韓国・北朝鮮 rss

ハリス駐韓大使内定者

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  ハリー・ハリス駐韓米大使内定者は米中央情報局(CIA)からメダル(SealMedal)を受けたCIAの功労者だ。CIAの情報収集活動に大きく寄与した非組織員に与えられる賞だ。CIA…

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米朝会談、バラ色の幻想は禁物

韓国紙セゲイルボ 冷静に“非核化”の見極めを  外交界には、「失敗する首脳会談はない」という言葉がある。最高指導者間の会合だけに、数十回の事前調整で対立懸案を解決しておくという意味だ。来月12日、シンガポールで開かれる米…

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米韓首脳会談、米朝仲介果たせなかった文氏

 米国のトランプ大統領と韓国の文在寅大統領による首脳会談がワシントンで行われた。議題の大半は来月12日にシンガポールで開催予定の米朝首脳会談に関するものだったが、トランプ氏が延期の可能性に初めて言及し、北朝鮮非核化の方法…

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「男無罪、女有罪」を糾弾

地球だより  先週末、ソウルで女性だけに参加を呼び掛けた異色の大規模デモ集会があった。発端はある美大の授業でヌードのクロッキー(速写)が行われた際、モデルの男女がケンカになり、女性モデルが密かに携帯カメラで撮影していた男…

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「南北融和」に脱北者は邪魔? 13人の韓国亡命 送還話が浮上

 2016年4月に中国・浙江省にある北朝鮮レストランの従業員ら13人が韓国に集団脱北した事件をめぐり、韓国の親文在寅政権メディアや革新系弁護士団体が脱北は当時の情報機関による拉致だったと主張、政府も再調査をにおわし波紋が…

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経済的観点に比重を置き過ぎたニューズウィーク日本版の「統一朝鮮」特集

◆対立の構図が崩れる  南北首脳会談、予定されている米朝首脳会談と朝鮮半島をめぐる情勢が激しく動いている。70年間も“対立”で固定されてきた関係が大きく変化しようとしており、周辺国はそれによる「恩恵」と「リスク」に高い関…

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高句麗を中国の漢に編入した世界百科事典

韓国紙セゲイルボ  サイバー外交使節団バンクはブリタニカ、ウィキペディア等の百科事典と有名歴史教育サイト16カ所が中国の漢を紹介する世界地図に高句麗の領土まで含めていることを確認したと15日明らかにした。  ブリタニカの…

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軍艦「独島」と「馬羅島」

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  排水量1万4000㌧級の大型強襲揚陸艦「独島」はわが国の海軍を象徴する軍艦だ。2005年の進水式の時、中国と日本が軽航空母艦ではないかとの疑惑を提起した。全長約199㍍、全幅31㍍…

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「サイゴン陥落」のデジャブ

韓国紙セゲイルボ 国際詐欺だったパリ和平協定  板門店宣言以後、北核廃棄が終戦宣言と平和協定問題につながり、ついに在韓米軍撤収論議にまで出てきた。韓国と米国が慌てて否定し、論議はひとまず水面下に潜ったが、不吉である。  …

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北「拉致は解決」、圧力回避を狙った日本牽制か

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は北朝鮮による日本人拉致問題について「すでに解決した拉致問題を持ち出して朝鮮半島の平和の流れを阻もうとしている」などとする論評を伝えた。来月12日にシンガポールで開催されることになった米朝首脳会…

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予言か? 政権の本音か?

