編集局 
性犯罪厳罰化、「魂の殺人」の防止徹底を
政府は性犯罪の厳罰化を図る刑法改正案を閣議決定した。強姦罪や強制わいせつ罪について、被害者の告訴がないと起訴できない「親告罪」の規定を削除するのが柱だ。 告訴に伴う被害者の精神的な負担を減らし、「泣き寝入り」を防ぐ。…

「萌え出づるものにやはらか春の土」(高木…
「萌え出づるものにやはらか春の土」(高木青巾)。春になると草木の芽吹いているのが目立つようになるが、空気や水にも春らしさが感じられるようになる。この時期の俳句の季語には「東風(こち)」「春めく」「水温む」「春の水」などが…

サウジ国王来日、「脱石油」改革への協力を
サウジアラビアのサルマン国王が来日した。サウジ国王の来日は46年ぶり。その目的は、石油に依存する経済からの脱却への道筋を付けることだ。 原油価格低迷に危機感 かつて原油産出量世界一だったサウジだが、現在は米国に取って…

イエメン反政府組織の爆弾船にイランが関与 Iran behind Yemeni rebels’ explosive boats
イランの支援を受け、イエメンで権力奪取のため戦う反政府組織「フーシ派」が、新たな兵器を使用し、この海域を航行する軍用、民間の船舶を攻撃する懸念が強まっている。 この兵器は、イランが設計した遠隔操作の小型艇で、爆発物が…

日本の食べ物、料理には「旬」という言葉が…
日本の食べ物、料理には「旬」という言葉がある。その食べ物が最も美味(おい)しく食べられ、たくさん出回り安く買える時季でもある。魚の場合は、身が肥え脂がのっている時季である。 寿司屋で今が旬というサヨリの握りを食べた。…

退任後に稼ぐ大統領たち
地球だより 米大統領の年収は40万㌦(約4600万円)。日本の首相は月収が約200万円だが、これに期末手当などが付くと米国の大統領と年収の大きな差はない。 だが、米国の大統領経験者は退任後に荒稼ぎするため、「トップの…

弾劾の教訓得て政治の先進化を成し遂げよ
韓国紙セゲイルボ 憲政史上初めて大統領が罷免された。この間、政界、メディア、国民を覆ったブラックホールのような事態で、大韓民国の内政は「ミニマリズム」(最小主義)に立たされ、外国からは「韓国排除」の侮辱を受けなければな…

高齢者ドライバー、能力過信せず重大事故防げ
改正道路交通法が12日施行され、75歳以上のドライバーを対象に認知症対策が強化されることになった。高齢者ドライバーによる事故が増加していることへの対策だが、事故を減らすため、あらゆる面から対策を強化する必要がある。 強…

「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で…
「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で昨年12月、徳島県のラーメン店経営の男性が出品した茶碗(ちゃわん)が貴重な「曜変天目」の4点目と鑑定された。その真偽について、愛知県で曜変天目の再現に挑み続けている陶芸家が、放送…

「芳名録」騒動
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 平凡な人たちが芳名録に一文を残すことは多くない。結婚式や告別式の会場の芳名録に名前3文字を書くのがすべてであるはずだ。たまたま芳名録に短い文章でも残さなければならない時は、ちょっと…


トランプ政権、不法移民摘発で聖域都市と対立
トランプ米大統領は就任以来、大統領令を連発してきた。最も大きな議論を引き起こしているのは移民政策に関するものだろう。移民政策は安全保障、経済、外交など多くの分野に関係し、影響が大きい。 (ワシントン・久保田秀明) 移民…


傾く国運、「旧韓末」の様相
韓国紙セゲイルボ 国家革新で競わず観念論が横行 国運が傾いている。3カ月間、この国は朴槿恵(パククネ)大統領弾劾審判で南と北に、嶺南と湖南に、進歩と保守に分裂し、世代対決まで起こった。太極旗部隊とろうそくデモにそれぞれ…


両陛下、モザンビーク大統領夫妻と御会見
天皇、皇后両陛下は15日午前、初来日中のモザンビークのニュシ大統領夫妻と皇居・御所で会見された。 宮内庁によると、20分ほどの会見では、両国の経済協力関係や自然災害などが話題に上ったほか、大統領から皇太子殿下をモザン…

受動喫煙対策、健康被害減少へ強化は当然
政府は「飲食店は原則禁煙」などの受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案を今国会に提出する方針だ。 厚生労働省の有識者検討会が昨年8月に取りまとめた報告書によれば、受動喫煙で肺がんの死亡リスクが約3割上昇し、心臓病や…

チュニジア外相、トランプ氏の北アフリカへの関与要請 Khemaies Jhinaoui, Tunisia foreign minister, hopes for Donald Trump outreach
チュニジアの外交トップが、トランプ政権に対し、北アフリカの小国に「もっと手を差し伸べ」、「イスラム国」(IS)の脅威との戦いに力を貸してほしい、チュニジア人がアラブ世界で守ろうとしているこの壊れやすい民主主義の拠点を支…

東京都写真美術館で、幕末・明治期の写真資料…
東京都写真美術館で、幕末・明治期の写真資料を紹介する「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」展が開催中だ。10年以上の歳月をかけて全国の美術館、博物館などを調査し、体系的に整理したもの。 10年以上も準備した…

日米韓の連携強化を急げ
ティラーソン米国務長官はきょうから日本、韓国、中国を初めて訪問する。国務長官の各国初訪問は親善の意味合いが強いとも言えるが、今回は北朝鮮の核・ミサイル開発への対応が喫緊の課題となっている。日米韓の連携強化を急ぐべきだ。…

対策迫られる未成年飲酒事故
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄本島北部の恩納村で飲酒した未成年男子が2月12日、バイク事故を起こし、同乗していた中学3年の男子が頭を強く打って死亡、中学2年の女子が鎖骨を骨折する重傷を負った。小学6年生が飲…

極悪非道なロシア人? Those nefarious Russians
ロシア人は極悪非道のギャングなのだ。彼らは彼らの大使を、上院議員や、ほかの大使連中や、大将らや、最高司令官らや、司祭らや、また、ほかの正体不明の誰かに会わせ、素早く話し掛けられる公的出会いの場に送っている。チャック・シ…

国の「働き方改革」で、政府、労使が議論を…
国の「働き方改革」で、政府、労使が議論を続けてきた残業時間の上限規制をめぐっては「月100時間未満」で決着する見通しとなった。もちろん規制を設けることは重要で、働き過ぎの過労死などは言語道断。その上で、働きやすい環境づ…

心証悪い野党からのメール
地球だより こちらに常駐する外国報道機関の記者たちは所属するソウル外国特派員クラブ(SFCC)の事務局から記者会見やイベントなどの案内をメールで知らされるが、最近、それに交じって最大野党・共に民主党のニュースレターが大…


敵基地攻撃能力保有は必須
インタビューfocus 「新段階」北ミサイルの脅威(下) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く 北朝鮮の脅威が新たな段階に入ったことで、日本はミサイル防衛をどう強化していくべきか。敵基地攻撃能力の保有や地上発射型イー…

民進党大会、明確な外交安保政策が不可欠
民進党の結党後初となる定期党大会が行われた。蓮舫代表は次期衆院選に向け、「2030年代」とした原発稼働ゼロの目標を前倒しした法案の策定を表明し、政権交代への決意を語った。しかし、国家の舵(かじ)取りをする上で不可欠な外…
