韓国・北朝鮮
大統領選出馬 潮目の判断 朴政権マヒで野党系が優勢
韓国・国政介入疑惑発覚から1ケ月 韓国の国政介入疑惑で朴槿恵大統領に対する弾劾の準備や下野を求める大規模デモが続く中、来年の大統領選をにらんだ各候補の動きにも関心が集まっている。リベラル色の濃い野党系候補が有利といえそ…
韓米FTAの行方
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2006年に交渉を開始し6年後に発効した韓米自由貿易協定(FTA)は孝行息子の役割を果たした。盧武鉉大統領の先見の明によって始まり、李明博大統領が大変な批判を浴びながらも実現させた…
疎通しない朴大統領、疎通する安倍首相
韓国紙セゲイルボ 安倍晋三首相は朝、閣議を終えて執務室を出れば、入り口で待っている記者らの質問攻めに遭う。軽いインタビューでほぼ毎日行われる。また国家の重要な方針や懸案を説明するために記者会見や演説を月に何度も行う。加…
韓国次期政権、核武装推進の見方
韓国紙セゲイルボ 米外交専門誌予測、日本も同調 朴槿恵大統領が崔順実ゲートで任期を満たせない可能性もあり、韓国の次期政府はドナルド・トランプ米次期政府の不確実性により、独自の核武装を推進する可能性があると米外交専門誌フ…
暴露直前「朴槿恵は真相語れ」 北宣伝が左派を扇動
韓国・国政介入疑惑 2年前、崔氏一家資料準備か 韓国の国政介入疑惑をめぐり朴槿恵大統領への退陣圧力が続く中、反政府デモを主導しているとみられる国内左派が北朝鮮メディアの影響を受けて動いているとの見方が浮上している。(編…
“トランプ時代”の安保戦略に備えよ
韓国紙セゲイルボ 米大統領選でのトランプ勝利は、対外的には「米国優先主義」基調となり、国際的介入・役割を縮小する可能性が心配される。トランプは海外軍事介入縮小、同盟および友邦の防衛分担拡大、世界警察の役割の代わりに米国…
朴槿恵の義理
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 その時はまだ本当の意味をくみ取ることができなかった。孔子が強調した「無信不立」(信なくば立たず)という故事のことだ。 国家を立てるのに必要な要素は何かという弟子の問いに対し、孔子…
セゲイルボ、鄭允会関連文書を全面公開
韓国紙セゲイルボ 「序列1位崔、2位鄭、3位朴」 セゲイルボは2014年11月、「鄭允会(チョンユンフェ)文書」報道で、影の実力者の国政介入疑惑を提起したが、大統領府と検察はその実態糾明ではなく、文書流出だけを問題にし…
北東アジア多者間安保協力が失敗した理由
韓国紙セゲイルボ 北東アジアで多者間信頼構築の機会の入り口が閉じられ、激烈な軍備拡張競争時代に突入して10年余りになる。こうなった理由は北東アジア各国の指導者が安保問題を定期的に討議できる対話の場を制度化できなかったた…
慶州地方で起きた地震
北核実験による誘発疑う 9月中旬、韓国慶州地方でマグニチュード5・8の地震が発生した。韓国では「観測史上最大規模だった」と言う。遺跡や歴史文化財の多い同地ではこれらにも被害が及んだ。地震については「安全地帯」と思われて…
なぜ今また朴正煕なのか 「強いリーダーシップ」再評価
“大企業中心の世界経営”追求 来年は韓国の朴正煕(パクチョンヒ)元大統領の生誕100周年に当たる。韓国動乱の廃虚から「世界10位圏の経済大国」に飛躍する基礎を築いた指導者として、これまでもたびたび光を当てられてきたが、…
「権不五年」でも過分
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 昔の人たちは「権不十年花無十日紅」だと言った。十年続く権勢はなく、十日間紅(あか)い花はないという意味だ。 1960年の4・19革命で権力の座から退いた李承晩大統領は権不十年の象…
19年ぶりの亡国のデジャブ
韓国紙セゲイルボ 国政遂行能力疑われる大統領 金泳三(キムヨンサム)元大統領の評価は低い。金融実名制、民主化運動、一心会廃止…、やったことは多いが、それでもなぜ評価は低いのだろうか。国を滅したからだ。 1997年1月…
朴大統領は大丈夫か?
地球だより 韓国国民を失意のどん底に突き落としている朴槿恵大統領とその知人、崔順実(チェスンシル)容疑者による不正疑惑。親しくしている韓国の友人は記者の顔を見るなり「同じ韓国人として恥ずかしい限り」と言ってくるほどだ。…
混乱嘆く韓国を笑う北
崔順実容疑者の国政介入疑惑 異例詳報で連日の批判 韓国の朴槿恵大統領が長年の知人、崔順実(チェスンシル)容疑者に内部文書を流出させたり、利益供与を図っていた問題で韓国社会が混乱気味の中、北朝鮮が連日この疑惑を詳報してい…
“崔順実国政介入”疑惑、潘基文氏支持率に直撃
韓国紙セゲイルボ “崔順実(チェスンシル)国政介入”疑惑で潘基文(パンギムン)国連事務総長の大統領選挙支持率が急落し、文在寅(ムンジェイン)共に民主党前代表に逆転されたという調査結果が出て注目されている。 これまで潘…
イカが獲れない
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 『古い約束は自然にイカの墨になるので/心は誰もが(故郷で食べた)ヤマノカミとジュンサイ(が恋しくて官職を捨て帰郷した晋の官吏、張翰の清貧さ)を考えないだろうか』。朝鮮後期の実学者、…
軍事情報包括保護協定交渉再開へ
韓国紙セゲイルボ 突然の発表に動向見守る日本 27日、東京で韓米日外交次官協議が開かれ、北朝鮮の核・ミサイル脅威に共同で対応することが話し合われた。同日、韓国では韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結交渉を4年ぶ…
有効な韓国THAAD配備
元統幕議長 杉山 蕃 複数の手段で弾道弾迎撃 中国の反対は韓米離反に狙い 北朝鮮が、米韓共同演習に際し、恒例の対抗処置として、ミサイルの打ち上げをテレビ公表していた。そして15日東部の亀城飛行場地区で「ムスダン」とみら…
朴大統領もはや“信用破綻”
特報’16 韓国の朴槿恵大統領が長年親交のある民間女性にひそかに国政に関わる機密文書を流出させていた問題で、そのリーダーシップが致命的打撃を受けている。支持率は過去最低の10%台まで急落、青瓦台(大統領府)には強制捜査…
大統領選走者の文在寅と北核リーダーシップ
韓国紙セゲイルボ 宋旻淳(ソンミンスン)元外相の回顧録が政界を揺らしている。盧武鉉(ノムヒョン)政府が国連北朝鮮人権決議案について「事前に北朝鮮と協議した」という記述が真実攻防になっているからだ。 文在寅(ムンジェイ…
“脱北者3万人時代”に備えよ
韓国紙セゲイルボ 逆説的な統一時代到来を暗示 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)が2011年に執権して以後、しばらく停滞していた北朝鮮住民の離脱が今年に入って増加傾向に転じ、“脱北者3万人時代”が目前に迫っている。 最…
スマホの“火消し”いつに
地球だより 以前、韓国最大手財閥サムスンの系列研究所に再就職した、こちらの元政府高官をインタビューした際、持っていたスマートフォンで撮影しようとしたら「なぜiPhoneの携帯を使っているのか」と言われたことがある。彼が…