秋篠宮殿下御夫妻、九州豪雨被災地に
秋篠宮殿下御夫妻は21日午後、九州北部豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市を訪ね、土砂や流木で川が氾濫した現場などを視察された。
同市杷木地区の赤谷川周辺では、県職員が川の流域の被害状況などを説明。県内で34人が犠牲になり4人が行方不明になっていると聞き、御夫妻は手を合わせて黙とう、紀子殿下は県職員に「健康に留意してください」と声を掛けられたという。
その後、同市内の多目的施設で被災者8人と懇談。参加した同市長田の羽野斌さん(70)によると、秋篠宮さまは「被害がひどかった所は大変でしたね」と被災者を気遣われたという。羽野さんは「被災地にお見えになっていただきありがたい」と話した。