新聞 TV 週刊誌 rss

バイデン米新政権に外交・安保で厳しい対中姿勢の継承求めた産経など

◆まさに嵐の中の船出  第46代米国大統領に20日、民主党のジョー・バイデン氏が歴代最高齢となる78歳で就任した。就任式は連邦議会議事堂周辺にバリケードを築き、ワシントン市内を州兵2万5000人が厳戒体制を敷く異例の事態…

続き

緊急事態発生時に国民の命を守れぬ「平時の憲法」に固執する左派紙

◆対策を邪魔する野党  「新型コロナウイルスの第3波をどう封じるか、正念場だ。コロナとの闘いは丸1年になる。昨年1月には野党と左派紙は「桜を見る会」「モリカケ」の追及にうつつを抜かし、2月には安倍晋三首相(当時)の全国一…

続き

米国分断を投影した「プライムニュース」における古森・デーブ論争

◆演説と矛盾する弾劾  「赤(共和党のシンボルカラー)と青(民主党のシンボルカラー)、地方と都市部、保守主義とリベラルが戦う、この野蛮な戦争を終わらせねばならない」――バイデン米大統領の就任演説の一節だ。  今回の大統領…

続き

新型コロナウイルスのワクチン接種、リスク判断を読者に投げたアエラ

◆「儲からぬ」重症患者  日本は病床数が多く、半面、欧米に比べて感染者数は桁違いに少ない。なのに「医療崩壊」が叫ばれている。何が問題なのか。週刊現代(1月23日号)がズバリ切り込んだ。「医療崩壊のウソと現実」の記事である…

続き

電力需給逼迫で「課題浮き彫り」の再生エネにこだわり説得力欠く朝日

◆不可欠な原発再稼働  厳しい寒さが続く中、暖房需要の増加により電力需給が逼迫(ひっぱく)している。火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の不足が直接の要因だが、背景には現状のエネルギー供給体制の問題がある。  この…

続き

「科学的視点に欠ける」と科学者に紙面上で社説を批判された朝日

◆「脱エンジン車」の愚  科学者による痛烈な朝日批判にお目にかかった。それも産経や保守誌ではなく、当の朝日紙上で、だ。  「電気自動車用バッテリーは生産段階で大量のCO2(二酸化炭素)を排出する。にもかかわらず脱エンジン…

続き

新型コロナウイルス変異種出現で前向きな取り組み強調した女性自身

◆遺伝子追究は限定的  年末年始にかけ、英国や南アフリカの型と異なる新型コロナウイルスの新たな変異種が日本でも検出された。これらは感染力が強い英国型と共通の変異があることまでは分かっているが、遺伝子配列の追究も限定的で、…

続き

地球温暖化に警鐘鳴らし脱炭素化の広報番組的なNHKスペシャル

◆温暖化も「緊急事態」  新型コロナウイルスの緊急事態宣言が年明け早々に再発令され、コロナ対策で変容した社会が日常となる中、9日放送のNHKスペシャル「2030ミライの分岐点」シリーズ第1回「暴走する温暖化 “脱炭素”へ…

続き

遅れた緊急事態宣言を一斉批判する中、医療体制再構築訴えた日経など

◆政府と自治体の失政  「感染抑制に軸足を移すことをためらい、場当たり的な対応で感染者を急拡大させた末の『切り札』である。菅首相は危機的状況を招いた政治責任を厳しく受け止め、今度こそ、国民のいのちと暮らしを守る責務を果た…

続き

新年の各紙社説が憲法に触れぬ中、骨太の改憲論を説いた産経・石井氏

◆「国家像」を示す必要  「我ら日本国民はアジアの東、太平洋の波洗う美しい北東アジアの島々に歴代相(あい)承(う)け…」  中曽根康弘元首相が2005年1月に発表した「世界平和研究所 憲法改正試案」(中曽根試案)の前文の…

続き

「不条理」を恨まず実を以て報いた中村哲の生き方伝えたNHKBS

◆際立った言葉の数々  緊急事態宣言が再び発令された。コロナ禍で、少なからぬ人たちが不条理に喘(あえ)いでいる。  看取ることもできぬまま家族を失った人がいる。そうかと思えば、感染者をケアしていることで家族が差別に遭い、…

続き

新型コロナ第3波、行動制限ではなく医療体制の拡充を訴える新潮

◆二つ約束破った政府  新型コロナウイルス感染の第3波が来ている。政府は1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に緊急事態宣言を出した。大阪、京都、兵庫の3府県も宣言を出すよう政府に要請、愛知県も要請を検討している。  宣言…

