「神」を排除する公教育 加速する世俗化の背景に


131009

 今年6月、テキサス州の公立ジョシュア高校で行われた卒業式。卒業生を代表してスピーチする生徒のことを「バレディクトリアン」と呼ぶ。成績最優秀者が選ばれることが多い。同高校の卒業式でその栄誉にあずかったのは、レミントン・ライマー君だった。

 ライマー君がスピーチの最後に、神に対する感謝の言葉と憲法で保障された言論の自由について語ると、突如、マイクが切れた。機器の故障ではなく、学校側の意図的な措置だった。ライマー君が予定のスピーチから脱線し、自らのキリスト教信仰について語り始めたため、学校側が“放送禁止”にしたのだ。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