コラム
選挙権年齢論争
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2003年、ドイツで“家族投票権”を導入しようという法案が提出された。赤ん坊はじめ全員に投票権を与え、12歳未満の場合は父母が代理行使できるようにする内容だ。12歳以上の子供は父母…
フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー…
フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー洞窟は、クロマニョン人の描いた壁画で有名だ。1940年に発見されたが、バクテリアや菌類、藻類による劣化を防ぐため50年に入場制限され、63年閉鎖された。 訪れる観光客のために…
逆風の中で新政権発足
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 就任前から大統領気取り 焦点定まらない移行チーム 新たに選出された大統領は就任後の100日、好意的な扱いを受け、少なくとも高邁(こうまい)な理想を掲げることが許されてきた。だ…
荒れる成人式と反基地運動
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県では今年、男性8908人、女性8272人の合計1万7180人(沖縄県調査)が成人の仲間入りをした。沖縄の成人式と言えば、毎年のように「荒れる成人式」が全国的に注目されてきた。…
日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の…
日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の国際会議で、出席者の一人、韓国の大手新聞社社長が「韓国がネット先進国なのは、民主主義がより進んでいるから」という内容の話をしていた。 韓国の今の混乱した政情を見ると、インタ…
「寒の入り」である二十四節気の小寒は今月…
「寒の入り」である二十四節気の小寒は今月5日で、先週末から厳しい冷え込みが身に染みるようになった。これから1年で最も寒気が厳しい大寒の20日を経て、月をまたいで節分までは「寒の内」である。 旧臘(ろう)21日の冬至を…
防衛省発足10年に思う
防衛省が「庁」から「省」に昇格(平成19年1月9日発足)して、今年で10年が経つ。発足当時、安倍晋三首相(第1次安倍政権)は、防衛省の幹部職員や自衛官を前に「省昇格が新たな国造りを行うための大きな第一歩となる」と訓示し…
左派の理念にうんざり
地球だより フランスでは今春の大統領選に向け、昨年暮れ、最大野党の中道右派・共和党の予備選を実施したのに続き、1月には与党社会党など左派の予備選が行われる。だが、左派の予備選への関心は、高くない。 パリ市役所に勤める…
第一生命保険が発表した「大人になったら…
第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」のアンケート結果によると、男の子で「学者、博士」が2位となり、前回の8位から大幅に上昇した。「日本人のノーベル賞連続受賞の影響があるのではないか」と分析している。 …
替え玉受験
地球だより 昨年末に実施されたタイ警察官採用試験で大掛かりな替え玉受験が行われた疑惑が浮上し、タイ警察が捜査に乗り出している。 バンコク首都警察では、受験者が大学生を替え玉として金で雇って受験させた疑いで、受験者約5…
「月冴ゆるばかりに出でて仰ぎけり」(高浜年尾)…
「月冴ゆるばかりに出でて仰ぎけり」(高浜年尾)。寒さが一段と身に染みる時期となった。歳時記には、この時期の季語として「凍る」「冴ゆる」「悴(かじか)む」「霜焼」などが並ぶ。 「雪見」「雪掻(ゆきかき)」「雪卸(ゆきお…
対韓国ショック療法
いつ終えるか判断が難しい 韓国・釜山の日本総領事館前の慰安婦像設置に対し、日本政府が駐韓大使らの一時帰国など、珍しく強硬な対抗措置を取った。だが、ボールを投げられた韓国側コートからは、日韓双方に自制を求めるのが精一杯の…
トランプ次期米大統領が大統領選後、初めて…
トランプ次期米大統領が大統領選後、初めて記者会見を行った。選挙中はともかく当選後、その過激発言も少しは穏やかになるかと期待されたが、会見の様子を見る限り、簡単には変わりそうにない。 外交的応酬の場では時には荒っぽい表…
新型信号が次々出現
地球だより エジプトの交通事情が変化しつつある。信号なしの交差点に、信号がお目見えし、あっと言う間に至る所に設置されだしたのだ。 今まで信号なしで済ませられた最大の要因はロータリー交差点。 車が少ないうちは、スムー…
作家舟橋聖一は昭和51年のきょう亡くなった…
作家舟橋(ふなはし)聖一は昭和51年のきょう亡くなった。享年71。文壇の大御所として、同い年の丹羽文雄(平成17年没、享年100)と終生のライバル関係にあった。 雑誌の同じ号に両者の作品が並ぶことも多かった。目次のト…
「正しい政党」だって
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 昨年の第20代総選挙に旗を掲げた政党は大部分消え去った。吹き抜ける風のように、使い捨てのおむつのように、その時一回だけ使って捨てるのにちょうどいい名前の政党が少なくなかった。「改革…
米南部フロリダ州のフォートローダーデール…
米南部フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で今月6日、元州兵による銃乱射事件があり、5人が死亡、8人が負傷した。容疑者は捕らえられたが、動機は不明だという。 容疑者は2016年8月までアラスカ州兵に…
弾道弾の開発進める北朝鮮
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 「核放棄」説得 全て失敗 日本の核武装容認も選択肢 金正恩氏は1日、「大陸間弾道ロケット(ミサイル、ICBM)試験発射準備が最終段階に達した」と発表したが、そのようなことをし…
翁長氏、年頭から国と対決姿勢
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「建白書の精神に基づき、辺野古に『新基地』は造らせないことを県政の柱にし、県が持つあらゆる手法を使って取り組む」 翁長雄志知事は4日、県職員向けの年頭訓示でこう強調した。知事に就…
地球環境の悪化に対し、国連で1992年に採択…
地球環境の悪化に対し、国連で1992年に採択された気候変動枠組み条約。この条約を基に途上国の地球温暖化対策支援のために設立された国際基金に「緑の気候基金」がある。 ところが、南太平洋の島嶼(とうしょ)国キリバスの名誉…
もう天下取った気分
地球だより 韓国の正月は新暦よりも旧暦の1月1日(今年は新暦で1月28日)の方がはるかに盛大だが、昨年の国政介入事件で政権交代への道が一挙に開かれた国内の左派陣営は欣喜雀躍(きんきじゃくやく)するあまり旧正月を待たずに…
昨年の訪日外国人数が「2400万人前後に達した」…
昨年の訪日外国人数が「2400万人前後に達した」(石井啓一国土交通相、6日の閣議後会見で)。前年比で約2割増となる大幅プラスとなり、政府は「観光先進国としての取り組みを進め」て平成32年までに年間4000万人とする目標…
何のための「常在戦場」か
昨年来、「常在戦場」という言葉をよく聞く。早期衆院解散・総選挙説が囁かれる中で、「政治家たる者、常に選挙に向け物心両面の準備を怠ってはならぬ」と自戒する声だ。安倍晋三総裁など自民党幹部だけでなく、民進党の蓮舫代表も昨年…