編集局 rss

道徳教育の視点から命の教育を考える

聖徳大学大学院教職研究科教授 吉本恒幸氏  東京都文京区の東京大学弥生講堂で「新学習指導要領の求める命の教育の実践」をテーマに全国学校飼育動物研究大会が、このほど行われた。聖徳大学大学院教職研究科教授の吉本恒幸氏は「道徳…

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時代を振り返る機会

 2020年の東京夏季五輪まであと3年を切った。今年、還暦を迎えた筆者は先の東京五輪の時は小学校1年生で、学校の視聴覚室(畳部屋)にあったテレビの前に並んで座って開会式を見た。当時、夏季五輪は100年に1度回ってくるかど…

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簡単な算数の計算から。100㍍を10秒で走ると…

 簡単な算数の計算から。100㍍を10秒で走ると平均秒速は10㍍である。100/100秒(1秒)で10㍍だから1/100秒(0・01秒)で10㌢進むことに。日本学生対校陸上の男子100㍍決勝。  日本人初の10秒の壁を破…

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メキシコ地震、死者61人に

ハリケーンで被害拡大懸念  メキシコ政府は8日、同国の太平洋側の南部沖で7日夜(日本時間8日午後)に発生した大規模な地震の死者数が61人、負傷者が200人を超えたと発表した。米地質調査所(USGS)は、地震の大きさをマグ…

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尖閣国有化5年、日本は実効支配を強化せよ

 沖縄県・尖閣諸島の国有化から、あすで5年を迎える。現在のわが国においては、北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威への対処が喫緊の課題だが、一方的に領有権を主張し、尖閣周辺で領海侵入を繰り返す中国への対応にも手を抜くことはできな…

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制約を受けずに反体制派を弾圧するイラン政府 Tehran freely cracks down on dissidents

 国連や人権擁護団体は、イランの宗教体制への批判を強めて投獄された反体制派に対する同国政府の残虐な扱いに警告を発している。  外交政策アナリストがワシントン・タイムズ紙に語ったところによると、国際的な非難にもかかわらず、…

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「秋灯やなす事ありて文机」(藤田春梢女)…

 「秋灯やなす事ありて文机」(藤田春梢女)。暑い日が続いたと思っていたら、いつの間にか秋の気配が濃厚になっている。セミよりも秋の虫の声が聞こえてくる方が多い。  夜も夏用の寝具で寝ていると寒さで目覚めることも少なくない。…

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琉球新報・沖縄タイムス/共産党と「共闘宣言」

琉球新報・沖縄タイムス、共産党と「共闘宣言」

《 沖 縄 時 評 》 一般紙のレッドライン越えた  共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版(8月20日号)には驚かされた。  沖縄の地元紙「琉球新報」と「沖縄タイムス」の両編集局長の顔写真入りのインタビュー記事が「沖縄 …

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日露首脳会談、ロシアの対北姿勢は無責任だ

 安倍晋三首相はロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領と会談した。会談では、核実験を強行した北朝鮮に対し、日露が緊密に連携していくことで一致。プーチン氏は対話による解決を強調し、制裁強化には慎重な考えを示した。  制裁…

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白人キリスト教徒、人口の43%に減少 White Christian America shrinks to just 43 percent of population

 進歩主義者らによると、調査では白人キリスト教徒は少数派であり、トランプ大統領の支持基盤は縮小している。しかし、宗教右派の有力者らは、このような指摘はかなり誇張されていると主張している。  6日に公表された公共宗教研究所…

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財、貨、貢など、お金や財産に関わる漢字には…

 財、貨、貢など、お金や財産に関わる漢字には、貝の付くものが多い。これは、古代中国・殷の時代、子安貝の貝殻が貨幣として用いられていたためだ。子安貝は沖縄やベトナムなどでしか採れず、希少性があり、かつ丈夫で保存性もあった。…

