国際
安定した家庭が子供の未来拓く
「貧困の連鎖」を断ち切る最も有効な手だての一つとして、米国の中道系から保守系専門家の間でコンセンサスとなっているのが「家庭再建」だ。安定した家庭は子供の将来にどのような好影響をもたらすのか。家庭の重要性を経済・社会的側…
イエメン反政府組織の爆弾船にイランが関与 Iran behind Yemeni rebels’ explosive boats
イランの支援を受け、イエメンで権力奪取のため戦う反政府組織「フーシ派」が、新たな兵器を使用し、この海域を航行する軍用、民間の船舶を攻撃する懸念が強まっている。 この兵器は、イランが設計した遠隔操作の小型艇で、爆発物が…
退任後に稼ぐ大統領たち
地球だより 米大統領の年収は40万㌦(約4600万円)。日本の首相は月収が約200万円だが、これに期末手当などが付くと米国の大統領と年収の大きな差はない。 だが、米国の大統領経験者は退任後に荒稼ぎするため、「トップの…
弾劾の教訓得て政治の先進化を成し遂げよ
韓国紙セゲイルボ 憲政史上初めて大統領が罷免された。この間、政界、メディア、国民を覆ったブラックホールのような事態で、大韓民国の内政は「ミニマリズム」(最小主義)に立たされ、外国からは「韓国排除」の侮辱を受けなければな…
日韓「慰安婦」合意 野党・市民団体、「破棄」に勢い
弾劾の波紋 漂流する韓国政治(下) 「朴槿恵が弾劾され韓日合意を破棄する道が開かれました」 15日、在ソウル日本大使館前の慰安婦像を囲み毎週水曜日に行われている反日デモ集会で主催者、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)…
金正男氏暗殺の衝撃、韓国への亡命阻止が動機か
「金正男(キムジョンナム)暗殺」は韓国に強い衝撃を与えた。金正日(キムジョンイル)朝鮮労働党総書記の長男であり、金正恩(キムジョンウン)委員長の異母兄である彼が、なぜ今、殺されねばならなかったのか、そもそも金正男とはど…
韓国メディアの偏向、無視された「太極旗集会」
保守派3人死亡の続報もなし 米大統領選では大方の予想を裏切ってトランプ氏が当選した。その“予想”はもっぱらメディアによって“つくられた”ものだった。米メディアはリベラル傾向が強く、クリントン氏支持を鮮明にするところも多…
「芳名録」騒動
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 平凡な人たちが芳名録に一文を残すことは多くない。結婚式や告別式の会場の芳名録に名前3文字を書くのがすべてであるはずだ。たまたま芳名録に短い文章でも残さなければならない時は、ちょっと…
トランプ政権、不法移民摘発で聖域都市と対立
トランプ米大統領は就任以来、大統領令を連発してきた。最も大きな議論を引き起こしているのは移民政策に関するものだろう。移民政策は安全保障、経済、外交など多くの分野に関係し、影響が大きい。 (ワシントン・久保田秀明) 移民…
EU離脱へ進む英国の現状
平成国際大学教授 浅野 和生 栄光の歴史 融解を阻む 健全な独立国として存続へ 欧州連合(EU)離脱決定以後初めて、英国の移民の入出国数が発表された(2月23日報道)。それによると、ポーランド、チェコ、エストニア、ハン…
傾く国運、「旧韓末」の様相
韓国紙セゲイルボ 国家革新で競わず観念論が横行 国運が傾いている。3カ月間、この国は朴槿恵(パククネ)大統領弾劾審判で南と北に、嶺南と湖南に、進歩と保守に分裂し、世代対決まで起こった。太極旗部隊とろうそくデモにそれぞれ…
次期大統領選、文在寅氏ら「親北」左派の祭りか
弾劾の波紋 漂流する韓国政治(中) 被疑者:検事さん! もうすぐ共産主義社会が到来します。そうなったら私が検事さんを審判することになるでしょう。 担当検事:今は自由民主主義体制であり私はそれを守る義務がある検事である…
