岩崎 哲 rss

“大韓民国崩壊”のシナリオ 外国人“脱出”始まり大混乱

実際の作戦計画を基に描く  韓国では「左派政権」が誕生し、保守勢力の瓦解(がかい)に乗じて左派による“保守潰(つぶ)し”が始まっている。朝鮮日報社が出す総合月刊誌「月刊朝鮮」(8月号)では「激動する韓半島」の特集を組んで…

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「桂・タフト協定」の再現 安保不感症の文大統領

韓国抜きで事が進む可能性  相次ぐ北朝鮮のミサイル挑発をめぐって米国、中国が協調体制に入ったと韓国の専門家は分析している。そうした時に、韓国の「親北政権」はいわば自分の庭先で起こっている緊急事態に目を瞑(つぶ)り、対話路…

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辞意表明の当日に稲田朋美氏のダメっぷりを暴露した文春・新潮

◆見る目なかった首相  稲田朋美防衛相が辞意を表明した27日、その日の朝、店頭に並んだ週刊文春(8月3日号)と週刊新潮(同)はそろって稲田氏を取り上げ、防衛大臣としての資質を問う記事を載せていた。8月3日と言われている内…

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既存メディアを出し抜きSNSの新しい可能性を示した松居動画

◆背後にサポーター  タレントの松居一代(60)が夫で俳優の船越英一郎(56)の「不貞」を訴える動画がインターネットで拡散している。既に5本が公開されており、いずれも、松居が夫婦間の秘め事や船越の個人情報を暴露しながら、…

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「赤化統一」を招く恐れ

保守の壊滅におびえる  先の大統領選の結果、韓国では「保守の壊滅は避けられない」と言われている。ハンナラ党、セヌリ党といった“親米保守”の流れをくむ自由韓国党の洪準杓(ホンジュンピョ)代表が24%を得票したとはいえ、分裂…

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半数が運動圏出身の文政権 「主思派」が陰で牛耳る

いずれ本性現す可能性  韓国で文在寅(ムンジェイン)政権がスタートして1カ月が経過した時点で、月刊誌は新政権の人事に関心を集中させている。朴槿恵大統領(当時)も強調していたことだが、政権に就くとこの国の人は必ず「大蕩平人…

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与党政治家への感情的な反発心をあおることに執着する文春・新潮

◆「選挙妨害」との声も  このところ、週刊誌は政治の話題で騒がしい。下村博文元文科相の「闇献金」を週刊文春(7月6日号)が報じれば、週刊新潮(7月6日号)は金子恵美代議士の「公用車で保育園」送迎を報じている。“権力の不正…

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安倍政権のアラばかり突き「言論弾圧」問題で腰の引けた新潮

◆首相ついに倒れる?  週刊新潮(6月22日号)に「『安倍』深更の重大変調」の記事が載った。イタリア・サミットから帰国して、テロ等準備罪の国会通過に全力を挙げる中、加計学園問題で連日責められていては体調も悪くなろうもの。…

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文新政権の外交安保政策

現実離れした“橋頭堡”構想 南北関係改善の鍵握る文教授  李明博(イミョンバク)・朴槿恵(パククネ)政権の10年間で完全に膠着(こうちゃく)状態となった南北関係は“親北”と呼ばれる文在寅(ムンジェイン)新政権の登場で改善…

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「安倍一強」下の政局で“長期政権の緩み”追及に出番の多い各誌

◆前次官が「爆弾告白」  ここのところ、週刊誌は話題盛況である。「加計学園」「総理のご意向」「前川前文科事務次官」「出会い系バー」などのキーワードが躍り、それらを追っていくといずれも「首相官邸」「安倍晋三首相」に行き着く…

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文春が「スクープ泥棒」を行っていたとする新潮の告発で業界に激震

◆中吊り広告見て取材  週刊誌業界に激震が走っている。「文春砲」が「新潮」から砲撃を食らっているのだ。文春側は取次会社に配られた週刊新潮の中吊(なかづ)り広告を入手し、コピーして持ち帰り、記事をチェックして、自社にない話…

