海外メディア
コロナ危機で食料供給網の脆弱性露呈 Crisis exposes weak links in food supply chain
トラック運転手のケビン・ステイチェンさんは14日夜、テネシー州の加工施設で豚を降ろす前、額にレーザー体温計を当てて検査を受けなければならなかった。 「少しも心配がないと言ったらうそになる」。ステイチェンさんは15日、…
体制で違う感染拡大への対応 Political scientists get real chance to compare world’s governments
世界中の国が同じ危機にこれほどまでに真剣に取り組むのを、政治科学者らが実際に、リアルタイムで経験できる機会はそれほどあるものではない。 政治科学は以前から、一つの学問であり、混沌とした政治の現実とは無縁だとの非難を受…
コロナとビッグブラザー
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 “ビッグブラザー”とは独占した情報によって社会を統制する権力として、英国の作家、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に登場した言葉だ。新型コロナウイルスが全地球的な災難に乗じて…
コロナ以後の世の中、国民の選択は
韓国紙セゲイルボ 今回の総選挙で新型コロナウイルスを超える争点はなかった。政権中盤期の国政選挙だが、文在寅政権の失政問題は有権者の耳目を引かなかった。経済活力と雇用を萎縮させた所得主導成長、マンション価格の高止まりを招…
北朝鮮でも感染の可能性
米専門家 強権で拡大を阻止か 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が進む中、北朝鮮が感染者ゼロと主張していることについて、専門家の間でさまざまな見方が出ている。 北朝鮮は経済制裁が科される中、輸入のほとんどを中国に頼…
「あの方たちは何を考えているのだろうか」 A penny for their thoughts
死のウイルスが、津波のように全地球を襲い、姿を現してから、あっという間に米国の1万3000人強を含め、8万人以上の人命を奪った。このような招かれざるチェンジエージェント(時代の変革を促すような事件)と格闘しつつ、2人の…
外出制限は対コロナの最善策ではないと専門家 Scholars: Stay-at-home orders not best approach to pandemic
公衆衛生の一部専門家から、新型コロナウイルスのパンデミックへの対応策として、米経済を急停止させている自宅待機命令よりも、もっと良い方法があるかもしれないとの指摘が出ている。 彼らの見解は、現在の医療界の主流からは外れ…
中国寄りWHOに反発強まる
米「共産党の代理人」 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、世界保健機関(WHO)の中国寄り姿勢に非難が強まっている。 中国は10年ほど前から、国際機関のトップに中国人や中国に近い人物を据えることを目指して活動してき…
コロナ危機で存在価値示す不法移民 Illegals work hard to show they deserve to stay
新型コロナ危機の中、ニューヨークでは、不法移民グループの女性らが職を失い、手製マスクを縫い、生活を維持するための収入を得ている。 西に目を向けると、不法移民が依然、農家を支えている。外出禁止令が課されない重要な労働力…
総選挙の争点は“コロナ”ではない
韓国紙セゲイルボ 未来をどう設計するかが重要 第21代総選挙が4月15日に迫っている。しかし新型コロナウイルスのため選挙の雰囲気は過去いずれの時よりも冷え切っている。 各政党と候補者は国民の関心を引くために新型コロナ…
インフラ法案を可決させよ Time for infrastructure week
雇用統計が出たが、様子がどうもおかしい。先週、700万人近くが失業給付の申請をした。予測をはるかに上回り、悲しむべき歴史的記録を作ることになった。その前の週は、300万人超だった。コロナウイルスが国中で大混乱を増大させ…
中国の感染者数横ばいに疑念高まる Doubts mount about China’s flattened curve
中国は新型コロナウイルスの感染者と死者の数を意図的に実際より少なく数えることで、当局による危機管理が成功したように見せようとしている。米情報機関の分析は、このように結論付けている。 「中国の情報は正確性に疑いがあるの…
新型コロナ治療で抗マラリア薬に脚光 Trump-touted malaria drug front and center in coronavirus treatment fight
マラリア治療薬として65年前から使用されている薬が急に、世界で論争の焦点になった。新型コロナウイルス(COVID―19)とトランプ大統領がその原因だ。 米食品医薬品局(FDA)が、クロロキンと、クロロキンを基に作られ…
中国封じ込めへ再編計画、米海兵隊がインド太平洋に照準
米海兵隊は3月下旬、南シナ海の軍事化など西太平洋で覇権を拡大する中国との紛争に備えるための再編計画を発表した。今後10年で戦車隊を全廃、対艦砲を強化する一方で兵員を削減するなど島嶼(とうしょ)部の敵地内部に侵入すること…
米価とマンション価格
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「金持ち王」。1637年版オランダの花図録に出てくるチューリップの名前だ。球根1個の値段が4200フローリンに達する。熟練した職人の年間収入が300フローリン、平凡な住宅1軒の値段…
「n番部屋」はポルノでなく性搾取物
韓国紙セゲイルボ 子供たちがネット性犯罪の餌食に 「n番部屋」事件はテレグラムというドイツのインターネット交流サイト(SNS)を使って児童・青少年のわいせつ画像・動画を不法に流していた事件だ。これをポルノ(淫乱物)だと…
コロナに政治は通用しない The coronavirus does not play politics
この記事を書いている時点で、コロナウイルス陽性と判定された米国人は、約6万人で、死者は900人を超えているが、現在のウイルスの広がりを追跡し、説明する資源が不足していることを考えると、州および連邦レベルの政府機関が指摘…
見直されるホームスクール、新型コロナで学校閉鎖の米
ディエゴ、ケリー・ボカネグラ夫妻は2年余前、テキサス州ヒューストン郊外の自宅で娘のイサベラさん(10)と小学1年生の息子ルカ君を、自宅で教育することを決意した。イサベラさんが免疫疾患セリアック病で、小麦などに含まれてい…
ソーシャルメディアで独創的な選挙運動をする候補者たち Hopefuls get creative with outreach on social media
赤ちゃんにキスしたり、握手したり、写真を自撮りするのは忘れてほしい。 新型コロナウイルスの感染拡大により、伝統的な選挙運動は完全に中止になった。この勇ましい新世界の特徴となっているのが「ソーシャル・ディスタンス(社会…
聖戦組織がテロ呼び掛け、新型コロナは「神の怒り」
「イスラム国」(IS)などの過激派組織は、新型コロナウイルスの感染拡大は「神の怒り」だと主張し、各国の政府・軍が対策に追われている今が攻撃のチャンスとして、テロの実行を支持者らに呼び掛けている。 このところ、アフリカ…
ファーウェイのスパイ活動阻止へ新法 New law aims to block China from spying on U.S. telecommunications networks
トランプ大統領は24日、中国が米国の通信網に侵入し、スパイ活動や情報収集を行うのを阻止するための新法に署名した。 新法は、次世代通信機器「5G」対応機器を守るための国家戦略を立てることを求めている。5Gをめぐっては、…
買いだめしない韓国
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 新型コロナウイルスに襲われた全世界で“買いだめ”熱風が吹き荒れている。米国、英国、日本など先進国も例外ではない。人々が店の前に長い列をつくって並んで、オープンするや否やトイレットペ…
パンデミック時代に不信育てる政治
韓国紙セゲイルボ 極端な保革対立、投票で審判を 連日の新型コロナウイルス感染拡大と経済不振のニュースはこの世紀的な危機がいつ終わるか分からないという不安を煽(あお)っている。全世界の政治・経済の情勢がコロナ以前と以後に…