チュニジア外相、トランプ氏の北アフリカへの関与要請 Khemaies Jhinaoui, Tunisia foreign minister, hopes for Donald Trump outreach
チュニジアの外交トップが、トランプ政権に対し、北アフリカの小国に「もっと手を差し伸べ」、「イスラム国」(IS)の脅威との戦いに力を貸してほしい、チュニジア人がアラブ世界で守ろうとしているこの壊れやすい民主主義の拠点を支…
弾劾の波紋 拒む朴氏、保守亀裂に拍車
弾劾の波紋 漂流する韓国政治(上) 憲法裁の“政治的判断” 国政介入事件に関する韓国憲法裁判所の朴槿恵大統領弾劾判決を受け、韓国では憲法裁の政治的中立性に改めて疑問を投げ掛ける声が上がり、近く実施される次期大統領選に向…
極悪非道なロシア人? Those nefarious Russians
ロシア人は極悪非道のギャングなのだ。彼らは彼らの大使を、上院議員や、ほかの大使連中や、大将らや、最高司令官らや、司祭らや、また、ほかの正体不明の誰かに会わせ、素早く話し掛けられる公的出会いの場に送っている。チャック・シ…
心証悪い野党からのメール
地球だより こちらに常駐する外国報道機関の記者たちは所属するソウル外国特派員クラブ(SFCC)の事務局から記者会見やイベントなどの案内をメールで知らされるが、最近、それに交じって最大野党・共に民主党のニュースレターが大…
ドリーマーらの成功と失敗 Dreamers debate has success stories, tales of failure
一方は、地方大学の人気学生。ゴールデンドア奨学生プログラムの文字通りの広告塔だ。一方の学生は、今週、母親の首を切ったとして起訴された。この悲惨な事件は、世界中の注目を浴びた。 2人はノースカロライナ州の若い不法移民で…
朴槿恵氏、任期半ばで韓国大統領罷免
父親の威光 汚点残る落日 疎通不足、強硬な「反日」…弾劾で幕切れ 憲法裁判所の弾劾妥当判決で任期1年余りを残し大統領職を罷免された韓国の朴槿恵氏。国政介入事件という特大級スキャンダルが発覚し支持率は前代未聞の0%まで落…
1兆元の大台、中国国防費
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 軍権掌握を急ぐ習主席 強軍建設めぐり党軍間に葛藤 中国では、第13期全国人民代表大会(全人代)が北京で5日に開幕し、李克強首相による政府活動報告で改革と成長の均衡が提起され、経済成長目標が…
大統領がセクハラ?
地球だより フィリピン大統領が米国の女性国務長官にセクハラ行為を行い、殴られる一幕があった…。といってもドラマ内の話だが、国のイメージを重んじるフィリピン大使館は敏感に反応し、抗議の声を上げている。 波紋を呼んでいる…
「新段階」北ミサイルの脅威 日本標的の技術完成域に
インタビューfocus 「新段階」北ミサイルの脅威(上) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏 北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射に関し、安倍首相は「北朝鮮の脅威は新たな段階になっている」との強い懸念を表明した。「新たな…
朴大統領罷免、懸念される地域の不安定化
韓国の憲法裁判所は朴槿恵大統領について、機密文書流出などを違法行為と認定し、「国民の信任を裏切り、憲法を守る観点から容認できない重大な法違反行為を犯した」として罷免を宣告した。朴大統領は失職した。 韓国で大統領が国会…
米中関係で中国人研究者講演
「米中は米ソと違う」張沱生氏 「国際関係民主化を」王絹思氏 「トランプ新政権と米中関係の行方」をテーマに先月24日、都内の笹川平和財団ビルで中国を代表する米国研究者の王絹思氏と張沱生氏の講演会が開催された。主催したのは…