国際
北朝鮮は核放棄せず ボルトン氏、解任後初の講演
ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は30日、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、「現状では、北朝鮮が自発的に核兵器を放棄することは決してない」と指摘。北朝鮮の体制転換や軍事力行使などの選択肢…
日・EUパートナーシップ署名に尽力 来月退任するユンケル欧州委員長
中国の「一帯一路」を警戒し、協力不可欠 11月に退任する欧州委員会のユンケル委員長は9月27日、ベルギー・ブリュッセルで開催された「欧州連結性フォーラム」に参加した安倍晋三首相とともに持続可能な途上国支援などに関する協…
弾劾を利用する政治は危険だ Perilous politics of impeachment
水曜日に公表されたトランプ大統領のウクライナのウォロドミル・ゼレンスキー大統領との通話記録は、それが公表される前に湧き上がったヒステリー状態を完全には支持するものではない。軍事支援の見返りの話はなく、司法省は、通話の中…
ホロコースト生き残り最年長者 ファインゴールド氏106歳で死去
マルコ・ファインゴールド氏が先月19日、肺炎で亡くなった。106歳だった。オーストリアでホロコースト(ユダヤ人大虐殺)生存者の中で最年長者だった。同氏は4カ所の強制収容所を生き延びたユダヤ人だ。彼は戦後、学校を訪問し、…
物件不足で不動産価格上昇
地球だより パリの不動産価格は、世界の大都市のロンドンやニューヨークに比べれば安い方だと言われてきた。ブレグジットでロンドンの不動産価格が多少下降している今、パリに目を付ける不動産投資家もいると言われるが、悩みは新築の…
収容者から臓器移植の懸念 /日本ウイグル協会
日本ウイグル協会が証言集会 100万人とも300万人ともいわれる中国による21世紀最悪の強制収容の実態を語るウイグル人証言集会(主催=日本ウイグル協会)が30日、参議院議員会館で行われ、在日ウイグル人や地域研究者など約…
『反日種族主義』執筆と波紋 「李承晩学堂」理事 朱益鐘氏
インタビューfocus 日韓関係の悪化が続く中、韓国の過度な反日路線の問題点を指摘し韓国で10万部のベストセラーとなった『反日種族主義』が話題を呼んでいる。著者の一人で私塾「李承晩学堂」の理事を務める朱益鐘氏に執筆経緯…
民主の主張は証拠不足
アメリカ保守論壇 M・ティーセン ウクライナへの圧力なし トランプ氏の通話記録公表 民主党が、トランプ大統領は「ロシアのために働いていた」と訴えていた時のことを思い出してほしい。最終的には、モラー特別検察官が「トランプ…
ボルトン後のアメリカ外交
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 抑止と均衡の重り失う 大統領の再選のための政策に ジョン・ボルトン米国家安全保障担当補佐官がホワイトハウスを去った。問題国の政権交代のためには軍事力使用も躊躇(…
米企業買収でバイデン氏息子に疑惑
中国国有企業が関与 バイデン前副大統領の息子ハンター氏が、中国国有企業、中国航空工業集団(AVIC)と共同で行った米自動車部品大手ヘニゲス・オートモーティブ買収に疑惑の目が向けられている。ヘニゲスは、軍事転用可能な防振…
中国建国70年 信頼得られぬ独裁と覇権主義
中国はあす、建国70周年を迎える。中国当局は「習近平国家主席が2017年の共産党大会で打ち出した『新時代』に入って初の建国記念閲兵式を行う」と述べ、過去最大級の軍事パレードを予定している。江沢民元国家主席は建国50年、…
フェンタニル取り締まりの約束に違反する中国 Chinese renege on fentanyl crackdown
危険な麻薬フェンタニルの中国から米国への流入が急増している。トランプ米大統領が中国に貿易戦争を仕掛け、習近平国家主席がその不法取引を取り締まると約束したにもかかわらずだ。 米税関・国境警備局(CBP)の捜査官は今年、…
アーリントン墓地で埋葬基準を厳格化か Stricter eligibility proposed for Arlington National Cemetery
陸軍は、米国人の英雄を、今後も150年間にわたってアーリントン国立墓地に埋葬できるようにするための措置を講じる。軍の墓地への埋葬の適格性の基準を厳格化する。 ライアン・マッカーシー陸軍次官は25日、書面で「アーリント…
米政権、通話記録「隠蔽」か
ウクライナ疑惑 告発文書が公表 トランプ米大統領が民主党のバイデン前副大統領に関する捜査を求め、ウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけたとされる問題で、疑惑の発端となった内部告発文書が26日、公表された。トランプ氏…
イラン情勢、湾岸安定へ外交力を示せ
イランをめぐり、ペルシャ湾岸で緊張が高まっている。安定化への鍵を握るのは米国だが、イランとの関係が良好な日本の「橋渡し外交」への期待も高い。原油供給の大動脈ホルムズ海峡の安定への取り組みが急務だ。 サウジ空爆への関与疑…
北朝鮮側で遺骨発掘、行われず
米朝決裂が影響か 韓国と北朝鮮が昨年9月の軍事合意で実施を決めていた非武装地帯(DMZ)での遺骨発掘作業が、北朝鮮側で停止したままだ。2月に決裂に終わったベトナム・ハノイでの米朝会談が影響しているものとみられる。 「…
腐敗蔓延の刑務所 フィリピン
フィリピンで仮釈放制度を利用し、2000人を超える重罪犯が自由の身となっていたことが判明し物議を醸している。刑務所を管理する矯正局の役人が、賄賂を受け取り重罪犯を釈放リストに加えていた可能性も浮上。これに激怒したドゥテ…
商標“浸透”で日本企業が悲鳴
地球だより 日本企業が現地紙に掲載した、商標に関する広告が注目を集めている。 広告を掲載したのはコピー機大手の富士ゼロックス社。「ゼロックス」という商標がフィリピンで、コピー全般を示す言葉として使用されていることを問…
「地理と歴史変える」日韓トンネル 米投資家 ジム・ロジャーズ氏
インタビューfocus 「世界三大投資家」の一人と称されるジム・ロジャーズ氏がこのほど、世界日報のインタビューに応じた。ロジャーズ氏は、九州北部と韓国南部を海底トンネルで連結する日韓トンネル構想について、日本に大きな利…
韓米同盟関係は追憶となったのか
韓国紙セゲイルボ 韓米同盟関係は追憶となったのか 文在寅大統領とトランプ米大統領は23日、ニューヨークで開かれた首脳会談で韓米同盟が韓半島と東北アジア平和・安保の核心軸であり、わずかな動揺もないと確認した。“揺れる同盟…
特別な車両のマナー
地球だより 先日、家族4人で、ニューヨークから首都ワシントンまで長距離列車アムトラックに乗った時のことだった。乗車後間もなくチケットのチェックにやって来た乗務員は、生後5カ月だった筆者の娘を見つつ、「泣き声を出さないよ…
韓国の「ナショナリズムの酩酊」
東洋学園大学教授 櫻田 淳 至上の大義「南北融和」 西方世界から脱落し孤立も 第4次安倍晋三第2次改造内閣の発足に際して、茂木敏充(新任外務大臣)は、対韓関係について、「国際法違反の状態を一刻も早く是正すること、引き続…
曺国“一兵”救出作戦
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ヘウムという村の納屋で火事が起こった。炎が他に燃え広がることを防ぐために、人々が納屋に駆け寄った。しかし、火の手を鎮めるために必要な装備もなく、井戸の水を引き上げるホースもなかった…