編集局 rss

「山は暮れて野は黄昏の芒(すすき)かな」…

 「山は暮れて野は黄昏の芒(すすき)かな」(蕪村)。かつてはどこでも見られたススキだが、今では街中ではほとんど生えていない。秋の空、特に夜の月明かりの中で見る光景は幻想的で、かつ物寂しい風情を感じさせる。  ススキは、稲…

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秋篠宮殿下御夫妻、シルバーセンター御訪問

 秋篠宮殿下御夫妻は15日午前、東京都新宿区のシルバー人材センターを訪れ、高齢者らが働く様子を視察された。敬老の日にちなんだ訪問で、天皇、皇后両陛下から2015年に引き継ぎ、皇太子殿下御夫妻と隔年で受け持たれている。  …

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北ミサイル、日本上空通過の常態化警戒を

 北朝鮮が再び日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。米国を威嚇する狙いだろうが、日本上空通過の常態化を警戒する必要がある。 グアムを射程に収める  今回のミサイルは北海道上空を通過し、襟裳岬東方沖約2200㌔付近に落…

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比でイスラム国系過激派組織が激しい抵抗 Islamic State faction puts up tough U.S. fight in Pacific

 東南アジアの「イスラム国」(IS)系過激派組織が、米国の支援を受けたフィリピンのテロ対策部隊から容赦のない激しい軍事的攻勢に対して予想以上に激しく抵抗している。過激派組織が、フィリピン南部の主要都市マラウィを支配下に置…

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北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイル…

 北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。襟裳岬の東約2200㌔の太平洋上に落下し、飛行距離はグアムを射程に収める約3700㌔。  グアムの米軍基地への攻撃能力を誇示して米国を交渉に引き込もうという狙いだ…

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タマリンドを生業に

地球だより  インドシナ半島には日本にはない豆の木がある。鞘(さや)が80センチ近くにもなるズールーラブビーン(モダマ)やタマリンドがその一つだ。ホーチミン市には街路樹として植えられたタマリンドの木の実を集めて生計を立て…

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ふるさとに愛着を抱く子供に

小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業 北海道教育庁学校教育局長 北村善春氏に聞く  人口減と過疎化に苦しむ地方自治体にとって、地方創生は地域の生き残りを賭けた不可欠のテーマになっている。そうした中で北海道教育庁は、地域…

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ウルグアイの副大統領にトボランスキ氏

「世界一貧しい大統領」夫人  南米ウルグアイで13日、公金の私的利用の疑惑で9日に辞任したセンディック前副大統領の後任として、ルシア・トボランスキ上院議員(72)が就任した。同氏は、ウルグアイ初の女性副大統領。  トボラ…

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北の地下核実験と白頭山噴火の危険性

韓国紙セゲイルボ  高句麗遺民の大祚榮(テジョヨン)が建てた渤海は926年に滅亡した。国土が高句麗全盛期時の2倍になるほど繁盛した大国がある日突然、跡形もなく消えたのは白頭山の大噴火が原因だったという説もある。  白頭山…

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眞子殿下、陶磁器展を御視察

婚約内定後初の御公務  秋篠宮家の長女眞子殿下(25)は14日、「国際陶磁器フェスティバル美濃’17」の開会式出席のため岐阜県多治見市を訪問し、陶磁器展の出展作品を鑑賞された。3日の婚約内定後、公務は初めて。…

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北の対日恫喝、核保有を何としても阻止せよ

 北朝鮮は国連安全保障理事会の対北制裁決議に関し、日本が米国に便乗したとして「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」と威嚇した。  あまりにも乱暴で身勝手な発言だ。日米をはじめとする国際社会は北朝鮮への圧力強化…

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文芸雑誌「すばる」(10月号)の作家リービ…

 文芸雑誌「すばる」(10月号)の作家リービ英雄氏へのインタビュー(聞き手は文芸評論家の富岡幸一郎氏)の中に「緊張感」という言葉があった。リービ氏は1950年、米カリフォルニア州で生まれた。  87年に日本語で小説を発表…

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露カスペルスキー、ワシントン支社閉鎖へ

米政府機関が調達を停止  ロシア情報機関との関係が疑われている情報セキュリティー大手カスペルスキーが、ワシントン支社の閉鎖を検討していることが12日、明らかになった。米政府機関での調達停止を受けた措置とみられている。  …

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読書の季節

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  朝夕にもの寂しい秋風が吹いている。暑くもなく寒くもない今時分を“読書の季節”と呼ぶ。「秋は読書にいい」という言葉は昔からあった。よく知られた「燈火可親」(灯火親しむべし)という故事…

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復活したサッカー王国

地球だより  世界を熱狂の渦に巻き込むサッカー・ワールドカップ(W杯)。その2018年ロシア大会の予選が佳境を迎えようとしている。そうした中、世界の激戦区として注目を集める地域の一つが南米枠だ。ブラジルを除く7カ国が7ポ…

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天皇陛下が稲刈りされる

 天皇陛下は13日午後、皇居内の生物学研究所脇にある水田で、恒例の稲刈りをされた。12日の予定だったが、雨で延期となっていた。  開襟シャツとズボン姿の陛下は右手に持った鎌で、5月に自ら植えられたうるち米のニホンマサリと…

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韓米同盟の意義を再確認する時

韓国紙セゲイルボ 予防攻撃も米軍撤収もNO  北朝鮮が第6次核実験を敢行した。国連安保理では超高強度の制裁案を議論しているが、「セカンダリーボイコット」が行われる可能性が高い。北朝鮮の統治資金を締め付けるのだ。統治資金が…

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対北制裁決議、厳格な履行で圧力強化を

 北朝鮮による6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は北への原油輸出に上限を設けるなどの制裁決議を採択した。北朝鮮の後ろ盾で制裁強化に慎重な中国、ロシアも賛成し、全会一致だった。北朝鮮への制裁決議は9回目だ。  原油輸…

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北朝鮮原潜、ロシアが技術支援か-川村純彦氏

元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏  北朝鮮が原子力潜水艦を建造しているとすれば、ロシアが援助していると思う。ロシアは最近、北朝鮮に接近しており、ミサイル技術などを支援している。北朝鮮は通常動力の潜水艦を建造してお…

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ナチスの強制収容所での体験を記した『夜と霧』…

 ナチスの強制収容所での体験を記した『夜と霧』で知られるヴィクトール・フランクルが亡くなって20年。戦後長く住んでいたウィーンの住居は博物館となって、今も訪れる人は絶えないという。  小紙ウィーン特派員の小川敏記者が追慕…

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ペルーが北朝鮮大使追放

核・ミサイル開発理由に  ペルー政府は11日、北朝鮮が加速させている核・ミサイル開発を理由に、同国のキム・ハクチョル駐ペルー大使を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)に指定し、5日以内に国外退去するよう求め…

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佳子殿下 留学のために英国へ御出発

 秋篠宮家の次女で国際基督教大(ICU)3年の佳子殿下(22)は12日、英国短期留学のため、東京・羽田空港発の民間機で英国に向け出発された。  空港で出発ゲートに現れた佳子殿下は、ボーダー柄の白いスカートに濃紺のジャケッ…

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安倍首相訪印、連携強化で地域安定に努めよ

 安倍晋三首相はきょうからインドを訪問する。  核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮や海洋進出を強化する中国の脅威が高まる中、「アジアの2大民主主義国」である日印両国が連携を強め、地域の安定に努めるべきだ。 中印両軍がにら…

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