国際
鳳仙花(ホウセンカ)
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 丁酉再乱(慶長の役)の時、日本に捕虜として行った姜”は「看羊録」にこのように記した。「乙未年、丙申年以来、4、5年間、数日おきに地震のない日がない」。乙未年は1595年、丙申年は1…
公表されない北・イランの戦略協力、18年には核ミサイル完成か
北朝鮮核の脅威 米戦略国際問題研究所上級研究員 ラリー・ニクシュ氏 イラン核合意、北朝鮮の核実験とミサイル試射が注目され、報道されている中で、重要な点が見落とされている。北朝鮮のイランとの戦略的協力関係だ。 これは、…
解釈入り乱れる与党の総選挙惨敗
韓国紙セゲイルボ 「国民の幸福感」欠如の結果 与党の惨敗で終わった4・13総選挙の敗因をめぐって解釈が入り乱れている。政府・与党の傲慢(ごうまん)と不通という主張や、経済政策失敗に対する報復という分析もある。どれも正し…
オバマ氏の小規模派兵は「イスラム国」の脅威にならない Obama’s limited troop deployments pose no threat to Islamic State in Raqqa
数百人の特殊部隊をシリアに派遣するオバマ大統領の決定は適切な措置だが、小規模であり、「イスラム国」との直接的な戦闘に大規模な地上軍を送ることに反対するオバマ氏の方針を反映したものだ。軍事アナリストらが指摘した。 地上…
北潜水艦ミサイル、改良重ねれば重大な脅威だ
北朝鮮が東部咸鏡南道・新浦付近の日本海から潜水艦発射型の弾道ミサイル(SLBM)1発の発射実験を行った。 北朝鮮は今年に入って核実験や長距離弾道ミサイル発射を強行するとともに昨年5月以降SLBM発射を繰り返している。…
オバマは何を待っているのか What is Obama waiting for?
54歳で、そして、間もなく失業する(もっとも、素晴らしい年金と旅行特典のごちそう付きだが)バラク・オバマが、前途に政治の世界でまだ何かあると信じるのも無理からぬことである。連邦議会は辞めた大統領には関心はない――するこ…
米国の命運は大統領選次第
【ワシントン】誰にでもそれぞれの季節感というものがある。私の場合は、4月の初め、朝になるとすぐにワシントン・ポスト紙の1面を飛ばして、スポーツ面に行くようになると春を感じる。野球のボックススコアを楽しんでから、観念した…
英国へ高速列車通勤
地球だより 英国で仕事をするフランス人の増加は、20年前から続いており、ロンドンにはフランス人が集中して住む地区もあるほどだ。特に金融業界やIT産業で働く有能なフランス人は、フランスの約2倍は稼げるという理由で、英国で…
ブラジル政局、政争に明け暮れる余裕はない
ブラジルの連邦下院議会が、同国初の女性大統領であるルセフ大統領に対する弾劾を決議した。弾劾請求は野党が優勢な上院でも可決される見通しで、5月にも大統領の職務が停止される可能性が高い。 8月に開幕を控えるリオデジャネイ…
軍を左へ誘導するオバマ大統領 President Obama marches armed forces leftward
オバマ大統領は、リベラル派が戦っている一つの戦場で最大の勝利を上げた最高司令官の一人だ。 オバマ氏は残り少ない任期で、レガシー(遺産)として、かつてないほど差別のない軍隊を実現しようとしている。軍の幹部らもこれを堂々…
息巻くネオナチの“亡霊”、スロバキア総選挙で極右政党躍進
スロバキアでネオナチ政党が3月実施された総選挙で議席を獲得した。欧州連合(EU)の加盟国スロバキアは今年下半期の議長国だ。難民・移民の受け入れを拒否するスロバキアが議長国に就任することで、EUの難民政策が一層難しくなる…
米貧困層に潰されるかTPP
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 大統領選左右する不満 変化した自由貿易への世論 本年2月環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の基本合意が締結されると、日本ではすぐにでも正式に発足するかのよ…
交通事故も運次第?
地球だより タイでは正月が3回ほどある。西洋暦の正月である1月1日と旧暦の旧正月。さらに4月13日から15日までのタイ正月がある。 無論、一番にぎやかに祝うのはソンクランと呼ばれるタイ正月となる。このソンクランを挟ん…
比大統領選、ドゥテルテ氏が首位維持
5月9日のフィリピン大統領選挙まであと2週間となり、大統領候補たちの動向や支持率に注目が集まっている。世論調査ではミンダナオ島ダバオ市の市長であるロドリゴ・ドゥテルテ氏が順調に支持率を上げているが、不謹慎な発言が相次ぎ…
仏教を利用する中国共産党
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 宗教無視できない現実 チベットの活仏制度に介入 1848年の共産党宣言以来、宗教はアヘンであるという前提の思想が世界中に広がり、宗教が政治の場から排除される傾向が続いた。日本でも…
国防総省、極超音速ミサイルにレーザー兵器で対抗 Pentagon to counter hypersonic missiles with lasers
米国は、中国とロシアの極超音速兵器にレーザー光で対抗しようとしている。国防総省ミサイル防衛局の局長が先週明らかにした。 しかし、ジェームズ・シリング局長(海軍中将)は下院軍事委員会戦略軍小委員会で、予算不足で極超音速…
脱北事態は中朝関係変化の序章なのか
韓国紙セゲイルボ 中国にある北朝鮮レストランから従業員ら13人が脱出した。この事件は核実験、ミサイル発射を進める北朝鮮に中国が送った警告メッセージである。 北朝鮮は大きな衝撃を受けたにもかかわらず、中国に対して露骨な…
処方箋なしで医薬品購入
地球だより 昨年11月、国際陸連(IAAF)がロシア陸連に対し、組織的なドーピング違反が横行していると認定し、暫定的な資格停止処分を科した。処分が解除されない場合、ロシア選手は夏のリオデジャネイロ五輪などの陸上競技に参…
プーチン大統領の「国民とのテレビ会見」 高支持率を生み出す演出
賃金未払いや道路整備問題など直訴に即対応 ロシアのプーチン大統領は14日、国民の質問に直接答える恒例のテレビ会見を行った。国際政治から大統領の私生活、賃金未払い問題の解決や道路工事の陳情に至るまで、極めて多様な質問それ…
人気を保つプーチン大統領
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 「再選」期待も7割前後 露世論調査が示す国民意識 本邦のメディアはあまり伝えないが、ロシアでは、国民の大まかな思考傾向を知るため、複数の専門調査機関によって頻繁に世論調査が実施されてい…
総選挙で有権者が冷淡だった理由
韓国紙セゲイルボ 部分的利害が共同体を支配 ワシントン特派員時、米大統領選挙を間近で見守った。有権者は政治に対する関心が高く、積極的に意思表示をした。特定政党・候補支持のプラカードをかけた家が多かった。近所のある青年は…
各紙、クリントン氏支持を続々表明 More newspapers endorsing Clinton over rival Sanders
バーナード・サンダース氏は事実上、米主要紙から締め出された。米メディアが一斉にヒラリー・クリントン氏支持に回ったためだ。この元ファーストレディーに強い支持が集まる一方で、対抗馬サンダース氏の主張は非現実的と非難されてい…
権力の正統性維持に必要な核
北朝鮮核の脅威 アンジェロ州立大学教授 ブルース・ベクトル氏 拡散防止へ監視と制裁必要 北朝鮮からこのところ、非常に挑発的な発言が飛び出している。これが原因となって、孤立した北朝鮮が今後受けられる支援に水を差す可能性が…