続き

コロナ禍の日本経済が抱える課題に正面から取り組んだ読売新年社説

◆景気の二番底懸念も  仕事始め早々に、「緊急事態宣言」が検討される状況となり、政府はきょう(7日)決定する。  首都圏1都3県を中心にコロナ感染が著しく増加しているからで、医療の現場では危機的状況が伝えられる一方、「緊…

続き

各紙が元旦紙面で中国リスクをメインに報じる中、朝日は全く触れず

◆戦間期の対応を誤る  令和3年が明けた。西暦では2021年、20年代の幕開けである。それで100年前の1920年代を思い浮かべた。英歴史家E・H・カーが「危機の20年」と呼んだ両大戦間の前期に当たる。その時代の対応を誤…

続き

欧州の一貫性のない対応がリビア情勢を悪化させたとアルジャジーラ

◆対立する仏伊の利害  2011年のカダフィ政権崩壊を受けて始まったリビア内戦は10年目を迎えた。民主化運動として隣国チュニジアで始まった「アラブの春」に端を発する内戦だが、東西勢力への分断、外国勢力からの介入へとつなが…

続き

楽観論と悲観論が交錯、今年もコロナに振り回されると予測する各誌

◆経済回復遅れる恐れ  昨年は新型コロナウイルスによる世界的流行(パンデミック)で始まったが、今なおその厄災は続く。そうした中で日本は安倍政権から菅政権に代わった。果たして2021年、日本と世界の政治・経済はどのような一…

続き

「天安門」外交文書の公開で対中融和政策の失策を指弾し見直し迫る産経

◆米と同様の誤り犯す  「ウイルスに年末年始はない」(菅義偉(よしひで)首相)と国民に感染防止の徹底を呼び掛ける。中国・武漢発の新型コロナ禍中の日本は、コロナ・ウイルス第3波の感染拡大への懸命な対応が続く。加えて、英国な…

続き

戦前は商業的な扇動、戦後は思想的扇動で国の針路誤らせた朝日

◆破られた朝日タブー  本紙の読者でつくる世日クラブで19日、動画サイト「ユーチューブ」のライブ配信でオンライン講演をさせていただいた。視聴者にはお礼申し上げる。講演は筆者にとっても過去の資料を読み直すいい機会となった。…

続き

眞子殿下と小室圭さんの結婚問題で最後の抵抗を試みる新潮・文春

◆疑念の払拭を求める  今年の締めくくりは週刊新潮(12月31日・1月7日号)と週刊文春(同)が揃(そろ)って取り上げた「国民的関心事」(新潮)である秋篠宮家の長女・眞子殿下と小室圭さんの結婚問題だ。共にトップ記事である…

続き

増える新型コロナ感染者と生活困窮者の解決を模索する「日曜討論」

◆有事となる医療現場  年末を迎え、今年1年を振り返って最大の話題は新型コロナウイルス感染であり、感染者は寒さの中でまた増加の一途をたどっている。欧米でワクチン接種が始まり、明るさを取り戻すかに見えたが、今度は英国で感染…

続き

来年度予算案に各紙社説は「膨張」「たが外れ」「野放図」など批判の連呼

◆コロナ禍で予算膨張  22日付読売「借金頼みの財政膨張は危うい」、朝日「財政規律のたが外れた」、毎日「コロナに乗じた野放図さ」、産経「財政悪化の現実忘れるな」、日経「財政規律の緩みを隠せぬ来年度予算案」、東京「膨張し過…

続き

座間事件裁判、「罪と罰」から逃避し死刑判決への意思表示をしない朝毎

◆極刑以外の結論なし  「罪と罰」は古代からのテーマだ。紀元前17世紀のハムラビ法典には「目には目を、歯には歯を」とある。奪ったものと同じものをもって報いる。これが罪刑法定主義の起源とされる。ロシアの文豪、ドストエフスキ…

続き

夫婦別姓問題で結婚・離婚繰り返す事実婚カップル登場させた日テレ

◆控除狙い“偽装結婚”  当初案に入っていた「選択的夫婦別氏(姓)」の文言を削除した第5次男女共同参画基本計画案を、自民党が了承したのを受けて放送(18日)した日本テレビ「news every」。別姓導入に賛成する割合が…

続き