編集局
家事・育児は名目GDPの3割!?
家事、育児などの「無償労働」を金額に換算すると、平成23年は138兆5000億円余りに上るという推計を、内閣府の経済社会総合研究所がまとめている。 推計は5年ごとに行われ、総務省の「社会生活基本調査」をもとに活動時間…
羊頭狗肉の話題で「日本の『右傾化』」示そうとしたアエラの軽々しさ
◆研究会は普通の人々 「日本『右傾化』の真実」というから、「右傾化」とはそもそも何で、「真実」でその正体と本質を示しているのかと思いきや、明治天皇の玄孫、竹田恒泰氏の講演会を紹介しただけの記事で拍子抜けした。アエラ(1…
原子力発電の停止によって電力供給が不安定になることが憂慮されるが、…
原子力発電の停止によって電力供給が不安定になることが憂慮されるが、これ以外にも大きな不安材料がある。「発電配電の分離」だ 電力会社の発電事業と送電事業を分離し、太陽光など多様なエネルギー発電を手掛ける事業者の送配電網…
平和守る日米韓安保協力
去る10月1日、韓国では建軍65周年「国軍の日」記念行事が行われた。午前の式典で朴槿恵大統領は「核と大量破壊武器に対する対応能力を早急に確保して強力な対北抑止力を構築する」と述べた。 韓国動乱の休戦60周年、韓米同盟…
「物言えば唇寒し」の北朝鮮
山梨学院大学教授 宮塚 利雄 刑法にない「ポルノ」処刑国家の体を成しておらず 朝鮮語に「アルダガド モルヌン」(分かったようで分からない)という言葉があるが、最近、マスコミで伝えられた北朝鮮情報に接して、北朝鮮がはたし…
インド洋安保で連携強化を
日英安全保障協力会議開く 日英安全保障協力会議(笹川平和財団、英国王立防衛安全保障研究所共催)が、このほど都内のホテルで開催された。安倍晋三首相は基調演説で「英ジェームズ1世の命で東インド会社の船が長崎に来航したのが1…
日米韓の連携が北朝鮮に対する抑止力の中心
北朝鮮はこのほど、韓国の朴槿恵大統領を名指しで批判する声明を発表した。朴大統領がミサイル防衛システムの早期構築などを通じて「北朝鮮の政権が執着する核とミサイルがそれ以上、役に立たないことを自ら認識させる」と述べたことに…
虚飾のキリスト教信仰 欲しかったのは「肩書」か
米建国の理念はどこに(7) オバマ米大統領が初めてジェレマイア・ライト牧師のもとを訪ねたのは1985年の夏だった。当時、住民運動を組織するコミュニティー・オーガナイザーとして、シカゴの有力黒人教会を率いるライト師の力を…
老人を救って犠牲になった娘と父親の気持ちを詳報した「朝ズバ!」
◆行為美化しない父親 みのもんた氏が、番組を降りたことで話題を呼んでいる「朝ズバ!」(TBS)が2日、横浜市緑区で起きた踏切での人助けのニュースを詳報していた。 これは、踏切で急にうずくまってしまった老人(74)を助…
40年以上前に、ジャーナリストでエッセイストの…
40年以上前に、ジャーナリストでエッセイストの故入江徳郎氏の講演を聞いたことがある。内容はほとんど忘れてしまったが、担当していた朝日新聞のコラム「天声人語」を書く苦心を語っていたのだけは妙に覚えている 当時は気流子も…
国防意識と防衛力の増強を
軍事評論家 竹田 五郎 日本の自助努力は低い平和の維持にはパワー必要 米国議会上院は7月29日、東シナ海や南シナ海での中国の無法な威嚇行為を非難する決議を全会一致で採択した。決議は「米政府は、尖閣の日本の施政権を害する…
ライト牧師の過激思想 ルーツはマルクス主義
米建国の理念はどこに(6) 2008年3月、衝撃の映像が米国のお茶の間に流れた。上院議員だったオバマ大統領が民主党の大統領候補指名争いで、ヒラリー・クリントン氏とデッドヒートを繰り広げていた時期だった。 「政府は我々…
日米同盟の双務性を向上させよ
日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が都内で開催され、防衛協力のための指針(ガイドライン)の見直しで合意した。 東京での2プラス2に米国の国務・国防両長官が出席したのは初めてだ。 領海侵犯繰…
20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮のクライマックス「遷御の儀」が無事行われた。…
20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮のクライマックス「遷御の儀」が無事行われた。たいまつの火に先導され、ご神体の八咫鏡が、新正殿に移される厳かな雰囲気はテレビの画面からもよく伝わってきた 儀式の始まりを告げたのが、夜明け…
米与野党は政府機関閉鎖の長期化を避けよ
米国では2014会計年度(13年10月~14年9月)暫定予算の不成立が確定し、連邦政府機関の一部が閉鎖された。 予算をめぐる与野党の話し合いが平行線に終わったためだ。与野党は事態の長期化を避けるため、妥協点を探らなければ…
対照的な2人の大統領 自由保障したジェファーソン
米建国の理念はどこに(5) 米独立宣言の起草者で第3代大統領のトーマス・ジェファーソンは、1802年にコネティカット州ダンベリーのバプテスト連盟に送った書簡に「教会と国家の分離の壁」と書いたことで、現代の米国では、公の…
深々と浸透する「従北」勢力-「月刊朝鮮」より
80年代学生運動で胚胎 統合進歩党の李石基議員の「内乱陰謀」事件は韓国の政界、思想界を震撼させており、いまだ余震は収まりそうもない。いやむしろ、いま明らかにされつつある内容からして、今後、ますます激しさを増しそうな勢い…
準備されていた“内乱陰謀”-「月刊朝鮮」より
北偵察総局が直派スパイに指示 「李石基内乱陰謀事件」を契機に、彼の「革命組織」(RO)の秘密会合でやり取りされた破壊工作が具体化した場合のシミュレーションが行われている。それは、どれほど韓国社会がテロ破壊工作に脆弱だっ…
テレビドラマ「半沢直樹」は好評裏に終了した…
テレビドラマ「半沢直樹」は好評裏に終了した。久々のヒット作品となったが、このドラマの隠れたキーワードは「土下座」だ 雨の中、路上で泥まみれになって土下座しながら融資の継続を懇願する半沢の父(その後自殺)の姿。半沢は父…
民族・国家のアイデンティティー構築を プーチン露大統領
バルダイ会議で演説 ロシアのプーチン大統領は9月19日、ロシア専門家などを集めて毎年開催している「バルダイ会議」で演説し、「ロシアの民族・国家のアイデンティティー」を自ら規定する必要性があると語った。一方、今回のバルダ…
原発の再稼働へ粘り強い努力続けよ
東京電力は先月末、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向け、安全審査を原子力規制委員会に申請した。難色を示していた新潟県の泉田裕彦知事に東電が歩み寄ったことによるものだ。 東電は来春の再稼働を目指しているが、越えなければ…
米国のネット傍受と国際法
日本大学名誉教授 小林 宏晨 慣習法化に自制が必要 対テロで国が私人をスパイ 国家の安全を目的として米国は世界の数百万(あるいは数千万?)の市民を監視している。これは国際法上の重大なエポック転換を意味していないだろうか…
“ダイエット共和国”
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ダイエットは歳月が流れて変質した。ダイエットは元来、健康のために体重を少し減らしたり制限された食事をすることを意味した。すらりとした体がすなわち「ファッションであり競争力」となって…