編集局
復活したサッカー王国
地球だより 世界を熱狂の渦に巻き込むサッカー・ワールドカップ(W杯)。その2018年ロシア大会の予選が佳境を迎えようとしている。そうした中、世界の激戦区として注目を集める地域の一つが南米枠だ。ブラジルを除く7カ国が7ポ…
天皇陛下が稲刈りされる
天皇陛下は13日午後、皇居内の生物学研究所脇にある水田で、恒例の稲刈りをされた。12日の予定だったが、雨で延期となっていた。 開襟シャツとズボン姿の陛下は右手に持った鎌で、5月に自ら植えられたうるち米のニホンマサリと…
韓米同盟の意義を再確認する時
韓国紙セゲイルボ 予防攻撃も米軍撤収もNO 北朝鮮が第6次核実験を敢行した。国連安保理では超高強度の制裁案を議論しているが、「セカンダリーボイコット」が行われる可能性が高い。北朝鮮の統治資金を締め付けるのだ。統治資金が…
対北制裁決議、厳格な履行で圧力強化を
北朝鮮による6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は北への原油輸出に上限を設けるなどの制裁決議を採択した。北朝鮮の後ろ盾で制裁強化に慎重な中国、ロシアも賛成し、全会一致だった。北朝鮮への制裁決議は9回目だ。 原油輸…
北朝鮮原潜、ロシアが技術支援か-川村純彦氏
元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏 北朝鮮が原子力潜水艦を建造しているとすれば、ロシアが援助していると思う。ロシアは最近、北朝鮮に接近しており、ミサイル技術などを支援している。北朝鮮は通常動力の潜水艦を建造してお…
ナチスの強制収容所での体験を記した『夜と霧』…
ナチスの強制収容所での体験を記した『夜と霧』で知られるヴィクトール・フランクルが亡くなって20年。戦後長く住んでいたウィーンの住居は博物館となって、今も訪れる人は絶えないという。 小紙ウィーン特派員の小川敏記者が追慕…
ペルーが北朝鮮大使追放
核・ミサイル開発理由に ペルー政府は11日、北朝鮮が加速させている核・ミサイル開発を理由に、同国のキム・ハクチョル駐ペルー大使を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)に指定し、5日以内に国外退去するよう求め…
佳子殿下 留学のために英国へ御出発
秋篠宮家の次女で国際基督教大(ICU)3年の佳子殿下(22)は12日、英国短期留学のため、東京・羽田空港発の民間機で英国に向け出発された。 空港で出発ゲートに現れた佳子殿下は、ボーダー柄の白いスカートに濃紺のジャケッ…
安倍首相訪印、連携強化で地域安定に努めよ
安倍晋三首相はきょうからインドを訪問する。 核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮や海洋進出を強化する中国の脅威が高まる中、「アジアの2大民主主義国」である日印両国が連携を強め、地域の安定に努めるべきだ。 中印両軍がにら…
台風が待ち遠しい沖縄
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 全国の天気予報を見ると、夏の最高気温は本州内陸部の方が高く、まれに北海道が日本一暑い日もある。それでも、やはり南国の沖縄は気温以上に暑く感じる。その要因としては、強い日差しと湿度の…
かなわぬ夢から決別せよ Waking up from an impposible dream
複雑な問題は単純な解決を拒む。特に問題が意図的に創られている場合には。不法移民の親によって米国に連れて来られた子供たち、いわゆる「ドリーマーズ(夢追う若者たち)」をどうすべきかのジレンマは、そういった問題の筆頭に挙げら…
国連安全保障理事会で、6回目の核実験を…
国連安全保障理事会で、6回目の核実験を強行した北朝鮮への追加制裁決議が全会一致で採択された。原油や石油精製品の輸出量に上限を設定するなどが主な内容だが、当初米国が提案していた原油の全面禁輸は、中国やロシアの支持が得られ…
韓国への核再配備「真剣に検討すべし」
米共和党マケイン氏が訴え 米共和党の重鎮、マケイン上院議員は10日、核開発を進める北朝鮮の脅威に対抗するために、韓国に核兵器を再配備することを米国は検討すべきだと訴えた。 マケイン氏はCNNテレビで「韓国の国防相が核…
「夜と霧」のヴィクトール・フランクル没後20年
「生の目的」探し、心の病に対処 現代人の魂を癒す精神分析学開拓 生きていると、誰でも一度ぐらいは「何のために生きているのか」と思うことがある。生きている目的が分からなくなるのだ。ヴィクトール・フランクルは人生の目的を失…
教育現場は変わるか?
地球だより 夏のバカンスが終わり、新学年の新学期を迎えたフランスの小学校では、発足したばかりのマクロン政権の教育改革が早くも導入されている。その一つが、これまで週4・5日授業を受けていたのが、4日に変更することができる…
核ミサイル危機、防災を「民間防衛」に高めよ
戦後、日本は外国からの武力攻撃の危険にさらされたことがない。それが今、北朝鮮による核ミサイル攻撃の脅威に直面している。 こうした攻撃からどう身を守るのか、その手立てを国民保護法は定めているが、いざという時、うまく避難…
道徳教育の視点から命の教育を考える
聖徳大学大学院教職研究科教授 吉本恒幸氏 東京都文京区の東京大学弥生講堂で「新学習指導要領の求める命の教育の実践」をテーマに全国学校飼育動物研究大会が、このほど行われた。聖徳大学大学院教職研究科教授の吉本恒幸氏は「道徳…
時代を振り返る機会
2020年の東京夏季五輪まであと3年を切った。今年、還暦を迎えた筆者は先の東京五輪の時は小学校1年生で、学校の視聴覚室(畳部屋)にあったテレビの前に並んで座って開会式を見た。当時、夏季五輪は100年に1度回ってくるかど…
簡単な算数の計算から。100㍍を10秒で走ると…
簡単な算数の計算から。100㍍を10秒で走ると平均秒速は10㍍である。100/100秒(1秒)で10㍍だから1/100秒(0・01秒)で10㌢進むことに。日本学生対校陸上の男子100㍍決勝。 日本人初の10秒の壁を破…
メキシコ地震、死者61人に
ハリケーンで被害拡大懸念 メキシコ政府は8日、同国の太平洋側の南部沖で7日夜(日本時間8日午後)に発生した大規模な地震の死者数が61人、負傷者が200人を超えたと発表した。米地質調査所(USGS)は、地震の大きさをマグ…
尖閣国有化5年、日本は実効支配を強化せよ
沖縄県・尖閣諸島の国有化から、あすで5年を迎える。現在のわが国においては、北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威への対処が喫緊の課題だが、一方的に領有権を主張し、尖閣周辺で領海侵入を繰り返す中国への対応にも手を抜くことはできな…
制約を受けずに反体制派を弾圧するイラン政府 Tehran freely cracks down on dissidents
国連や人権擁護団体は、イランの宗教体制への批判を強めて投獄された反体制派に対する同国政府の残虐な扱いに警告を発している。 外交政策アナリストがワシントン・タイムズ紙に語ったところによると、国際的な非難にもかかわらず、…
「秋灯やなす事ありて文机」(藤田春梢女)…
「秋灯やなす事ありて文机」(藤田春梢女)。暑い日が続いたと思っていたら、いつの間にか秋の気配が濃厚になっている。セミよりも秋の虫の声が聞こえてくる方が多い。 夜も夏用の寝具で寝ていると寒さで目覚めることも少なくない。…