Date archive for 1月, 2017

米中関係、本格的な対決の時代に

評論家 石 平氏(上) トランプ氏は20日に米大統領に就任する。トランプ政権下の米中関係はどうなるのか。  本格的な対決の時代に入るのではないか。当選以後、トランプ氏の一連の行動や言動を見ると、本気で戦おうとしている相手…

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米上院公聴会 「ロシアは主要な脅威」

トランプ氏と閣僚候補、対露外交で食い違い  トランプ次期米大統領が国防長官に指名したジェームズ・マティス元中央軍司令官は12日、上院軍事委員会の公聴会で「ロシアは米国の主要な脅威だ」と強調し、警戒感を鮮明にした。次期米中…

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トランプ氏、一方通行でない情報発信を

 トランプ次期米大統領はニューヨークのトランプ・タワーで記者会見に臨んだ。  トランプ氏は共和党の大統領候補に選ばれた翌週の昨年7月27日以降、記者会見を一度も開いていない。メディアへの不信感が理由の一つだとされ、新聞、…

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悲惨な未来予測-情報機関報告 Intelligence report predicts dire future

 ゲーツ元中央情報局(CIA)長官はかつて、情報アナリストが花の匂いを嗅ぐときは、霊柩車を探しているときだと言った。国家情報会議(NIC)が最近作成した長期情報予測はまさにこれだ。  調査・情報分析機関NICは今週、今後…

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トランプ次期米大統領が大統領選後、初めて…

 トランプ次期米大統領が大統領選後、初めて記者会見を行った。選挙中はともかく当選後、その過激発言も少しは穏やかになるかと期待されたが、会見の様子を見る限り、簡単には変わりそうにない。  外交的応酬の場では時には荒っぽい表…

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新型信号が次々出現

地球だより  エジプトの交通事情が変化しつつある。信号なしの交差点に、信号がお目見えし、あっと言う間に至る所に設置されだしたのだ。  今まで信号なしで済ませられた最大の要因はロータリー交差点。  車が少ないうちは、スムー…

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次期米国務長官、尖閣防衛義務を確認

 トランプ次期米大統領が国務長官に指名したレックス・ティラーソン前エクソンモービル会長(64)は11日、上院外交委員会の指名承認公聴会で、中国が沖縄県・尖閣諸島に侵攻した場合、日米安全保障条約に基づき防衛義務を果たす考え…

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国定教科書に「進歩派」教育長と歴史学会反発

韓国紙セゲイルボ  朴槿恵(パククネ)政府が重点的に推進してきた歴史教科書の国定化論議が熱い。政府は先月27日、国定教科書適用方針について「現場適用猶予1年、2018年に国定・検定混用案」を発表し、猶予期間中に国定教科書…

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サイバー選挙妨害、米大統領選を教訓に対策急げ

 米国家情報長官室が米大統領選をめぐるサイバー攻撃にはロシアのプーチン大統領が指示したものがあると結論付けた報告書を6日に発表し、米メディアはトランプ次期大統領に対しても疑惑の目を向けていることが、同氏の11日の記者会見…

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知名度・支持率だけの潘基文氏

政治的実力には低い評価  今年行われる韓国大統領選で、候補者と目される人物について、韓国メディアが取り上げている。朝鮮日報社が出す総合月刊誌「月刊朝鮮」(1月号)で、日本にも小説『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』が紹介されている…

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与党候補見当たらぬ韓国大統領選 “保守政党消滅”の可能性

左派政権誕生で揺らぐ安保  韓国では朴槿恵(パククネ)大統領の弾劾で今年12月に予定されていた大統領選挙が早ければ春に、遅くとも夏に行われる可能性が高まってきた。弾劾の是非を審議している憲法裁の裁定次第では、その日程もど…

