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東洋的“夢の舞台”で魅了ーウズベキスタン
公演再開したナボイ劇場 場内装飾もイスラム的な意匠 新型コロナウイルス・パンデミックで制限されてきた芸術活動が、徐々に活発化しつつある。モスクワのボリショイ劇場とともに旧ソ連の四大劇場の一つとされる、ウズベキスタンの首…
辛亥革命110年と中華民国(台湾)国慶節
平成国際大学教授 浅野 和生 国際社会に「台湾」を強調 「中華人民共和国」とは別の国 今から110年前、1911年10月10日の武昌蜂起をきっかけとして、12年1月1日、孫文を初代臨時大総統とする中華民国が成立した。そ…
【韓国紙】波紋呼ぶ米の終戦宣言「別の観点」発言
韓国紙セゲイルボ 押せ押せ韓国政府と一線画す 「われわれ(韓米両国)はそれぞれの措置のための正確な順序と時期、または条件に関し、多少別の観点を持っているかもしれない」 先月26日、「韓国政府が推進する終戦宣言」に対す…
ハロウィーンより早いクリスマスー米国から
地球だより 先日、4歳になる息子の遊び友達の家庭からハロウィーンパーティーに誘われたので、子供用コスチュームをスーパーに探しに行った。しかし、ハロウィーン前にもかかわらず、店内はツリーの飾りや電飾など早くもクリスマスモ…
ブラジル COP26で「野心的政策」提案
28年までにアマゾン違法伐採ゼロ 英国のグラスゴーで、今月12日まで国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が開催されている。世界各地で洪水や旱魃(かんばつ)、熱波などの異常気象が相次ぐ中で開催された今回…
【上昇気流】歴史学者増田四郎の『ヨーロッパ中世の社会史』
7月に講談社学術文庫の一冊に入った、歴史学者増田四郎の『ヨーロッパ中世の社会史』を興味深く読んだ。気流子の学生時代、西洋経済史のゼミを担当した教授が増田の愛(まな)弟子で、その師から増田についての話を聞いた縁がある。 …
【社説】第2次岸田内閣 改憲にスピード感持って臨め
第206特別国会で岸田文雄首相(自民党総裁)が第101代首相に選出され、自公連立の第2次岸田内閣が発足した。10月の衆院選で議席を減らしながらも自民が単独で絶対安定多数の261議席を獲得し、国政運営の主導権を掌握する中…
海保第11管区、洋上の救急医療で実施訓練
はるか洋上を航行する船舶内で重傷者が発生したらどうするか。海上保安庁(以下、海保)の第11管区(那覇)はこのほど、救急病院の医師や看護師らを招き、洋上救急訓練を行った。海洋面積が広い沖縄では迅速な判断と関係機関とのスム…
【社説】辺野古移設地 地域の平和と安定に不可欠
松野博一官房長官が沖縄県庁で玉城デニー知事と会談した。玉城氏は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)を名護市辺野古へ移設する政府方針は「危険性の除去につながらない」と主張し、直ちに中止するよう要求。松野氏は現行計画の実施が…
特定離島指定し自衛隊施設をー元海保現場トップ
どう守る尖閣 元海保現場トップに聞く(下) (公社)東京湾海難防止協会理事長 向田昌幸氏 向田さんの近著『尖閣問題の現状と展望』(IMOS刊)では、かつての米国ニクソン大統領が初めて打ち出した尖閣領有権に関する「中立・不…
【上昇気流】新型コロナウイルスの水際対策の緩和
新型コロナウイルスの水際対策の緩和で、昨日からビジネス目的の帰国者や入国者は、これまでの10日間の自宅待機が条件付きで3日間に短縮された。歓迎すべきことだが、海外出張から帰国し同じ日に10日間の待機を終えた気流子として…
自民総裁選に見る「二つの民意」
文明論考家 元駐バチカン大使 上野 景文 正統性を有する議員票 党員票に直接民主制の色彩 岸田文雄総裁を選出した自民党総裁選挙からはやひと月。世間の関心は総選挙に移り、総裁選は「遠い過去」のことのように映る。が、総裁選…
銃撃テロ1年目を迎えてーオーストリアから
地球だより ウィ―ン銃撃テロ事件の犯行場所で犠牲者を追悼するオーストリア政府首脳陣(2020年11月3日、ウィーン市内で、オーストリア国営放送の中継放送から)[/caption] 11月2日はウィーン市民にとって忘れら…
EU VS 英 離脱後も亀裂深まる
英仏海峡で英仏の漁業権をめぐる対立がエスカレートし、英領北アイルランドが欧州連合(EU)の単一の商品市場に留め置かれていることへの不満が強まっていることが、EU英関係に亀裂をもたらしている。この二つはブレグジット(EU…
がん教育、授業ではリスク回避、回復に重点を
2人に1人が罹患(りかん)する悪性新生物(がん)に対する知識を持ってもらおうと、沖縄大学はこのほど、がん教育についての公開講座を行った。今年度から中学の授業で「がん教育」の授業が必修になり関心が高まっている。公開講座に…
中国共産党 習氏、長期政権へ権威確立
6中総会 11日に「歴史決議」 中国共産党の第19期中央委員会第6回総会(6中総会)が8日、北京で始まった。結党100年を迎えた党の歴史を総括する「歴史決議」案を審議し、最終日の11日に採択する見通しだ。毛沢東、鄧小平…
海警法で独善的に管轄権主張ー元海保現場トップ
どう守る尖閣 元海保現場トップに聞く(中) (公社)東京湾海難防止協会理事長 向田昌幸氏 中国が海警法を制定した狙いは。 そもそも中国には、歴史的に見ても国際法上も尖閣諸島の領有権を主張する資格はない。従って、領有権を…
【社説】電車内の凶 行避難の在り方が問われる
東京都調布市を走行中の京王線車内で乗客17人が刺されるなどした事件が発生した。逃げ場のない電車内の凶行にどう対処するかが問われている。 窓を開けて車外に避難 事件を起こした服部恭太容疑者は、調布駅で特急に乗車直後、…
米 与党民主党 優勢維持へ試練
米中間選挙まで1年 経済に関心、党内融和カギ バイデン米大統領の「信任投票」となる中間選挙まで1年。与党民主党が議会上下両院で持つわずかな優位を維持できるかが焦点だ。社会が新型コロナウイルス禍からの回復途上にある中、国…
【社説】韓国大統領選 安保重視する候補に期待
来年3月実施の韓国大統領選に出馬する与野党の公認候補が出揃(そろ)い、与党「共に民主党」の李在明前京畿道知事と最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長による事実上の保革一騎打ちとなる公算が強まった。新しい大統領は日韓関係…
【上昇気流】言葉は自分が思った通りに相手に伝わるとは限らない
今では、このように呼ぶ人はいまい。数十年以上前の気流子の学生時代、教育関係の大学教授が授業で、自分の家族を「愚妻」と表現していたのである。現在ではアウトだと思うが、老教授はおそらくユーモラスに自分の家族のことを紹介した…
中国が台湾首相らに制裁
「独立分子」 生涯責任追及 中国政府は5日、「頑迷な台湾独立分子」をリスト化し、本人や家族の入国禁止など制裁を科す方針を明らかにした。国営新華社通信が国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官の談話として伝えた。朱氏は、蘇貞昌…
ブラジル 人気歌手ら5人死亡 小型機墜落
ブラジル南東部ミナスジェライス州ピエダーデデカラチンガで5日、人気歌手マリリア・メンドンサさん(26)を乗せた小型チャーター機が墜落し、メンドンサさんを含む搭乗員5人全員が死亡した。 現地メディアによると、メンドンサ…