座間事件裁判、「罪と罰」から逃避し死刑判決への意思表示をしない朝毎


◆極刑以外の結論なし

 「罪と罰」は古代からのテーマだ。紀元前17世紀のハムラビ法典には「目には目を、歯には歯を」とある。奪ったものと同じものをもって報いる。これが罪刑法定主義の起源とされる。ロシアの文豪、ドストエフスキーは『罪と罰』の中で、人を殺した主人公に若き娼婦の口を通してあがないの道を説く。


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