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思想変わらぬ共産党 ソフトイメージ“買う”赤旗

年始にトランプ氏批判  日本共産党は、平和や民主主義、差別反対を前面に出し、ソフトなイメージをふりまいているが、共産主義思想はそのままである。たとえば、15日から18日まで開催される第27回党大会の決議案では、安倍政権の…

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作家舟橋聖一は昭和51年のきょう亡くなった…

 作家舟橋(ふなはし)聖一は昭和51年のきょう亡くなった。享年71。文壇の大御所として、同い年の丹羽文雄(平成17年没、享年100)と終生のライバル関係にあった。  雑誌の同じ号に両者の作品が並ぶことも多かった。目次のト…

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米のシリア政策失敗顕わに

 丸6年を迎えようとするシリア内戦は、「ロシア主導、トルコとイランの協力」により収束に向かう可能性が出てきた。そこには反体制派を支援し、内戦に大きく関わったはずの米国の姿はない。オバマ大統領のシリア政策が完膚なきまでにた…

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「民主主義の維持に結束を」 オバマ米大統領、最後の演説

トランプ氏への牽制も  20日に2期8年の任期を終えて退任するオバマ米大統領は10日夜、地元イリノイ州シカゴのコンベンションセンターで最後の演説を行った。オバマ氏は医療保険制度改革(オバマケア)の実現や失業率を改善させた…

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「正しい政党」だって

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昨年の第20代総選挙に旗を掲げた政党は大部分消え去った。吹き抜ける風のように、使い捨てのおむつのように、その時一回だけ使って捨てるのにちょうどいい名前の政党が少なくなかった。「改革…

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幕末に見る「触媒」の重要性

名寄市立大学教授 加藤 隆 蘭人教師に感銘受けた勝 勝との邂逅で龍馬の人間変容  勝海舟はわが国で最初に讃美歌訳をした人物であることをご存じだろうか。「ローフ・デン・ヘール」(主を誉(ほ)めよの意)というオランダ語讃美歌…

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“タフガイ”に囲まれた韓国

韓国紙セゲイルボ 司令塔不在で外交安保の危機  朴槿恵(パククネ)大統領弾劾政局の中で“タフガイ”に囲まれた韓国の外交安保が危機に直面している。  サード(高高度防衛ミサイル)、慰安婦問題での日韓合意をめぐる中国と日本の…

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86歳不破氏の去就にも注目

どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点(4) 「知的後退が見られる」 元共産党書記局長代行 筆坂秀世氏に聞く 党執行部の体制を見ると、よほどのことがない限り、志位氏が委員長ということでこれから10年、20年いくのか…

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皇居で講書始の儀

 天皇、皇后両陛下が年頭に学界の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」が11日午前、皇居・宮殿で、皇太子殿下や秋篠宮殿下御夫妻、皇族方も出席され行われた。  今年の進講者とテーマは、塩川徹也・東京大名誉教授(71)フ…

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独裁国家・中国、世界制覇の危険性認識せよ

2017激動の世界を読む(8) 東京福祉大学国際交流センター長 遠藤誉氏 今年、注目されるのは米中関係だが、米大統領就任式後、中国が仕掛けてくるシナリオをどう読むのか。  米中は厳しい緊張関係に入るだろう。シナリオは中国…

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オスプレイ、在日米軍は安全確保徹底を

 沖縄県名護市沖で不時着事故を起こした米軍新型輸送機オスプレイをめぐって、在日米軍は停止していた空中給油訓練を再開した。訓練は必要不可欠だが、安全確保を徹底しなければならない。  空中給油訓練を再開  米軍普天間飛行場(…

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トランプ大統領就任前にホルムズ海峡で緊張 Naval incident raises tensions with Iran ahead of Trump inauguration

 ホルムズ海峡を航行していた米駆逐艦が9日、接近してくるイランの艦艇に警告射撃を行った。物議を醸してきたこの海域ではこのところ平穏な状態が続いていたが、トランプ政権の発足を2週間後に控え、緊張が高まった。  国防総省のデ…

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