国際 rss

起訴された神父たちの「性犯罪」

 スペイン南部グラナダのローマ・カトリック教会の10人の神父と2人の信者が未成年者への性的虐待とその事実隠蔽の容疑で起訴された。起訴状が28日公表された。  聖職者の性犯罪は10年前、未成年者の侍者(祭壇奉仕者)に対して…

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老子が諭した「直枉新敝」、朴大統領は不偏不党人事を

韓国紙セゲイルボ  韓国歴代大統領はなぜ家族と親族・姻戚、そして側近の不正に対応できなかったのだろうか。さまざまな理由の中で、主な原因は主要業務の核心的な地位に不適任者を座らせたためということができる。  換言すれば、大…

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保育園の児童虐待を根絶するためには

韓国紙セゲイルボ  仁川保育園で起きた保育士の児童虐待事件は全国民の怒りを買っている。より深刻なことは、これが偶発的蛮行ではなく、全国の保育園で類似の事例が普遍的に発見されていることだ。  現在、政府や政界では監視カメラ…

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同性婚拡大で強まる「宗教迫害」

社会的制裁相次ぐ米キリスト教徒  キリスト教徒が国民の8割近くを占める米国で、キリスト教徒に対する「宗教迫害」とも呼べる状況が生まれている。同性結婚の拡大に伴い、伝統的な宗教道徳に基づき同性愛や同性婚に反対する保守的なキ…

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プーチン露大統領の歴史像

日本大学名誉教授 小林 宏晨 独ソ不可侵条約を評価 ウクライナ情勢重ねる認識  プーチン・ロシア大統領は欧州における侵略戦争を“復活”した。ロシアの歴史像は、この展開に適応し、1939年の独ソ不可侵条約を“復権”した。 …

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優しい声の寄付

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  ひどく運の悪い人が仏陀を訪ねてきた。仏陀の説法にすっかり根性がねじれた人だった。福を受けようとすれば、善行の功徳を積まなければならないという話に皆目納得がいかなかった。単刀直入に問…

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習主席の鉄腕統治 いずれ揺り戻しも

2015 世界はどう動く 識者に聞く(21) 評論家 石平氏(下)  ――香港の雨傘革命をどう見るか。  学生らの民主化運動そのものは成功したわけではないが、習近平が勝ったわけでもない。中国は鎮圧したからといって何か得た…

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The state of the president 大統領の現状

The state of the president The Constitution requires presidents to provide Congress with periodic information …

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中国が仕掛ける歴史戦 日米提唱の法的秩序に反撃

2015 世界はどう動く 識者に聞く(20) 評論家 石平氏(中)  ――今年、戦後70年ということで、中国は「歴史戦」を仕掛けてくる?  昨年、中国は日本との戦争に関わる二つの国家的記念日を決めた。一つは、9月3日の抗…

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西方へ勢力拡大するイラン

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 制裁に反対する米政府 イエメンでシーア派が攻勢  【ワシントン】イランが核兵器保有の野望に向かって進んでいることをめぐってホワイトハウスと議会が激しく衝突している一方で、ワシン…

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フランスを襲うテロの教訓

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 差別無視した世俗主義 歴史的な移民問題に対処を  フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」およびユダヤ系の食品スーパーを狙った大胆で残忍なテロ事件は、フラン…

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中国の海洋大国化 米のリバランスで失敗も

2015 世界はどう動く 識者に聞く(19) 評論家 石平氏(上)  ――中国は海洋国家に舵(かじ)を切ってきた。しかし、大陸国家が海洋国家に転じると破綻するという地政学的なテーゼからすると、中国の抱え込んだリスクは大き…

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ローマ法王、「ウサギ」で舌禍

避妊問題めぐる発言で批判に直面  世界12億人の信者たちの最高指導者、ローマ法王はペテロの後継者であり、その言動は信者たちの模範と受け取られている。南米教会出身のフランシスコ法王はその職務をこれまで無難に果たしてきたが、…

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空を飛ぶ灯籠リスク

地球だより  タイ陰暦12月の満月の夜に灯籠(とうろう)を流して1年の罪を流すタイの伝統行事「ロイクラトーン」は有名だが、灯籠を川に流さず空に飛ばす「コムローイ」がタイ北部チェンマイならではのローカル行事として人気を博し…

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ウクライナ政策 米国の陰謀説から決別を

2015 世界はどう動く 識者に聞く(18) ロシア科学アカデミー主任研究員 アレクサンドル・ツィプコ氏 (下)  ――そうであるならば、ロシアは思想的に正しい道を進んでいるとの希望がある。  ロシアはウクライナ領土の一…

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行政長官と民主派、「香港独立」めぐり舌戦

 昨年9月から79日間続いた雨傘革命がようやく収束した香港では立法会(議会=70議席)で梁振英行政長官の施政方針演説を皮切りに香港独立論に対する舌戦が民主派と親中派の間で展開されている。親中派からは中央で審議中の国家安全…

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西欧の価値観 ロシア文明特別論が挑戦

2015 世界はどう動く 識者に聞く(17) ロシア科学アカデミー主任研究員 アレクサンドル・ツィプコ氏(上)  ――ロシアの2014年をどのように評価するか。  新生ロシアはわずか23年。国家の基盤はまだしっかりしてお…

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「イスラム国」への攻撃 「シリア」で合意し集中作戦を

2015 世界はどう動く 識者に聞く(16) アルアハラム政治戦略研究所研究員 モハメド・ファイエズ氏(下)  ――イスラム諸国は、いかにして、イスラム国からの脅威を避け、「イスラム国」を滅ぼし得るか。  イスラム国から…

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衰微する「古書店」文化 漢文教育の中止が影落とす

韓国紙セゲイルボ  半年に1度は必ず日本を訪ねる理由は古書店のためだ。東京・神保町に数日通い、「文字香、書巻気」に浸る時間こそ至福の時だ。中国・北京の琉璃廠通りもうっとりする。中国書店に立ち寄って古典籍の香りをかぎ、栄宝…

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イスラム過激派と同胞団 国家と社会の実現方法に違い

2015 世界はどう動く 識者に聞く(15) アルアハラム政治戦略研究所研究員 モハメド・ファイエズ氏(上)  ――「イスラム国」が残虐行為で世界を震撼(しんかん)させているが、イスラム国家についてはコーランに記述されて…

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