政治
日朝会談 首相、無条件で模索
米朝関係硬直で拉致自ら打開へ 安倍晋三首相は北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、前提条件を付けずに日朝首脳会談を模索すると表明した。拉致問題の進展を条件とする従来方針を転換した形だ。首脳会談後の米朝関係が硬直してい…
共産党機関紙購読、最多の千葉県庁で半減
全国の都道府県庁における公費による政党機関紙購読数の中で、昨年、日本共産党の「しんぶん赤旗」購読が都道府県中最多だった千葉県で、今年は半減したことが、このほど分かった。本紙取材班が情報公開請求を行って判明したもの。 (…
改憲集会、沖縄でも開催
「新しい憲法をつくる沖縄県民の集い」(主催・自主憲法制定沖縄県民会議=西田健次郎会長)が3日、那覇市で開かれ、約100人の参加者は、国会において一日も早い憲法改正の発議をするよう求める決議を全会一致で採択した。 集いで…
改憲論議の前進を訴え
8条「皇室の財産授受」も見直しを 新しい憲法をつくる国民大会 憲法記念日の3日、改憲派の新しい憲法をつくる国民会議(=自主憲法制定国民会議)は都内で、第50回「新しい憲法をつくる国民大会」を開催した。 大会は、①時代…
憲法記念日 令和元年、真正面から議論を
首相、改憲派集会でメッセージ 令和を迎え初の憲法記念日の3日、全国各地で憲法改正推進派と護憲派がそれぞれ集会を開催した。安倍晋三首相は都内で行われた公開憲法フォーラム(主催・民間憲法臨調など)に、自民党総裁としてビデオ…
憲法記念日 令和に国柄を愛し守る条文を
令和の時代となって最初の憲法記念日を迎えた。昭和、平成を経て72年の歳月を数える日本国憲法の第1章「天皇」の条文の定めにより即位されるのは、新天皇陛下で2代目、「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」としてお務めをされ…
日米 北非核化へ連携確認
貿易交渉、加速で一致 安倍晋三首相は26日(日本時間27日朝)、ワシントンのホワイトハウスでトランプ米大統領と会談した。両首脳は北朝鮮の非核化に向けた緊密な連携を確認し、トランプ氏は拉致問題の解決に「全面的に協力する」…
日米首脳会談、令和の時代も蜜月関係維持を
安倍晋三首相は26日午後、ホワイトハウスで日米首脳会談に臨んだ。日米首脳会談はトランプ政権発足後10回目。会談には事前に現地入りした麻生太郎副総理・財務相と茂木敏充経済財政・再生相が同席した。 異例の厚遇見せた米 同…
自民補選2敗、辺野古移転への反対にも丁寧な説明の継続求めた読・産
◆「政権の緩み」を指摘 「衆院補欠選挙での2敗は、政府・自民党にとって痛手だ」(読売・22日付社説)、「支持基盤の弱い地域だったとはいえ、与党有利とされる補選での2敗は『取りこぼし』ではすまされない」(日経・同)、「自…
首相、「令和」は改憲議論の時代
国民の手で新憲法制定を 推進大会 超党派の改憲派議員で構成する「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)主催の「新しい憲法を制定する推進大会」が23日、東京・永田町の憲政記念館で開かれ、約1200人が参加した。 …
衆院補選と地方選、危機感持って難題克服に臨め
夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪12区と沖縄3区の両補欠選挙が21日投開票され、いずれも自民の公認候補が敗北した。2012年末の第2次安倍内閣発足以来、自民候補の国政補選敗北は初めて。両選挙区とも特殊な地域事情はあるが…
日米2プラス2、日本はサイバー戦能力確立を
日米両国政府が外務、防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催し、防衛協力の一層の深化を確認した共同文書を発表した。 北東アジア情勢が緊迫しているにもかかわらず、2プラス2開催は1年8カ月ぶりだった。し…
「成り手不足」深刻な地方議員
政治ジャーナリスト 細川 珠生 問われる政治家の在り方 次世代の育成妨げる高齢多選 今月7日に、統一地方選挙の前半戦となる、11道府県知事選、6政令市長選、41道府県議会議員選、17政令市議会議員選の投開票が行われた。…
桜田五輪相更迭、驕り・緩み猛省し国政に臨め
桜田義孝五輪担当相が「復興より大事なのは(自民党議員)」との発言の責任を取って辞任した。塚田一郎国土交通副大臣が“忖度(そんたく)”発言で辞任に追い込まれてからわずか5日後だ。いずれも「身内」の集会ではあったが、国民の…
大阪都構想に示された民意にも議論促すばかりの朝・毎と変わらぬ読・産
◆的確だった毎日社説 7日投開票の統一地方選前半戦の最大の焦点は、大阪維新の会が大阪都構想への再挑戦を訴えて仕掛けた大阪ダブル選に対する府民の審判であった。これについては後述し、まず大阪ダブル戦にすっかり食われた形とな…
菅官房長官vs東京新聞記者
弄ばれる「報道の自由」 フリーランスの権利侵害 政治ジャーナリスト 安積明子 「報道の自由」が弄ばれている。きっかけは昨年12月28日に官邸報道室が内閣記者会に申し入れた一枚の紙。沖縄県・辺野古基地移設工事に関する東京…
統一選前半戦、地域の魅力高める行政を
第19回統一地方選の11道府県知事選、6政令市長選、41道府県議選、17政令市議選の投開票が行われた。 知事選は、北海道、神奈川、福井、三重、大阪、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の11道府県、政令市長選は札幌、相…
景況感悪化、消費税増税実施の再考も
今年10月予定の消費税増税を実施するには、経済環境が厳しくなりつつあるようだ。日銀の3月全国企業短期経済観測調査(短観)でも、景況感の悪化が示されたからだ。政府予算で増税に伴う景気腰折れを防ぐ対策を盛り込んだ2019年…
新元号「令和」、誇り持って新しい御代へ
新しい元号が「令和」に決まった。天皇陛下が新元号を定める政令に署名され公布された。皇太子殿下が新天皇に即位される5月1日に施行される。新しい御代への理想と祈りを込めた新元号の決定を喜びたい。 出典は国書の「万葉集」 …
後半国会、将来見据えた骨太の議論を
一般会計総額が過去最大の101兆4571億円となる2019年度予算が成立し、国会は後半戦に入った。 対決姿勢強める野党 19年度予算は、10月の消費税率10%への引き上げに伴う景気対策として、キャッシュレス決済向けポ…
自衛隊、頼れる「最後の砦」
平成という時代が終わろうとしているが、この30年間で、自衛隊を取り巻く環境は大きく変わった。 国内では雲仙普賢岳噴火後の災害派遣を皮切りに、常に災害現場に自衛隊がいる。また、イラク戦争後のペルシャ湾への海上自衛隊掃海…
北方領土問題、ロシアに足元を見られるな
ロシアのプーチン大統領は、日露平和条約締結交渉に関して「まず日本が日米安保条約から離脱しなければならない」と述べた。北方領土返還後に米軍が展開することを懸念しての発言だが、日本が到底のめない条件だ。ロシアがまともに交渉…
統一地方選告示、新時代担う地方政治を競え
平成最後の大型選挙となる第19回統一地方選がきょう、北海道、神奈川、福井、三重、奈良、大阪、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の11道府県知事選の告示でスタートする。 投開票日は後に告示される41の道府県議選、6市の政令市…