編集局 

島々を生んだ国土生み神話
建国記念の日 特集 民俗宗教史家 菅田正昭氏に聞く きょうは建国記念の日。日本の神話は国土(クニ)生みから始まります。それは島国日本の性格を暗示した伝承でもありました。この伝承にちなんで、島国としての文化的宗教的な特質…

建国記念の日、誇るべき神話時代からの連続
きょうは「建国記念の日」。筑紫(九州)の日向から東征し大和を平定した初代神武天皇が、畝傍(うねび)山の麓、橿原の宮で即位された日である。 国の礎が定まったこの日を祝うとともに、建国の歴史に思いをはせ、日本の現在と未来…

世界日報は、本日2月11日付号をもって創刊…
世界日報は、本日2月11日付号をもって創刊1万5000号を迎えた。読者の皆様のご愛読のたまものと感謝申し上げます。 創刊号を世に送り出したのが1975年1月1日。当時は東西冷戦の真っ直中で、その年の4月には南ベトナム…

突如、大統領候補に浮上した黄教安代行
韓国紙セゲイルボ 憲政史の重要な曲がり角を迎えた今日、黄教安(ファンギョアン)大統領権限代行が大統領候補の列に上ったことは訝(いぶか)しい限りだ。 彼は与えられた職分に最善を尽くした公務員であったのだろうが、国民の喜…


皇太子殿下御夫妻、デンマーク絵画展御鑑賞
皇太子殿下御夫妻は9日、東京・上野の国立西洋美術館を訪れ、日本とデンマークの外交関係樹立150周年を記念して企画された絵画展「スケーエン デンマークの芸術家村」の開会式に出席された。 式典後は作品を御鑑賞。雅子さまは…


両陛下、三笠宮殿下の墓参される
天皇、皇后両陛下は9日午前、東京都文京区の豊島岡墓地を訪れ、昨年10月に薨去(こうきょ)された三笠宮親王殿下の墓にお参りされた。 三笠宮殿下の孫の彬子殿下から出迎えを受けた両陛下は、墓前にそれぞれ玉串をささげ、深く拝…

「日本人は完璧」なのか
地球だより 1月下旬、久しぶりにエジプトの映画を見に行った。友人が、駐エジプト日本大使役で出演し、しかも映画の題が「ヤバーニー・アスリー(誠の日本人)」で、「日本人は完璧」との意味合いが込められていると聞いたからだ。エ…

辺野古工事 「唯一の解決策」を急ぎたい
政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設のため、名護市辺野古沖の海上工事に着手した。辺野古移設は在日米軍の抑止力維持と沖縄の基地負担軽減を両立させる唯一の方法だ。着実に工事を進めなければならない。 政府が海上作業…

文章を書く際、文頭は1字空けて段落を作る…
文章を書く際、文頭は1字空けて段落を作るのが普通だ。だが、そうした書式が最近揺らいでいる、という新聞報道があった。LINE(ライン)やフェイスブックなどインターネット交流サイト(SNS)の普及が原因だと記事は指摘するが…

馬山の涙
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 先日見た写真が今も生々しく頭に残っている。ソル(旧正月)連休の前日に聯合ニュース(韓国の通信社)がアップした「馬山(マサン)港を去る“ゴリアテ”クレーン」の写真だ。馬山港の第4埠頭…


「ヘル朝鮮」を「ヘブン韓国」に
韓国紙セゲイルボ 扇動と誇張報道は自制を 韓国がいま最も危険な理由は知識権力エリート集団が党派争いに狂奔し、中産層は日々崩れていっているという点だ。もうこれ以上の混乱とデモと扇動と誇張報道は自制されなければならない。 …

改憲項目整理、国会憲法審査会で原案作りを
通常国会の会期中に日本国憲法施行70周年の節目を迎えるのを前に、各党は憲法改正の具体的な項目について論議を進めている。時代の変化などで法律が改められるように、憲法も必要に応じて改正しなければならない。各党は衆参両院の憲…

IT大手、大学が外国人労働者・留学生の入国求め法廷へ Tech titans, colleges fight to allow foreign workers and students into U.S.
公立大学と、数多くのIT大手を含む125以上の米企業が、トランプ大統領の入国審査強化措置をめぐって法廷闘争を開始、外国人労働者を雇用し、留学生を受け入れる固有の権利があると主張した。 これは、すでに始まっている法廷闘…

気象学者の故山本三郎さんは冬の富士山に…
気象学者の故山本三郎さんは冬の富士山に百数十回も登ったという登山家。2004年に閉鎖された気象庁の富士山測候所に勤務していたので、その回数は登山でもあり、通勤でもあった。 登るたびに新しい局地気象に出会い、「いまさら…

軍事研究、国家の平和維持に必要だ
日本学術会議は、大学などの研究機関が軍事目的の技術研究を行うことの是非について議論を行っているが、反対論が強いという。 「学者の国会」と言われる学術会議が、依然として軍事アレルギーが強いようでは、世界の技術開発競争に…

知事の訪米に成果あった?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) トランプ米政権の誕生を受け、翁長雄志知事は稲嶺進・名護市長、知事派の実業家らを引き連れてこのほど、米国ワシントンを訪問した。翁長氏は2014年12月に知事に就任して以来、3度目のワ…

作戦会議抜きの攻撃 Trump’s no-huddle offense
開戦の合図の口笛の音は、なかなか山びことなって消えて行っていない。トランプ大統領は、彼の話を聞く人の数を拡大し、ターゲットを狙い撃ちしている。そして、自分の言葉に忠実に、ホワイトハウスのゲーム・プラン(戦略)を作戦会議…

政府は、訪日外国人数の倍増を目標に、新たな…
政府は、訪日外国人数の倍増を目標に、新たな観光地開拓を呼び掛けるが、そう簡単ではないようだ。日本旅行業協会の田川博己会長(JTB会長)も「旅行会社の企画力が落ちた」ことを認めている。 そのJTBの2017年の訪日客向…

米大使館まで非難の的
地球だより 在ソウル日本大使館といえば道一つ挟んだ向かいの歩道に「慰安婦像」があって、それを囲むようにした反日デモが毎週行われている。海外安全情報として現地在住や渡航の日本人が注意を促されることでも知られ、各国大使館の…


元島民らの意向反映へ 「北方四島連絡調整会議」を設置
きょう37回目の「北方領土の日」 北海道総務部北方領土対策本部局長 篠原正行氏に聞く 第2次世界大戦終了後、旧ソ連(現在のロシア)は北方四島を武力占領し、日本人の住民を全て島外に追い出し、以来、不法占拠を続けている。北…

四島返還への執念堅持を
きょう37回目の「北方領土の日」 手腕と覚悟問われる首相 「平和条約について言えば、70年間締結できなかったわけで、そんなに簡単に片付く問題ではない」。 2016年11月18日、ペルーのリマで開かれたAPEC(アジア…

北方領土の日、4島返還が日露協力の前提だ
37回目の「北方領土の日」を迎えた。第2次大戦末期に旧ソ連は、択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島を不法に占拠し、戦後70年以上が経過した現在もその状態が続いている。安倍晋三首相はきょう開催の北方領土返還要求全国大会でロシ…

スーパーのお惣菜コーナーに竹の子の料理や…
スーパーのお惣菜コーナーに竹の子の料理や炊き込みご飯弁当などが並んでいる。近所の人から「庭で芽を出したので」と頂いた蕗(ふき)の薹(とう)を刻んだ合わせ味噌(みそ)に、待ち遠しい自然の春の兆しを少しばかり。「ほろ苦き恋…
