編集局 rss

軍事研究、国家の平和維持に必要だ

 日本学術会議は、大学などの研究機関が軍事目的の技術研究を行うことの是非について議論を行っているが、反対論が強いという。  「学者の国会」と言われる学術会議が、依然として軍事アレルギーが強いようでは、世界の技術開発競争に…

続き

知事の訪米に成果あった?

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  トランプ米政権の誕生を受け、翁長雄志知事は稲嶺進・名護市長、知事派の実業家らを引き連れてこのほど、米国ワシントンを訪問した。翁長氏は2014年12月に知事に就任して以来、3度目のワ…

続き

作戦会議抜きの攻撃 Trump’s no-huddle offense

 開戦の合図の口笛の音は、なかなか山びことなって消えて行っていない。トランプ大統領は、彼の話を聞く人の数を拡大し、ターゲットを狙い撃ちしている。そして、自分の言葉に忠実に、ホワイトハウスのゲーム・プラン(戦略)を作戦会議…

続き

政府は、訪日外国人数の倍増を目標に、新たな…

 政府は、訪日外国人数の倍増を目標に、新たな観光地開拓を呼び掛けるが、そう簡単ではないようだ。日本旅行業協会の田川博己会長(JTB会長)も「旅行会社の企画力が落ちた」ことを認めている。  そのJTBの2017年の訪日客向…

続き

米大使館まで非難の的

地球だより  在ソウル日本大使館といえば道一つ挟んだ向かいの歩道に「慰安婦像」があって、それを囲むようにした反日デモが毎週行われている。海外安全情報として現地在住や渡航の日本人が注意を促されることでも知られ、各国大使館の…

続き

元島民らの意向反映へ 「北方四島連絡調整会議」を設置

きょう37回目の「北方領土の日」 北海道総務部北方領土対策本部局長 篠原正行氏に聞く  第2次世界大戦終了後、旧ソ連(現在のロシア)は北方四島を武力占領し、日本人の住民を全て島外に追い出し、以来、不法占拠を続けている。北…

続き

四島返還への執念堅持を

きょう37回目の「北方領土の日」 手腕と覚悟問われる首相  「平和条約について言えば、70年間締結できなかったわけで、そんなに簡単に片付く問題ではない」。  2016年11月18日、ペルーのリマで開かれたAPEC(アジア…

続き

北方領土の日、4島返還が日露協力の前提だ

 37回目の「北方領土の日」を迎えた。第2次大戦末期に旧ソ連は、択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島を不法に占拠し、戦後70年以上が経過した現在もその状態が続いている。安倍晋三首相はきょう開催の北方領土返還要求全国大会でロシ…

続き

スーパーのお惣菜コーナーに竹の子の料理や…

 スーパーのお惣菜コーナーに竹の子の料理や炊き込みご飯弁当などが並んでいる。近所の人から「庭で芽を出したので」と頂いた蕗(ふき)の薹(とう)を刻んだ合わせ味噌(みそ)に、待ち遠しい自然の春の兆しを少しばかり。「ほろ苦き恋…

続き

病院は施設から「家」の時代へ

デザインで人を元気にする 「ドムスデザイン」代表 戸倉蓉子さんに聞く  大学病院の看護師から転身した1級建築士というイタリア政府認定デザイナーがいる。「環境を通じて、人を健康に幸せにする」ことをミッションに、女性スタッフ…

続き

珍獣センザンコウの鱗

地球だより  バンコク郊外のスワンナプーム空港で昨年12月、センザンコウの鱗(うろこ)2・9トンが押収された。センザンコウは絶滅危惧種としてワシントン条約で国際取引が禁止されている。タイ行政当局が2日、明らかにした。  …

続き

「一つの中国」は中国の主張

インタビューfocus トランプ政権と米中台関係 評論家 黄文雄氏  「中華民族の偉大な復興」を掲げ、強権台頭の陣頭指揮を執る中国の習近平国家主席。一方、先月20日就任した米国のトランプ大統領は、貿易問題や海洋進出問題、…

続き

共謀罪、野党は国民の不安をあおるな

 安倍晋三首相は、共謀罪の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について「国内法を整備し、国際組織犯罪防止条約を締結できなければ、2020年東京五輪・パラリンピックを開けないと言っても過言ではない」…

続き

能力に勝る経験の差

 この世の中には、本当に天才的な頭脳を持つ人がいる。筆者が知るその人は大学の同学年で、一時期、同じ寮で生活した。彼はなんと、新約聖書のマタイ伝の冒頭に出てくるイエス・キリストの系図を、夜にじっと眺めているだけで、翌日の昼…

続き

東京工業大は、ノーベル医学生理学賞を受賞…

 東京工業大は、ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典栄誉教授(71)から寄付された1億円を基に「大隅良典記念基金」を設立した。当面は2018年に同大に入学する学生から、一定額の奨学金を支給する計画だ。  今後、若手研究…

続き

米国防長官来日、中朝への抑止効果大きい

 マティス米国防長官が来日した。トランプ政権の閣僚として初の日本訪問である。安倍晋三首相との会談では、米国が「100パーセント」日本を支持すると表明した。トランプ政権によるアジア重視の公式メッセージである。  尖閣に安保…

続き

「早春賦とは風の音水の音」(田上頼子)。歳時記では…

 「早春賦とは風の音水の音」(田上頼子)。歳時記では、2月は「春」になる。実際にはまだ寒さが残っているので、季語の「寒明け」「早春」「春浅し」などがこの時期の句には使われている。  とはいえ、季節は確実に移り変わろうとし…

続き

三笠宮殿下の百日祭

 三笠宮殿下が昨年10月に亡くなられてから100日となる3日午後、東京都文京区の豊島岡墓地で「墓所百日祭の儀」が行われた。  天皇、皇后両陛下の使者に続いて、喪主の三笠宮妃百合子殿下が玉串をささげられ拝礼。続いて秋篠宮殿…

続き

対北朝鮮政策、米国は強い姿勢で圧力高めよ

 マティス米国防長官は就任後初の外遊先として韓国を訪れ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の脅威について、トランプ米政権が「最優先の安保課題」として取り組む方針を表明した。  米国防長官が韓国訪問  北朝鮮はオバマ前米政権下…

続き

核ドクトリンの見直し迫られる米国 U.S. urged to revamp nuclear doctrine

 オバマ政権の核ドクトリンは、増大するロシアと中国による核の脅威を考慮に入れて、変更しなければならない。国防総省の元核兵器専門家はこう指摘した。  バージニア州のシンクタンク、全米公共政策研究所の共同設立者キース・ペイン…

続き

きょうは立春。厳密には雨水の前日の19日まで…

 きょうは立春。厳密には雨水の前日の19日までが、二十四節気の立春に当たる。空気はまだ冷たいが、日脚は確実に伸びてきている。  「袖ひちてむすびし水の凍れるを春立つ今日の風やとくらむ」。『古今和歌集』春歌上の紀貫之の歌で…

続き

トランプ的“逆発想”で北核問題を解決すれば

韓国紙セゲイルボ  「トランプ的な思考」の特徴は交渉の場を変える“逆発想”だ。もし北朝鮮に対して強い制裁を武器に直接交渉し、さらに米国の懐に抱きしめて、北核問題を解決するという逆発想をすればどうなるだろうか。  このよう…

続き

アーミッシュの馬糞騒動

地球だより  だいぶ前だが、米東部ペンシルベニア州ランカスター郡を旅行したことがある。ここは電気や自動車など現代技術の利用を拒むキリスト教の一派「アーミッシュ」が多く住む地域。彼らの交通手段である馬車が自動車と同じように…

続き