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サード配備に反発する中国

韓国の裏切りと受け止め  韓国では新大統領に共に民主党の文在寅氏が就任し、保守から革新に政権交代が行われた。それに伴い、保守の朴槿恵政権が進めてきた外交政策が大きく転換されるとみられている。  特に焦点となっているのは、…

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日本の良さ教える申尚穆氏

伊能忠敬の生涯を紹介 探究心、実行力を高く評価  日本の良さを外国人から教えられることがある。普段日本を「歴史上これ以上悪辣(あくらつ)な国はない」と罵(ののし)っている韓国人から評価の言葉を聞くと、驚く半面、底意は何か…

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文在寅韓国大統領が就任、首相に知日派・李氏

条件そろえば平壌訪問  韓国の文在寅(ムンジェイン)新大統領(64)は10日正午すぎに国会議事堂ホールで就任宣誓を行って第19代大統領に就任し、「統合と共存の新しい世の中をつくり、国民皆の大統領になる」と決意を表明した。…

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文在寅韓国の課題と展望

 9日に行われた韓国大統領選で当選した共に民主党の文在寅氏は10日正午、国会ホールで就任宣誓を行い、その後、大統領府に入って執務を開始した。9年ぶりの政権交代で内政、外交、南北問題で大きな政策転換が予想される。上田勇実ソ…

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出口調査は文在寅氏、韓国大統領選

 韓国大統領選は9日午後8時に投票が締め切られ、現地メディア各社は即時、出口調査の結果を公開し、共に民主党の文在寅氏が41.4%を獲得したと報じた。  KBS、MBC、SBSの放送3社による共同出口調査の結果、文氏に次い…

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ニューズウィーク日本語版が警告する「国際情勢10大リスク」

◆予測不能の即興外交  週刊誌各誌は連休前に合併号を出しているため、どうも目玉の記事が見当たらない。“文春砲”も“新潮砲”も音がなく、タモリと能町みね子の「満喫大相撲!」(週刊文春5月4・11日号)の対談と特集が和(なご…

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千葉の女児殺害事件が投げ掛けた深刻な課題に照明を当てた新潮

◆男の素性暴いた文春  この週「金正恩」は「渋谷」に負けた。週刊誌で誌面が割かれた大きさである。渋谷とは千葉県松戸市で9歳女児の死体遺棄容疑で逮捕された小学校の元「保護者会長」渋谷恭正容疑者(46)のことだ。核・ミサイル…

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左派の大学・学界占領を批判

ソウル大に掲げられた壁新聞  韓国で朴槿恵(パククネ)大統領弾劾審理が続けられていた時、ソウル大に「大字報」が掲げられた。大字報とは壁新聞のことである。全国で「朴槿恵退陣せよ」との“ろうそくデモ”が繰り広げられていた中で…

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朴槿恵弾劾が突き付けた課題 二極化深化させた進歩政権

強大な大統領権限の見直し必要  韓国で大統領が民衆デモの圧力で弾劾され罷免された。もちろん国会が弾劾し、司法が判断したものだが、ソウルの中心部を埋めて毎週末行われた大規模な抗議集会やデモがこれらの判断に影響を及ぼさなかっ…

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「森友問題」の解明はさておき「アッキー叩き」に終始した各誌報道

◆誤解を招く見出し  「森友問題」はいつの間にか「アッキー叩(たた)き」に変わってきた。アッキーとは安倍昭恵首相夫人のことだ。週刊新潮(4月13日号)ではズバリ「『安倍昭恵』と大麻」を特集した。見出しだけ見れば、早合点の…

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騒ぎ過ぎの「森友学園」問題、「4月総選挙」説の扱い小さかった文春

◆重要法案審議できず  13日付本欄で「『森友学園』騒動は安倍政権を揺るがす“大疑惑”に発展するのか―」と書き出し、「結局“大山鳴動してネズミ一匹”で終わるのだろう」と締めくくったが、事態は依然「大山鳴動中」だ。籠池泰典…

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金正男氏暗殺の衝撃、韓国への亡命阻止が動機か

 「金正男(キムジョンナム)暗殺」は韓国に強い衝撃を与えた。金正日(キムジョンイル)朝鮮労働党総書記の長男であり、金正恩(キムジョンウン)委員長の異母兄である彼が、なぜ今、殺されねばならなかったのか、そもそも金正男とはど…

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