを打ち出して鎮静化を図った。大統領選時と同様に現状に不満を持つポピュリズムの影響で、自動車燃料税増税へ…

続き

米政権の中国製通信機器締め出し包囲網に各紙、中国同情論は皆無

◆日本政府も米に同調  政府は10日に、情報漏洩(ろうえい)やサイバー攻撃など国の安全保障や防衛上の懸念が指摘されることから、各府省庁や自衛隊などの使用する情報通信機器の調達先について中国企業を締め出す方針を打ち出した。…

続き

東京・四谷にある母校の上智大を久しぶりに…

 東京・四谷にある母校の上智大を久しぶりに訪れた。卒業生たちの小さな会に出席するためだった。正門に至る土手のサクラは異様なほどの巨木に成長して、卒業以来の歳月の長さを感じさせられた。  四十数年ぶりだ。早く着いたので、食…

続き

ブッシュ父大統領の米国、勝ち誇らない外交の力

 先日94歳で死去したブッシュ父41代米大統領。その在任時に駐米記者だった私なりの思いをつづりたい。あの時代、米国は東西冷戦終結と湾岸戦争勝利で自信と誇りを取り戻したが、ブッシュ氏は誇っても勝ち誇らない外交大統領だった。…

続き

核固執は金体制崩壊の火種

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が今年6月12日、米朝首脳会談に応じた狙いは米国から体制を保証してもらうことだった。  年初、金委員長は「米国の全域がわれわれの核攻撃の射程圏内にあり、核のボタンは私の事務室の机に常に置か…

続き

仏大統領 デモ沈静化へ国民に謝罪

最低賃金増額など公約  フランスのマクロン大統領は10日夜、4週目を迎えた黄色いベスト抗議運動がエスカレートしていることに対して、初めて公式演説を行った。フィリップ首相が示した2019年の燃料税引き上げなど増税策の取り下…

続き

辺野古埋め立て問う県民投票に宜野湾市議会も反対

辺野古埋め立て問う県民投票に宜野湾市議会も反対

 米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票条例をめぐり、同飛行場を抱える宜野湾市議会(上地安之議長)は、同条例に反対する意見書を賛成多数で可決した。反対は石垣市議会、うるま市議会と合わせて3…

続き

卓球参戦でプロスポーツ王国に

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄では、新たなスポーツ観戦の楽しみが増えた。  今年、卓球のプロリーグが開設された。わずか4チームの中の一つが、沖縄の琉球アスティーダだ。リオ五輪男子団体銀メダリストの丹羽孝希選…

続き

エジプト・シナイ半島最南端のシャルムエル…

 エジプト・シナイ半島最南端のシャルムエルシェイクで国連生物多様性条約第14回締約国会議(COP14)が開催され、同国の環境相らがアフリカの苦境を訴えた。  アフリカ諸国はおしなべて平均年齢が若く、爆発的に増加する人口を…

続き

トランプ政権 「力による平和」で中国に対峙

WT紙コラムニスト ビル・ガーツ氏講演  米ワシントン・タイムズ(WT)紙のコラムニストであるビル・ガーツ氏は11日夜、東京・西新宿の京王プラザホテルで開かれた国際指導者会議(ILC)有識者特別懇談会(主催・UPF―JA…

続き

「慰安婦」「元徴用工」韓国・文政権ジレンマ

 日韓関係が急速に冷え込んでいる。元徴用工だったと主張する朝鮮半島出身者が起こした賠償請求訴訟で韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償命令を言い渡す判決を下し、韓国政府がいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓合意…

続き

ゴーン容疑者、記載義務の有無が最大の争点

 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者が巨額の役員報酬を隠したとされる事件で、東京地検特捜部は2010~14年度の報酬約48億円を有価証券報告書に記載しなかったとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪…

続き