編集局 
「そうじゃのう、わしもそう思っとったんじゃ」…
「そうじゃのう、わしもそう思っとったんじゃ」と、しばしば博士は言う。「博士語」と呼ばれる言葉遣いだ。テレビや映画のナレーション、漫画などで使われる。博士語は「役割語」の一種。役割語とは、大阪大学の金水敏(きんすいさとし…

地球の裏側の盆踊り
地球だより 日本とは気候や時間帯、文化や人種構成も大きく違う、地球のほぼ裏側に位置するブラジル。日本と行き来しようとすれば、サンパウロなどの主要都市からでも30時間近い旅程を覚悟する必要があり、日本人にとってはなかなか…

パワハラ教授
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 今年6月、延世大で私製の爆発物が爆発して教授が1人負傷した。犯人を捕らえてみると、教授の大学院生の弟子だった。教授から頻繁な叱責を受けて犯行に至ったという。学生たちの間では意外な反…


北朝鮮の核問題は米朝間で解決か
韓国紙セゲイルボ 現実味帯びる「韓国疎外」 ジュネーブ北朝鮮代表部のチュ・ヨンチョル参事官が、「韓国は核問題に関して話す資格がない」と述べた。22日、韓国と北朝鮮、米国、中国外交官たちが集まった国連ジュネーブ軍縮会議で…

北への制裁、核・ミサイルの資金源遮断を
北朝鮮が日本上空を通過する中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、日本政府は国連安全保障理事会緊急会合で制裁決議の早期採択を要請した。 安保理では7月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射後、制裁を大幅に強化する決議を…

「大鯉の深くあぎとふを見たりけり尾を曲げて…
「大鯉の深くあぎとふを見たりけり尾を曲げてゐるその広桶に」。「鯉売」と題した松村英一の歌で、昭和2年の作。桶(おけ)にコイを入れて街にやって来る情景は戦後、昭和30年代まで見られた。 業者はその場でぶつ切りにしてくれ…


「赤旗」購読料を議員報酬から天引きー福島県須賀川市
市議会事務局が代行徴収 福島県須賀川市議会議員の毎月の報酬明細書の中に、日本共産党機関紙「赤旗」の項目があったことがこのほど、明らかになった。同市議会事務局が共産党機関紙の購読料を同紙販売店に代わって天引きして徴収して…

北ミサイル通過、避難と迎撃に万全を期せ
北朝鮮が、首都・平壌に近い順安から弾道ミサイル1発を北東に向け発射し、数分後に北海道の上空を通過した後、襟裳岬東方1180㌔の太平洋上に落下した。航空機や船舶への被害は報告されておらず、幸い日本への落下物もなかったよう…

夏休みの那覇空港で危機一髪
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 8月中旬、那覇空港で離陸を待つ機内で、アナウンスが流れた。 「離発着する航空機で混雑しているため、10分ほど待機いたします」 10分後、いよいよかと思った瞬間、次のアナウンスが…

現代版スパイ・ストーリー(注1) A spy story for our times
イムラン・アワンは、パキスタン生まれのコンピューターの達人で、民主党全国委員会の(DNC)元委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツ(フロリダ州選出下院議員)や数十人の連邦議会の民主党員の下で働いていた。彼とその妻は、銀…

北朝鮮が日本上空を越える弾道ミサイルを発射…
北朝鮮が日本上空を越える弾道ミサイルを発射し、菅義偉官房長官は「度を超した挑発行動」と非難した。だが、北朝鮮は着々と核搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を進めている。「挑発行動」という表現は弱いのではないか。 …

リゾート地での「差別文書」
地球だより スイス日刊紙ターゲス・アンツアイガー(15日付)によると、同国のグラウビュンデン州のリゾート地、アローザ(人口約3200人)の旅行者用アパートメントハウスでユダヤ人客向けの注意書が反ユダヤ主義だとして激しい…


マクロン仏大統領、支持率36%に
鬼門の労働改革、秋が正念場 就任100日を過ぎたフランスのエマニュエル・マクロン大統領の支持率が、不人気だったオランド前大統領以上の速度で落ち込んでいる。強圧的な政治手法と失業率の増加は、秋から始動する労働改革に暗い影…


南米ベネズエラ、国内分裂・内乱の危機
強権独裁進める大統領 中南米の主要国の一つ、ベネズエラが国家崩壊の危機にある。経済破綻への道を進む中、政治面でも反米左派マドゥロ政権が強権独裁に舵(かじ)を切り、混乱は増すばかりだ。 (サンパウロ・綾村 悟) 各地で続…

アフガン増派、国際的なテロ抑止につなげよ
トランプ米大統領がアフガニスタンへの米軍増派を承認した。増派は4000人規模とみられ、現在駐留中の8400人に追加される。トランプ氏は「早期撤退」を強調してきた過去があるが、増派は対アフガン戦略の転換を意味する。 攻勢…

子供たちに乏しい生死観
核家族化が進み、出産も病院、最期を迎えるのも病院というご時世、子供たちが“生老病死”の場面に出合う機会が少なくなった。先日、「生命の大切さ」を考える講演会に参加したところ、小学生の生命に関する、驚きの調査を耳にした。 …

明日から、関東大震災(大正12=1923年)が…
明日から、関東大震災(大正12=1923年)が起きた9月1日の「防災の日」を中心に5日までは防災週間。各地の防災訓練では、特に首都直下地震や南海トラフ地震が想定される地域で、関係自治体間の広域的ネットワークを活用した実…


両陛下、草津国際音楽祭に
静養中の天皇、皇后両陛下は27日、長野県軽井沢町から群馬県草津町に滞在先を移し、同町で開催中の「第38回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」のコンサートを鑑賞された。 皇后陛下はコンサート前に音楽祭のワーク…

福島原発凍土壁、汚染水発生を着実に抑えよ
福島第1原発1~4号機の周囲の土壌を凍らせて地下水の流入量を減らす「凍土遮水壁」の未凍結区間での作業が行われている。 完成すれば、以前は1日平均400㌧流入していた地下水は、100㌧未満まで減少する見通しだ。放射能汚…

イランがウラン濃縮能力を誇示、米に警告 Iran boast on uranium enrichment serves as warning to Trump
イランが今週、数日あれば、核爆弾製造に必要なウラン濃縮の準備を整えられるとその能力を誇示したことで、イランの2015年核合意違反をトランプ大統領が宣言すべきかどうかをめぐる政府内での議論が複雑さを増している。 アナリ…

大気中の二酸化炭素(CО2)濃度が上昇し…
大気中の二酸化炭素(CО2)濃度が上昇し海洋の酸性化が進んでいる。海洋環境保全のための指標として、サンゴの生態の状況が、よく取り上げられるが、その悪化ぶりは、このところ見るに忍びないほどだ。 小笠原諸島・父島などの造…


眞子殿下、高校生手話スピーチ大会に
秋篠宮家の長女眞子内親王殿下は26日、東京都千代田区有楽町で開かれた「第34回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席し、「大事な言葉である手話に対する理解がより一層深まることを願っています」などと手話を交えな…


両陛下、思い出のコートに-軽井沢
長野県軽井沢町で御静養中の天皇、皇后両陛下は26日午前、同町の軽井沢会テニスコートを訪問された。お二人がテニスを通じて出会った思い出の場所で、昨年夏に続く御訪問。プレーはしなかったが、午前11時前から約30分間滞在し、…
