国際
弾劾は民主党員によるしっぺ返しか Democrats’impieachment payback
車輪は一巡する。シェークスピアがとても多くの文章の中でこう言ったように、車輪は一巡した。共和党員が、ビル・クリントンを虚言と、司法妨害のかどで、大統領の地位から引きずり下ろそうとして、失敗したことがあって以来、民主党員…
ポピュリズム連立、揺れる伊政権
イタリア政界が迷走を始めている。極右政党「同盟」を率いるサルビーニ副首相が連立政権を解消して早期の総選挙に持ち込もうとしているからだ。左派「五つ星運動」と極右「同盟」の連立政権は、意見対立を繰り返してきたが、反移民政策…
ウィーン産キムチはいかが?
オーストリアから ウィーン市16区のオッタークリングに6月からキムチ専門店がオープンした。区の雑誌で紹介されていたので知った。韓国人が開いた店かと思っていたが、カナダ在住の女性と結婚したオーストリア人の料理人が開いたと…
左翼の間で反ユダヤ増加
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 発言に責任持たぬ政治家 凄惨な銃撃事件も 米国務省は最近、反ユダヤ主義の定義を改め、「現代イスラエル政治をナチスのそれと比較すること」も含めることとした。「不買、資本引き揚げ、制裁(B…
中国の「ハイブリッド戦」に対抗を 米シンクタンク
NEWSクローズ・アップ 米国やその同盟・友好国は、これまで軍事的手段と非軍事的手段を組み合わせた「ハイブリッド戦」を仕掛ける中国、ロシアへの対応で後手に回ってきた。米シンクタンクがこのほど、インド太平洋地域における中…
北ミサイル、抑制的対応で増長させるな
北朝鮮が東部の江原道通川付近から日本海に向けて2発の飛翔体を相次いで発射した。米韓合同軍事演習を実施中の韓国に不満を示す狙いとみられる。 北朝鮮は7月末から6回にわたって新型短距離弾道ミサイルなどの飛翔体の発射を強行…
効果上げる対北朝鮮経済制裁
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 食糧事情の悪化鮮明に 一方で「ぜいたく品」輸入も 北朝鮮は7月25日と31日の朝に東部から日本海に向けてミサイルを発射した。このミサイル発射は8月の米韓合同軍事演習を前に文政権への圧力…
トランプ米政権、請負業者の信教の自由擁護でLGBT勢力の反発を招く Trump administration incurs LGBTQ wrath in bid to expand religious protections for contractors
トランプ米政権は14日、連邦政府の請負業者に対する信教の自由擁護を拡大した。これは、差別と戦うLGBTQ(性的少数者)組織と宗教的信念に沿って事業を運営する雇用主との間で繰り広げられている戦いの最前線だ。 この規則は…
米戦略軍、核戦力強化へ新司令部
指揮、通信機能を大幅強化 米戦略軍の新たな司令部「核指揮・管制施設」がネブラスカ州オファット空軍基地に間もなく完成する。核戦力を管轄する戦略軍の中枢となる施設であり、核兵器増強を進める中国、ロシアを視野に、高度なセキュ…
冷静な月刊中央の論考 簡単に解けたはずの徴用工問題
判断誤り時期を逸した文在寅政権 日本では日韓関係悪化の原因の一つに反日報道を繰り返す韓国メディアに責任の一端を問う声がある。だが、ここで紹介する論考は極めて冷静で客観的だ。少しでも日本の肩を持てば「土着倭寇(わこう)」…
常軌逸した反日不買運動
愛国利用の商法に疑問の声 日本製品不買運動が続いている韓国で「反日」商品やサービスが出てきていることを月刊朝鮮(8月号)が伝えている。「反日=愛国マーケティング」という。 不買はビールや衣料品だけではない。日本旅行キ…
韓国大統領演説、対日関係改善は行動で示せ
韓国の文在寅大統領は光復節(日本統治からの解放日)の記念行事で演説し、これまでの反日一辺倒の主張を抑制して日本に対話と協力を呼び掛けた。強硬路線をひとまず緩めたことは評価できるが、関係悪化の発端となった旧朝鮮半島出身労…
議会と政権、香港騒乱で温度差 Trump tone on Hong Kong more muted than lawmakers’
共和・民主両党の議員らが、香港での親民主派の抗議デモに断固たる措置を取らないよう中国に警告する一方で、トランプ大統領は今回、意外にも慎重な対応を取っている。特別行政区の今後をめぐる緊張は14日も続いた。 激しい衝突が…
警官の給与倍増で思わぬ苦情
地球だより フィリピンではドゥテルテ大統領の強い意向で、警察組織の腐敗対策のために警官の給与が一気に倍増された。大統領の鶴の一声で、約1万5000ペソ(約3万円)だった一般的な警官の月給は、約3万ペソ(6万円)へと跳ね…
中央アジア結束、カザフ主導 中国「陸の一帯」を牽制
このほど、「中央アジアからみた一帯一路」をテーマに中国研究所の田中哲二会長が東京都内で講演した。副題は「岐路に立つカザフスタン」で、カザフスタンが近年、中央アジアの結束強化に動いているのは、中国とロシアを牽制(けんせい…
米国の東アジア戦略に悪影響、日韓摩擦で専門家らが懸念
日韓関係が悪化の一途をたどる中、米有力シンクタンク、ヘリテージ財団で7日、「日韓貿易紛争」をテーマにシンポジウムが行われた。米専門家たちは、日韓摩擦が米国の対北朝鮮、対中国政策を阻害することに懸念を示したほか、韓国の文…
崖っぷちに追い込まれた韓国
韓国紙セゲイルボ 平和-自由+反日=「南北協調」なのか x-y+z=平和-自由+反日=? 国の運命と直結した3元方程式だ。出題者は文在寅大統領。国民が答を提示できず出題者が正解を公開した。「南北協調」だ。 答えが正し…
まさかの「SUSHI」にびっくり
地球だより 「SUSHI(すし)」は、日本から遠く離れたブラジルでも市民権を獲得している。サンパウロなどの大都市では、それこそ市中どこに行っても見掛けるほどだ。 クオリティーも、10年以上前であれば、「すしもどき」と…
米政権が提起した新冷戦の構造
平成国際大学教授 浅野 和生 宗教弾圧する国との戦い 信教の自由を掲げ外交を展開 7月18日、ペンス米副大統領は第2回の「信教の自由促進のための閣僚会議(Ministerial to Advance Religious…
“文の男”の病
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 曺国教授をめぐってソウル大が騒がしいようだ。ソウル大によると、在学生・卒業生・教職員だけが利用できるインターネットコミュニティー「スヌライフ」(SNULife)で7日午後、「201…
残念な文在寅政権の対応 ケビン・メア氏
日韓打開 私はこう考える 日韓関係悪化は中露の利益に 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(下) 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏 (上) 悪化を続ける日韓関係を米国はどう見ているのか。元米国務省日本部長のケビン・メア…
香港空港デモ、懸念される中国の強硬な措置
香港で逃亡犯条例改正に反対するデモが続いており、抗議運動が国際空港にまで波及して全便が欠航になっている。警察当局の取り締まりが暴力的になっており、デモ参加者に負傷者が出る中で、中国政府はデモを打ち負かすとの強硬な声明を…
一人の大量殺人者が死んだ時 When a mass murderer dies
ようやく、ちょっとした伝えるべき朗報が届いている。世界最大規模の大量殺人を犯した人間の一人が――若くして命を絶たれた何十万という人々にとっては不公平な話かもしれないが――ついに、93歳という十分に熟した年齢で、騒がしい…