波紋広がる文教授発言  「未来を見通す予言か」「政権の本音か」―。韓国大統領特別補佐官の先走った発言が波紋を広げている。『月刊朝鮮』(4月号)が取り上げた。  文正仁延世大名誉特任教授のことだ。同氏は米外交専門誌フォーリ…

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急旋回した北の対米政策 トランプ“回避”から“引き入れ”へ

最終目標は韓米同盟の解体  北朝鮮がいきなり態度を180度転換し、韓国との対話だけでなく、米国とも首脳会談を行うなど積極融和外交に転じてきている。これまで国際社会に対しハリネズミのように威嚇的な姿勢をとっていたことを考え…

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政治家の断食

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  1983年5月、新聞の片隅に「在野人士の食事問題」「政治懸案」という短信の記事が掲載された。金泳三(YS)元大統領が民主化を要求して23日間続けた断食に関する記事だった。政府の報道…

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なぜ今、在韓米軍の存在を揺さぶるか

韓国紙セゲイルボ  文正仁大統領外交安保特別補佐官は米外交専門誌フォーリン・アフェアーズに、「平和協定が締結されれば在韓米軍はどうなるのか。…米軍がずっと韓国に駐留する名分を探すことは難しいだろう」と書いた。  彼の在韓…

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経済再建のカギは核放棄だ

 米朝首脳会談に向けて韓半島周辺の動きが活発だ。東京での韓中日首脳会談に先駆けて、金正恩労働党委員長が専用機で中国・大連を訪れ習近平主席と最近、2度目の会談。ポンペオ米国務長官も急きょ平壌を訪れ、首脳会談の最終調整を行っ…

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板門店宣言後の「統一」の進路

韓国紙セゲイルボ 楽観より懐疑で解決に臨め  「板門店宣言」が発表され、韓国民は楽観的な期待にみなぎっている。一部では感激で親近感を感じるとし、北朝鮮の金正恩労働党委員長を褒め称(たた)えたりもするが、本当に南北関係が思…

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どうなる金正恩特需

地球だより  先の南北首脳会談で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が晩餐(ばんさん)メニューの一つに決まったことで持って来させた「平壌冷麺」は、実際に晩餐で食べた人によれば「かなりいい味だった」という。その話題に触発されたの…

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在韓米軍に「縮小・不要」論、撤退すれば韓国“丸腰”状態に

 南北首脳会談が終わり米朝首脳会談への準備が進められる中、米韓両国で在韓米軍の縮小報道や不要論が出始め波紋を広げている。在韓米軍は韓国の安全保障や外国人投資に不可欠な存在。南北首脳が署名した「板門店宣言」にある平和協定締…

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わが国の鎧は何なのか

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  古代は戦争の時代だ。領域を拡大しようとする古代の諸国家の間で、戦争はいつでも起こっていた。中国史の時代区分に「戦国時代」があるのは、それなりの理由があるのだ。百済を建国した温祚王。…

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地球上で唯一残った非武装地帯の未来

韓国紙セゲイルボ  韓半島を分ける「非武装地帯」(DMZ)。韓国動乱の休戦と同時に軍事的衝突を防止するためにつくった緩衝地帯だったが65年間、そこが非武装であったことはなかった。重火器が配備され、地雷が炸裂(さくれつ)し…

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27日、板門店平和の家で「板門店宣言」に署名した文在寅韓国大統領(右)と金正恩朝鮮労働党委員長

北の“オリーブの枝”は本物か

韓国紙セゲイルボ 付和雷同せず堅固な備えを  分断の象徴である板門店が平和の象徴に変身したことは歴史のアイロニーだ。南北が軍事的に対立するごとに激しいやりとりをした所だ。北朝鮮軍がポプラの枝を切り落とした国連警備兵らに斧…

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「日本配慮」に実利確保の思惑

検証 南北首脳会談 (下)  「よくぞ言ってくれた。その線でやっていこうと思う」  南北首脳会談を目前にした先月17日、青瓦台(大統領府)で文在寅大統領を中心に開かれた首脳会談諮問委員会で、ある委員が対日政策に関する提案…

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体制維持へ米と「核取引」狙う

検証 南北首脳会談 (中)  北朝鮮が今回の南北首脳会談とその後の米朝首脳会談に臨む決断を下した背景には国連をはじめとする対北経済制裁で北朝鮮がダメージを受け始めたことがあるといわれる。実際、韓国政府は「北のダメージ」を…

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