コラム rss

日本のアニメは世界中で注目され、海外で…

 日本のアニメは世界中で注目され、海外で展開する「クールジャパン」の一つ。映画「君の名は。」は海を越えて中国でもヒット中だ。  その一方で、一昨年あたりから日本のアニメ制作キャパ(作画能力)の限界が見え始めたという。20…

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沈静化した年越し花火

地球だより  フィリピンで新年の風物詩と言えば、悪運を追い払う盛大な花火だが、今年はかなりおとなしくなった感じがした。  確かに日本では考えられない数の花火が住宅街のあちこちから一斉に打ち上げられ、話し声も聞こえないほど…

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「松過(まつすぎ)のがらりと変る人通り」…

 「松過(まつすぎ)のがらりと変る人通り」(星野立子)。この時期は寒さが厳しく、関東地方では成人式の前後に雪が降ることも多い。今年はどうだろうか。そして、松飾りを取り除いた今は、正月気分も終わりである。  俳句の季語の「…

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政府は、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦…

 政府は、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、駐韓大使の一時帰国や日韓通貨交換(スワップ)協定協議の中断などを決めた。残念な事態だが、やむを得ない措置ではないか。  この…

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「我々(小説家)は(略)、夢を見ていても…

 「我々(小説家)は(略)、夢を見ていてもそれが仕事でないとは言えない」と、村松友視氏の長編小説『永仁の壺』の中で小説家の男が言っている。この言葉は、夢という不思議な現象についての真実の一面を物語っている。  芸術の起源…

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“赤い鶏”の年

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  2017年は酉(とり)年だ。60 の干支(えと)のうち34番目の丁(ひのと)酉年だ。暦法では丁が火の気運を意味し、火は赤いという意味を持つので“赤い鶏”の年と解釈される。赤いという…

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『夜と霧』を書いた心理学者、V・E・…

 『夜と霧』を書いた心理学者、V・E・フランクルの生涯にわたった趣味はロッククライミングだった。ヨーロッパアルプス山中に初登頂したルートが二つあって、彼の名前が付けられているという(『フランクル回想録』)。  その体験は…

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オバマ氏の恥ずべきレガシー

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 国連で反入植活動決議 譲歩迫られるイスラエル  「いざというとき、イスラエルには私が付いている」-オバマ大統領、米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)で、2012年3月4日 …

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「太平洋戦争」の名称の背景

 昨年暮れのとある会合で、先の戦争の名称について、参加者の間で意見が割れ、あわや喧嘩(けんか)になるのでは…と思う場面があった。  私は、先の戦争の名称については「大東亜戦争」だと主張し、次のように説明した。  そもそも…

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日常茶飯の銃社会

地球だより  タイはアメリカほどではないにしても銃社会であることは間違いない。日本に比べタイでは拳銃が安易に手に入るし、くじ引きで男は兵役義務があることから、銃の扱いには慣れている。  1週間ほど前にもバンコク東郊サムッ…

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平成の御代になって30年近く。経済のグローバル…

 平成の御代になって30年近く。経済のグローバル化が進む中、各メーカーは命綱の主力製品のほか、他の分野にまたがる事業、製品製造に力を入れるようになった。  2018年に創業100年を迎える大手化学工業メーカー、日東電工も…

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<幼子の静かに持ち来し折り紙のゆりの花手に…

 <幼子の静かに持ち来(こ)し折り紙のゆりの花手に避難所を出づ>――天皇、皇后両陛下が昨年詠まれた御歌のうち、宮内庁が新年に当たり発表した計8首の中の一つ。天皇陛下が熊本地震の被災地を見舞われた際の思い出を御歌にされた。…

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「元朝(がんちょう)や神代の事も思はるゝ」…

 「元朝(がんちょう)や神代の事も思はるゝ」(守武)。明けましておめでとうございます。きょうから2017年。元朝とは、元日の朝のことである。毎年のことながら新年の朝を迎えると、そのたびに生まれ変わったような気持ちになるの…

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小紙に昨日掲載された「今年の10大ニュース」…

 小紙に昨日掲載された「今年の10大ニュース」国内編と海外編を見ながら、改めて大きなニュースの多い年だったと思う。米大統領選挙ではまさかのトランプ氏勝利。そして、これも大方の予想を裏切っての英国民投票での欧州連合(EU)…

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日本からも第二のセガール?

地球だより  プーチン大統領のロシアでは国の元首と個人的な関係を築けば、どんなことでも起こり得る。  ハリウッドスターのスティーブン・セガール氏が11月に、アメリカ国籍以外に、セルビア国籍を持ちながらも 、プーチン大統領…

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焼き鳥を串から外して食べる客が最近増えて…

 焼き鳥を串から外して食べる客が最近増えているそうだ。それに対し、店側がインターネット上で「やめてほしい」と強く要請したことが話題になっている。「わざわざ串に刺したのだから、そのまま食べてほしい」というのが店側の要望だ。…

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力の3人組の横で、欧州は選挙の年を迎える

 年末の欧州。テロ警戒の緊張感とともに、欧州政治への危機感が広がる。トランプ米次期大統領、プーチン・ロシア大統領、習近平・中国主席の「3人組」の力の支配の横で、欧州連合(EU)が壊れてしまうのでは…という危機感だ。  「…

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聖誕節の乱数放送

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  古今東西を問わずスパイがいなかった時はない。歴史とは切っても切れない存在だ。とすれば、それを疎(おろそ)かにしてはひどい目に遭うことになる。  スパイをなめてかかって身と国を滅ぼし…

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東京の今を捉えた写真展「東京・TOKYO」…

 東京の今を捉えた写真展「東京・TOKYO」が東京都写真美術館で開催されている。総合開館20周年を記念した企画で、将来性のある作家に注目した「日本の新進作家vol.13」。  6人が出品している。そのイメージを「混沌」と…

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中東で失われる米国の覇権

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー イランは勢力を拡大 抑止力を信じないオバマ氏  オバマ大統領が執務室を去るまでわずか数週間を控えて、シリアのアレッポが陥落した。後退と撤退のオバマ氏の中東政策だからこその結末だ…

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評論家の小浜逸郎さんが「老人運転は危険か」…

 評論家の小浜逸郎さんが「老人運転は危険か」(Voice1月号)の中で、世の“常識”に反し「若者より高齢者のほうが事故を起こす割合ははるかに低い」という資料を紹介している。  これによると、免許保有者のうち65歳以上の高…

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地元産に限る野菜、果物

地球だより  週末にはスーパーに足を運ぶ。肉類を避けて新鮮な野菜、果物を中心に買うが、野菜や果物ではイタリア産やスペイン産が多いことに気がついた。  見た感じではスペイン産の果物が新鮮に見えるが、食べてみるともうひとつ、…

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ハワイ・ホノルルにきょう未明(現地時間…

 ハワイ・ホノルルにきょう未明(現地時間26日午前)到着する安倍晋三首相は明朝(同27日午前)、オバマ米大統領と会談後に、真珠湾攻撃で海に沈んだ米戦艦アリゾナの上に建つ追悼施設「アリゾナ記念館」をそろって訪問。犠牲者を慰…

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