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革新共闘のオール沖縄と決別、自公候補を支援
赤嶺昇・沖縄県議会議長に衆院選の総括などについて聞く 先ごろ行われた衆院総選挙で中道保守が議席を増やした。翁長、玉城両県政を支えた「オール沖縄」とたもとを分かち、衆院選では自公候補を支援した沖縄県議会の赤嶺昇議長に、衆…
【社説】GDPマイナス 焦らず経済再生の基盤整えよ
2021年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0・8%減、年率では3・0%減と2四半期ぶりのマイナス成長で、個人消費や輸出など総崩れとなった。 新型コロナウイルスの「第5波」による緊急事態宣言の発令…
ウズベクが積極関与 ーアフガン情勢
中央アジアから見る アフガン情勢(下) 中央アジアコーカサス研究所長 田中哲二 ウズベキスタンは、2016年ごろからアフガンに影響力のある中国・ロシア・インド・パキスタン、それにアフガンと国境を接するタジキスタン、トル…
「新たな全体主義」から子供を守れ
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 国連利用する左派NGO 人権振りかざし過激な性教育 9月に発足した「こども政策の推進に係る有識者会議」の座長や構成員は概(おおむ)ね重厚な人事といえるが、配布資料には懸念される内容も…
アルハラ減れど酒席減らぬ? 韓国から
地球だより 新型コロナウイルスの感染防止に向けたワクチン接種率が高くなってきたことを受け、韓国でも政府が音頭を取り、ウィズ・コロナ時代に見合う日常を取り戻そうという動きが出始めている。まずは飲食店などの営業時間や利用客…
韓国与野党大統領候補 安保観の違い歴然
尹氏 日米韓で対北軍事協力を 北の非核化より平和体制 李氏 韓国大統領選挙(来年3月)に出馬する革新系で与党「共に民主党」公認の李在明前京畿道知事と保守系で最大野党「国民の力」公認の尹錫悦前検事総長の安全保障政策の輪郭…
【上昇気流】欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」
欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」で感染が再び急拡大している。1日当たりの新規感染者がこれまでで最も多くなったオーストリアでは、ワクチン未接種者の不要不急の外出が禁止され、違反者には500ユーロ(約6万5000円…
中央アジアから見る アフガン情勢 田中哲二
中央アジアから見る アフガン情勢(上) 「友好橋」通し貿易活発化 国境の町・テルメズ アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが政権を掌握して3カ月になる。今後アフガンはどこへ向かうのか。このほど、中央アジアのウズベキ…
子供たちに安心できる居場所の設置が不可欠
全国的に増加する不登校生徒、その傾向は北海道でも同じだ。こうした不登校に陥った児童生徒に対して学校や地域はどのように支援すべきかをテーマとするセミナーがこのほど札幌市内で開かれた。民間団体の北海道人格教育協議会が主催。…
【社説】拉致問題 全被害者の帰国実現を急げ
13歳の中学生だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから44年が過ぎた。 めぐみさんをはじめとする拉致被害者の家族は高齢化が進み、被害者との再会を果たせずに世を去る人も増えている。政府は一日も早く、全ての被害者の帰…
自然現象としてのコロナ流行の波
ロシア研究家 乾 一宇 下降期に宣言発令の茶番 空気感染対策と免疫力強化を ロシアの新型コロナウイルスの状況を追っていて、世界的状況や主要国との比較に及ぶことがある。 その結果の一つが、新型コロナウイルス新規陽性者数…
「私の手で必ず拉致解決」 岸田首相 都内集会で意欲
岸田文雄首相は13日、東京都内で開かれた、北朝鮮による日本人拉致被害者全員の即時一括帰国を求める「国民大集会」(主催=拉致被害者家族会など)であいさつし、「私の手で必ず解決しなければならないと強く考えている」と述べ、拉…
接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖
国境警報 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は13日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。 4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警1304」と、「海…
【上昇気流】「親ガチャ」という言葉がはやっているらしい
「親ガチャ」という言葉がはやっているらしい。初めは、親とおもちゃのガチャにどんな関わりがあるのか理解できなかったことを覚えている。 流行語は、流行に敏感な若い世代で使われ、それがテレビや雑誌、マスメディアなどで取り上げ…
【社説】コロナ総合対策 医療の備えあれば心強い
政府は新型コロナウイルスの「第6波」に備えた総合対策の「全体像」を決定した。入院受け入れ体制を今夏の「第5波」ピーク時の約3割増しとすることなどを柱としている。医療の備えがあれば心強い。その下で感染対策と経済社会活動の…
「接種再開 被害生むだけ」 訴訟起こした原告女性ら
HPVワクチンの勧奨再開決定を受け、接種で健康被害を受けたとして全国で損害賠償訴訟を起こした原告女性らが12日、厚生労働省で記者会見した。女性らは「再開は新たな被害者を生むだけだ」「元の健康な体を返して」と訴えた。 …
【上昇気流】落語家の3代目三遊亭圓歌
落語家の3代目三遊亭圓歌は岩倉鉄道学校に在籍中、学徒動員で山手線新大久保駅の駅員を務めた。後に「山のあな、あな」のフレーズで日本中を笑わせた創作落語「授業中(山のあなた)」に新大久保駅が出てくる。歌奴を名乗っていた昭和…
外交安保 毅然とした対中姿勢貫けるか
《第2次岸田内閣の政策課題(中)》 強大な経済・軍事力を背景に覇権拡大を続ける中国とどう向き合うか――。日本が直面する、この最大の外交安保課題に対し、岸田文雄首相は衆院選後のわずかな期間ではあるが、三つの行動で基本…
【社説】中国の歴史決議 習近平長期政権の幕開け
習近平長期政権の幕開けとも言える歴史決議だった。中国共産党の重要会議である6中総会(第19期中央委員会第6回総会)は、党創建100年を総括する歴史決議を採択し閉幕した。 歴史決議は1945年に毛沢東、81年に鄧小平の…
アブドル・バハ没後100年のバハイ教
日本人に東西世界の融合期待 バハイ教徒 平野祐一・キャシー夫妻に聞く 19世紀のイラン(当時のペルシャ)でバハオラによって創設されたバハイ教は、独自の聖典と暦を持つ世界宗教の一つで、イスラム教からは異端として長年、迫害…
米露関係に新しい展開か 対立の一方で接触が急増
米中不測の事態回避の「保険」 対ロシア強硬方針を掲げ、大規模制裁を科す米国のバイデン政権に対し、ロシアは「米国の防空システムを回避できる」という極超音速巡航ミサイルのテストを行うなど、米露関係は悪化したままだ。しかしその…
【社説】入国制限緩和 煩雑な手続きや行動制限
海外とのビジネスや経済活動の活発化のために新型コロナウイルスの水際対策が緩和された。これまで入国者に求められてきた原則14日間の自宅待機期間が、条件付きで3日に短縮された。歓迎すべきことだが、手続きが煩雑で入国者や受け…
「憲法改正」国会発議へ手腕問われる首相
《第2次岸田内閣の政策課題(上)》 岸田文雄首相は就任後1カ月足らずの短期決戦に持ち込んだ衆院選で自民党が単独で絶対安定多数を獲得するなど、国政の主導権を確保する中で自公連立の第2次内閣を発足させた。国民の信任を得…