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「武器は走りながら拾え」が信条

NYで磨いたインタビュー 「ニューヨークBIZ」CEO兼発行人 高橋克明氏に聞く  英語もできず、お金も人脈もないまま「ニューヨークでジャーナリスト」という幼少期に抱いた夢をかなえるため、単身で渡米した高橋克明さん。今で…

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別荘で串焼きに舌鼓

地球だより  年間を通して、日照時間の少ないロシアで、最大の楽しみは日光の下で自然に返ること。近年、ロシア人の夏の長期休暇の過ごし方は、海外旅行やクリミア半島旅行が人気となってきたが、一般庶民は相も変わらず別荘(ダーチャ…

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高校生らに「公開授業」、露大統領が再選足固め

 次期大統領選を来年3月に控えたロシアで、プーチン大統領は9月1日、高校生らを集めた「オープンクラス」を開催した。全土にテレビ中継されたオープンクラスでプーチン大統領は若者たちにロシアの偉大さを語る一方、住民からの陳情や…

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“韓米FTA危機”への積極的な対応が必要

韓国紙セゲイルボ  最近、トランプ米大統領が韓米自由貿易協定(FTA)の廃棄を議論し、協定発効5年にして韓米FTAは深刻な危機に直面している。万一、韓米FTAが廃棄される場合、両国間で貿易戦争が深化し、貿易が減少するのは…

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制裁履行体制不十分な日本

国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏  今回の決議案には、国連制裁対象指定の特定貨物船に対する海上臨検措置、金正恩氏の制裁対象指定、原油供給の全面停止などが盛り込まれており、北朝鮮の強い反発を間違いなく招く…

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米核兵器国内配備、対北抑止力強化のため検討を

 石破茂元地方創生担当相がテレビ番組で、北朝鮮の核・ミサイル開発に絡んで、米国の核抑止力を確実なものにするため核兵器の日本への持ち込みに言及した。「持たず、つくらず、持ち込ませず」とした「非核三原則」に反するとして反対す…

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カマキリを詠んだ句は多い。「蟷螂の咀嚼の…

 カマキリを詠んだ句は多い。「蟷螂の咀嚼のつづく石の上」(鷹羽〈たかは〉狩行〈しゅぎょう〉)。肉食のカマキリが貪欲に餌を食べ続ける様子が活写されている。益虫とされるカマキリだが、この句の「蟷螂」は、日本風に「カマキリ」と…

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宗教によって違う休日

地球だより  イスラエルの小中高の学校が1日、新学年を迎えた。しかし、アラブの学校では、イスラム教徒の祝日「犠牲祭」が重なり、遅れて新学年が始まった。イスラム教、キリスト教どちらの生徒も通うアラブの公立、私立(キリスト教…

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企業家精神

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  20年ほど前、ある銀行の専務は言った。「私が尊敬する人は中小企業の経営者です」。なぜか。「10年すれば滅びない所は少ないが、彼らはダルマのように立ち上がる」。政府による金融支配のた…

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穏健派を装うムスリム同胞団、慈善活動で支持拡大

 世界の平和と安定を脅かす勢力の中に、弾道ミサイルや核の実験を繰り返す北朝鮮、領土拡大の挙に出た中国とロシア、イスラム教シーア派革命の世界輸出に没頭するイランなどがあるが、信仰を背景に勢力の拡大をもくろむグループがイスラ…

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韓露協力で半島危機の出口探せ

韓国紙セゲイルボ 文在寅政権の「新北方政策」  文在寅(ムンジェイン)大統領が6日から2日間ロシアを訪問する。韓国大統領が就任後、中国、日本よりロシアを先に訪問するのは初めてだ。文大統領はウラジオストクで開かれる第3回東…

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沖縄向け奨学金で人材育成

新閣僚に聞く 江崎鉄磨 沖縄・北方担当相  江崎鉄磨沖縄・北方担当相は6日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、沖縄振興策や北方領土対策、離島政策などについて語った。  沖縄振興のどこに重点を置いて取り組むか。…

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