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「死」の意味を考える
哲学者 小林 道憲 生と死は表と裏の関係 終わりではなく一つの過程 18世紀末のパリの墓地整理のため姿を消したサン・イノサン墓地は、教会広場と納骨堂からなる墓地で、パリの住人たちが幾世紀にもわたって埋葬された聖地であっ…
“戦後”の安住やめ未来に備えよ
緊急事態と憲法 私の提言(下) 拓殖大学桂太郎塾名誉フェロー 田村重信氏 日本国憲法の最大の欠陥は、有事や非常事態に関する規定がないことだ。戦争になった場合、あるいは今回のような新型コロナウイルスが蔓延(まんえん)する…
武漢研究所起源の「証拠見た」
トランプ大統領 対中報復関税も トランプ米大統領は4月30日、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市のウイルス研究所から流出したという説について、確度の高い証拠を「見た」と述べた。また、隠蔽(いんぺい)を図ることなどで感…
マン島TTレース、自分磨いて結果出す
オートバイレーサー 山中 正之さんに聞く 1907年からイギリス・マン島で開かれ、世界最古の一番危険なレースと言われる「マン島TTレース」。普段は生活道路として使われている公道を封鎖して設けた約60キロの周回コースをバ…
秋篠宮殿下御夫妻 公務に多忙な日々
地方、海外、被災地へ 天皇陛下の即位に伴い、皇位継承順位1位の皇嗣となられた秋篠宮殿下。天皇、皇后両陛下から引き継いだ地方行事を含め、海外や被災地訪問など、この1年間も多くの公務に同妃紀子殿下と臨んでこられた。 一方…
上皇陛下御夫妻 仮住まい生活に
新型コロナ拡大に心痛める 上皇陛下御夫妻は3月末に移り住んだ仙洞仮御所(東京都港区高輪)の庭を毎朝散策するなど、静かに過ごされている。新型コロナウイルスの感染拡大に心を痛めつつ、事態の推移を見守られている。 上皇陛下…
即位1年、順調なスタート 皇后陛下も活動広げる
天皇陛下が即位されてから1年。陛下は象徴の務めを着実に引き継ぎつつ、誕生日会見では時代に応じた新たな象徴の在り方にも言及された。療養中の皇后陛下も活動の幅を広げられ、令和の皇室は順調なスタートを切った。 一方、今年2…
コロナ踏まえ「私権制限」議論を
緊急事態と憲法 私の提言(上) 大和大学准教授 岩田 温氏 新型コロナウイルス感染拡大により日本が戦後築いてきた法律や制度が緊急事態に十分対応できないことが明らかになった。その根底にある憲法の問題にまでさかのぼり、今後…
天皇陛下 即位から1年
新型コロナ感染拡大ご憂慮 天皇陛下は1日、即位から1年を迎えられた。即位の礼や大嘗祭など、一連の即位関連儀式をつつがなく終え、療養中の皇后陛下も体調を整え全て出席。最近は新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの公務が中止…
米大統領選、中国問題が主要争点に
11月の米大統領選で、中国問題が主要争点として浮上している。中国が新型コロナウイルスの初期対応で隠蔽(いんぺい)を図り、感染拡大させたことに対する有権者の反発が高まっていることが背景にある。トランプ大統領と民主党候補指…
新型コロナ終息後に残る経済課題
韓国紙セゲイルボ 回復急務、政府と政界は知恵絞れ 切迫した心情で“薬局ツアー”をしたり、ネットでマスク販売情報を確認して大急ぎで駆け付けたりしたことが、いつの間にか昔のことになってしまったようだ。新型コロナウイルスに対…
武漢ウイルス禍への「日本型」対応
東洋学園大学教授 櫻田 淳 諸外国は否定的な評価 問い質される戦後日本の歩み 武漢ウイルス禍の「パンデミック」に際して、日本政府の対応方針は、結局のところは、日本国民各層に「自粛」を要請することに集約されていた。 4…
コロナ禍 デマ情報拡散なぜ?
NEWSクローズ・アップ 愉快犯や広告収入狙う発信者 「教えてあげよう」善意で転送 新型コロナウイルスに関するデマ情報や真偽不明の情報が広がり、買い占めや風評被害などのトラブルが全国で相次いでいる。出どころが確認できな…
新型コロナウイルス、武漢研究所流出が最有力
米政府が、新型コロナウイルスの発生源は中国・武漢の研究所の「可能性が最も高い」と分析していることが、ワシントン・タイムズが入手した報告書から明らかになった。 新型コロナ米政府分析 中国当局の隠蔽指摘 報告書は、公開さ…
新型コロナ 観光立国オーストリアも大打撃
アルプスの小国オーストリアは観光立国だ。その観光業界が、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う国境閉鎖、外出自粛、コンサート、文化・スポーツイベントの停止の影響を受けて大きなダメージを受けている。5月半ばにはレストラ…
コロナが揺さぶる米大統領選
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 米中関係の悪化に拍車 問われる医療、雇用、選挙制度 勢いが止まらない新型コロナウイルスの感染拡大、そして跳ね上がる死者数はアメリカの大統領選挙の動向にも影響を与…
製造業の生産拠点国内回帰図る、日本の「脱中国」 世界が注視
NEWSクローズ・アップ 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍政権が製造業の生産拠点を中国から国内に回帰させる取り組みを始めたことが、海外から注目されている。米国でも既に、中国を世界のサプライチェーン(部品供給網)…
「憲法の変遷」と日本の安全保障
日本大学名誉教授 小林 宏晨 「非常事態法」の制定を 新法の中に自衛隊位置付け 世界190数カ国の中、自国の安全保障に配慮しない国家は存在しない。カトリックの総本山バチカン市国でさえ、なかんずくスイスのカトリック兵士に…
コロナ禍で激発した「遺恨試合」
首相“退陣意向”表明が裏目に 疫病、恨み、嫉(ねた)み、憎しみ、遺恨、私利私欲、悪巧みなど、この世に蔓延(はびこ)る、あらゆる「災い」は、ギリシャ神話に拠(よ)れば、全能の神ゼウスが地上に寄越(よこ)した「パンドラの箱…
駆け巡る重体・死亡説 ポスト金正恩に関心集まる
NEWSクローズ・アップ 妹が有力 集団指導併用も 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(36)の重体説や死亡説が報道やSNSなどを通じ世界を駆け巡る中、ポスト金正恩への関心が高まっている。妹で党組織指導部第1副部長の与正氏…
令和の時代を生きる養生訓
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 大切な“心の穏やかさ” 「今・此処」を受け入れ専念 “降る雪や明治は遠くなりにけり”とは、中村草田男の句であるが、何時(いつ)しか昭和も遠くなりつつある思いが去来するこの頃である…
米戦略爆撃機、空自と合同訓練 インド太平洋防衛に関与継続
米太平洋空軍は24日、本土配備の超音速戦略爆撃機B1が日本の上空で、航空自衛隊の戦闘機F2などと合同訓練を行ったことを明らかにした。米軍はグアムから戦略爆撃機B52を本土に撤収させたばかりだが、合同訓練は西太平洋地域へ…
ブラジル各地マスク義務化、違反なら罰金も
ブラジルのリオデジャネイロ市で23日、新型コロナウイルス対策として、外出時や公共の場でのマスク着用を義務付ける条例が施行された。政府系ブラジル通信などが報じた。 条例では、飲食店や食料品店など商業活動を行う人々のマス…