国際
中国「1000人計画」 FBI警戒強める
米国の大学などで中国人研究者らが補助金詐欺で訴えられる事例が相次いでいる。背景には、海外の中国人の中から優秀な人材をリクルートするために中国政府が開始した「1000人計画」があるとみられ、連邦捜査局(FBI)は、知的財…
香港デモ、武力で民意を踏みにじるな
中国本土への容疑者移送を可能にする逃亡犯条例改正をめぐって、香港で大規模な抗議活動が始まってから2カ月半が経過した。香港政府トップの林鄭月娥行政長官は改正案について、来年7月の事実上の廃案を明言しているが、デモ隊は完全…
戦略的に重要なグリーンランド
アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏が購入提案 デンマークは一蹴 トランプ大統領がグリーンランドの購入に興味を示したことを「ばかげている」とデンマークのフレデリクセン首相が一蹴したことに、トランプ氏は怒っている…
目が離せない台湾総統選
香港情勢、親中派候補に逆風 評論家 石平 8月14日からの4泊5日の日程で、久しぶりに台湾を訪れた。国民党総統候補の韓国瑜氏が市長を務める高雄市と、民進党が強い勢力を維持している台南市を中心にいろいろと見物して回った。…
中国が香港抗議デモで宣伝工作
中国共産党が最近、香港の民主派による抗議デモに関して好意的な報道をしないよう国営メディアに命じる内部文書を出していたことが明らかになった。米国へ亡命申請をしている中国人実業家、郭文貴氏が運営するサイト「郭媒体(グオ・メ…
サウスダコタ州、米国のモットー「われわれは神を信じる」を学校で掲示 South Dakota schools adding ‘In God We Trust’ to walls
サウスダコタ州ラピッドシティーにあるビードル小学校では、新学期に戻ってくる子供たちは、幾つかのことに気が付くだろう。体育館のフロアがピカピカに新しくなったこと、庭園のヒマワリの背が高くなったこと、そして、「われわれは神…
中国人留学生が技術窃取
米国の学界、議会、政府機関などで、工学、航空、宇宙、量子力学など国家安全保障に関わる分野での中国人留学生への監視を強めるべきだという主張が強まっている。近年、中国人留学生が急増しており、極超音速技術など先端技術の開発で…
韓国の決定に「失望」 米国務長官、日韓に関係改善促す
ポンぺオ米国務長官は22日、韓国が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことについて「失望した」と表明した。北朝鮮の非核化に向けた取り組みなどへの悪影響を懸念する米国は、GSOMIAを破棄しないよう韓…
糖尿病患者、費用理由に治療薬服用せず Study: Diabetics not taking medications due to costs
米国人成人の10人に1人が糖尿病と診断され、そのうちの13%以上は、高い費用を理由に、処方された通りに治療薬を服用していないことが、連邦医療機関の調査で明らかになった。 疾病対策センター(CDC)は21日に公表した資…
GSOMIA破棄、北を利する安保毀損の禁じ手
国益を重視した冷静な判断とは到底思えない。韓国が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の更新期限に合わせ、これを延長せず破棄する方針を明らかにし、日本政府に正式通知した。GSOMIAは特に北朝鮮の軍事的脅威が高まる…
日本カレーの勝負どころ
地球だより 雪舟は水墨画の本場・中国に渡っている。その中国でも、「これより右に出るものなし」との評価を与えられたというから、水墨画で新境地を開いた雪舟は、男子の本懐を遂げたと言っていいだろう。 さてカレーハウスCoC…
ブラジルのアマゾンなど森林火災増加
黒煙、サンパウロ市にも 世界最大の熱帯雨林で「地球の肺」とも呼ばれるブラジルのアマゾン熱帯雨林と、パラグアイとブラジル、ボリビアにまたがるパンタナール地方の森林火災が深刻だ。19日午後には、パンタナールから1500キロ…
酷暑の旅行の心得
地球だより エジプトの夏の暑さは、年々酷(ひど)さを増している。赴任当初は太陽光の強さに驚かされたものの、暑さはこれほどではなかった。 最近、治安状況の改善もあって、日本人旅行客の数が回復傾向にあるが、それに比例する…
脱北2世少年の死
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 脱北2世の少年の霊魂は死んでも自由になれなかった。先月31日、ソウル冠岳区奉天洞の賃貸アパートで脱北者の母と一緒に死体で発見された6歳の少年は20日が過ぎようとしているのに葬儀すら…
ユダヤ教徒のエルサレム聖地入場で衝突
イスラエルの武力行使を非難 パレスチナ エルサレム旧市街にあるイスラム教とユダヤ教、双方の聖地「ハラム・アッシャリーフ(ユダヤ名は「神殿の丘」)」で8月11日、ユダヤ教徒の聖地入場をめぐり、パレスチナ人らイスラム教徒と…
外患・内憂の中国・習政権
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米中角逐長期化の裏側 党高級幹部の不祥事も相次ぐ 先に大阪で開催された20カ国・地域(G20)サミットで来日した米中両首脳は、会談で米中貿易摩擦解消に向けて閣僚級会談の継続を決めるなど関係…
周辺国に味方がいない韓国政府
韓国紙セゲイルボ 南北軍事合意書も紙切れに 韓国は袋叩(だた)きにあっている。周辺国を見回してもどこにも味方はいない。少し前まではそうではなかったが、友邦といっていた日本も今は違う。外交青書から2015年に「基本的価値…
イタリアのコンテ首相が辞意表明
総選挙の前倒しも視野に イタリアからの報道によると、同国のコンテ閣僚評議会議長(首相)は20日午後、イタリア上院議会で辞意を表明し、辞任演説で副首相兼内相のサルビーニ氏を厳しく批判した。批判を受け、サルビーニ氏は「誰が…
太平洋地域で中国軍優位に
豪研究所 米戦略の見直し要求 オーストラリアのシドニー大学米研究センターは19日、太平洋地域で米国はすでに軍事的優位を失い、中国は米軍を容易に圧倒できる奇襲攻撃能力を備えていると警告する報告を発表した。報告は、中国が巨…
カシミール問題、印パの紛争回避に手を尽くせ
インドがパキスタンと領有権を争うカシミール地方のインド側、ジャム・カシミール州の自治権を撤廃したことをめぐって両国の緊張が高まっている。双方の言い分は平行線をたどっているが、宗教の違いによって繰り返されてきた紛争を回避…
ヌオン・チアと母 革命は家族と宗教に負けた
1970年代のカンボジアで超過激共産主義革命を実践したポル・ポト政権のナンバー2、ヌオン・チア元共産党副書記が今月初め93歳で病死した。 ポル・ポト革命は、国民150万人以上を直接、間接虐殺した暗黒革命だった。ヌオン…
テレビ報じぬ反文在寅集会
韓国では8月15日、光復(解放)74周年を迎えて、ソウル市の中心部に約30万~50万人(警察推計10万人)が集結し、大規模な反文在寅集会・デモを行った。 開催団体はさまざまに分かれていたが、雨空にもかかわらず、光化門…
店頭に日本のビールがずらり 「不買運動」話題の韓国
韓国内で日本製品の不買運動が激化しており、連日テレビや新聞で騒がれている。しかし、市街を散策すると人々の日常はごく普通だった。17日、ソウル・蚕室(チャムシル)にあるロッテの大型ショッピングセンターを訪れた際、ロッテマ…