編集局
対北政策、懸案により柔軟な対応も必要
韓国紙セゲイルボを読む 李明博政府では対北朝鮮政策が頓挫して一歩も進まず、進展がなかったが、昨今の状況はあまりにも当時と似ている。北朝鮮が朴槿恵政府の「韓半島信頼プロセス」を「敵対的で対決的」と非難していることも、前政…
「ありきたりの、どこにでも転がっているものを拾い集めるとは、私の写真行為そのものだ。…
「ありきたりの、どこにでも転がっているものを拾い集めるとは、私の写真行為そのものだ。しかし、本人にとってそれらは決して屑などではない。実は『宝さがし』のような興奮をともなう、厭くことない発見なのである」。 国内外で高…
国際テロ対策へ万全の体制作りを
2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、日本のテロ対策が問われている。五輪はテロの標的にされやすいからだ。 今年4月には米ボストン・マラソン爆弾テロ事件が発生した。五輪の東京開催決定に際しては「安全」が高く評価さ…
黙ってると損? 韓国から
地球だより 受信機の調子が悪く、ケーブルテレビが映らないという苦情の電話を事業者に入れた。もうこれで3度目。「いいかげんにしてほしい」と語気を強めて言うと、担当者は他の訪問サービスよりも優先させてすぐに修理しに来た。受…
過激デモに極左野党の影-韓国
08年“狂牛病”集会に介入 内乱扇動・陰謀罪などで逮捕・起訴され、大きな波紋を呼んだ韓国の李石基議員が所属する極左野党・統合進歩党が、過激デモを扇動してきた事実が明らかになった。韓国のデモを背後で操り、保守政権に退陣を…
米軍へのヘイトスピーチ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米軍新型輸送機オスプレイが普天間飛行場に配備されて10月1日で1年を迎えた。日米両政府がオスプレイの訓練県外移行などの負担軽減措置を打ち出しているが、反基地活動家による抗議活動は、…
「神」を排除する公教育 加速する世俗化の背景に
米建国の理念はどこに(10) 今年6月、テキサス州の公立ジョシュア高校で行われた卒業式。卒業生を代表してスピーチする生徒のことを「バレディクトリアン」と呼ぶ。成績最優秀者が選ばれることが多い。同高校の卒業式でその栄誉に…
統合型リゾートで観光振興を
浦添市でシンポジウム 2020年東京五輪の開催決定で、わが国に統合型リゾート(IR)導入の機運が高まっている中、IRを起爆剤とした観光振興について考えるシンポジウムが1日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。参加した県…
激しいシェア争いが続く牛丼業界。…
激しいシェア争いが続く牛丼業界。大手チェーン「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスが、このほど福島県白河市に農業生産法人「吉野家ファーム福島」を設立した。 農場面積は4・3ヘクタールで、来春から牛丼用のコメ作付け…
日露首脳は領土交渉進展へ信頼構築を
アジア太平洋経済協力会議(APEC)参加のためインドネシアを訪問した安倍晋三首相はロシアのプーチン大統領と会談した。 両首脳の会談は9月に続いて4回目。安倍首相は首脳同士の信頼関係を拡大し、今後本格化する北方領土交渉…
ベルガモの秋 イタリアから
地球だより イタリアのミラノ市から北東59キロにある小都市ベルガモ市に住む友人のカルロ宅を訪問した。ミラノ中央駅から電車で1時間の距離だ。中世の趣を残すベルガモの人口は約12万人(2011年)。ベルガモという呼称は紀元…
増えるリベラル派判事 モーゼの十戒を六戒に?
米建国の理念はどこに(9) バージニア州の連邦地方裁判所。昨年5月、マイケル・アーバンスキー判事が提示した和解案に原告、被告の双方が耳を疑った。 「モーゼの十戒を六戒にしたらどうか」――。 左翼勢力は1980年以降…
閉鎖は傲慢な民主党のせい 議会を無視するオバマ政権
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 政府機関の再開を拒否 【ワシントン】オバマケア・政府機関閉鎖をめぐる戦いは、無数の伝説を生み出した。その中で最もひどいのは、戦いの本質は何で、誰がその犯人で、どのような原因で…
秘密保護法に反対するため西山事件を引き合いに出す毎日の的外れ
◆「不当な方法」が処罰 特定秘密保護法案に反対する毎日と朝日は、特集や連載を組んで法案潰しに躍起だ。毎日は9月28日付特集で「揺らぐ知る権利」との見出しを立て、「特定秘密を持っている人だけでなく、欺いたり、脅迫したりす…
本命中の本命だった山中伸弥・京都大教授が…
本命中の本命だった山中伸弥・京都大教授がiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製で生理学・医学賞に輝いた昨年に続いて、今年も日本人のノーベル賞受賞者は出るのか。ノーベル賞各賞が発表される「ノーベル賞週間」が昨日から始まった…
賛否あるネパール11月選挙
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 制度理解が法治の一歩民主主義が「身勝手主義」に この夏、私はネパールとインドへ出掛けた。目的はネパールの動向の研究である。2001年の、あの悲惨な王室の惨劇以来、政治が不安定な様…
生徒の規範意識を高めよう/いじめ防止法
先の通常国会で成立した「いじめ防止対策推進法」が施行された。 同法は、2011年に大津市で市立中学2年の男子生徒が自殺するなどいじめ問題が相次いだことを踏まえ、制定されたものだ。 警察との連携も定める 大津市の事…
残酷なビデオに非難集中 フィリピンから
地球だより フィリピンで撮影されたとみられる残酷なビデオがフェイスブックを中心に話題となり、その作成者を特定して処罰を求める声が高まっている。 ビデオの内容は、未成年とみられる3人の少女が、子犬を虐待して死に至らしめ…
神道とアメリカ・インディアン帝塚山学院大学名誉教授 川上与志夫氏に聞く
文明に問われる「命への畏敬」 川上教授はアメリカでの黒人差別の研究からインディアンに関心を持ち、生活をともにしながら彼らの信仰にも深く分け入った。一方、伊勢神宮の近くに住み、神道にも関心が深い教授に、神道とインディアン…
伝統を削り取る法廷 世俗的価値観を押し付け
米建国の理念はどこに(8) 米国から建国以来の宗教的伝統を削り取る原動力となってきたのは、法廷と言っても過言ではない。 例えば、連邦最高裁判所は1962年、ニューヨーク州の公立学校が毎日、始業時に生徒たちに祈祷文を唱…
温暖化対策に本腰入れよう
この夏の記録的豪雨や竜巻の頻発、世界各地で起きる熱波や旱魃など異常気象は、地球温暖化が原因とみられ、今後、温暖化に歯止めが掛からなければ、こうした気候変動は一層激しくなる――。 日本の取り組みが後退 国連の気候変動に…
郡山北工高のロボットが世界大会で2位に
未来を担うものづくり人材を育てようと、学生向け国際コンテスト「第4回国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト」(iCAN’13)世界大会が6月にスペインのバルセロナで行われた。福島県立郡山北工業高校が世…
歌を忘れたカナリア 真剣な議論忘れた与野党
今の永田町はすっかり成熟してしまった。静かなること林の如しだ。しかし政治は与党と野党の決戦の側面を持つ。争いはなくてはならない。 ところが与党と野党も歌を忘れたカナリヤの如く争うことをまるで忘れてしまった。何か与野党…