編集局 
日本で18件目となる世界文化遺産登録が…
日本で18件目となる世界文化遺産登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。キリシタン時代や潜伏キリシタンについては、作家の故遠藤周作氏が深い関心を示し、『沈黙』『銃と十字架』などの作品を残した。それらは…


北村透谷 生誕150年 近代文学に大きな影響
北村透谷研究会幹事 鈴木 一正氏に聞く 今年は明治時代の文学者・北村透谷の生誕150年目という節目の年に当たる。透谷はあまり知られていないが、明治時代の文学・思想などの分野で先駆者的な存在だった。自由民権運動、島崎藤村…

旅は人を悪くする
地球だより 異国では閑(ひま)ができると、大抵、歩き回る。田舎だと自然が満喫できるし、都会では表のショーウインドーでは見られない路地裏の真実に遭遇するチャンスでもある。 トルコのイスタンブールで、ぶらりと散歩に出た。…

韓国は刀の振り方を忘れてしまったのか
韓国紙セゲイルボ 南北、朝米首脳会談後に、韓半島で混沌(こんとん)状態が続いている。戦争のない平和な韓半島。漠然とした期待に浮き足立っている。韓国だけがそうなっている。北朝鮮の金正恩国務委員長は「良い世の中をつくってみ…

W杯日本代表、若手育成でさらなる飛躍を
サッカーの祭典ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表はベルギーに敗れて念願だったベスト8に届かずに終わった。ただ、大方の予想を覆して予選リーグを突破し、ベスト16に残ったことは胸を張れる結果だ。まずは選手たちの健…

サッカー・ワールドカップ(W杯)の決勝…
サッカー・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント進出に当たって、西野朗監督がポーランド戦で攻撃の姿勢を見せることなく、「パス回し」による時間切れを狙う方法を取ったことは、賛否両論あるが興味深い。 日本では高校野球を…

落とし物を届けに来た人
地球だより 米国で落とし物をしたら見つからないことが多いようだが、先日、アパートまで落とし物を届けに来た親切な人に出会った。 届けに来たといっても記者の落とし物ではなく、同じ建物に住む主婦のものだった。アパートを出る…

北朝鮮の夜景
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 シンガポールの安保を守っていた英国の軍隊が撤収したのは、同国が独立を宣布した4年後の1969年だ。荷物をまとめていた英国の将校たちはシンガポールの将来を暗く展望していた。このように…

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コロンビア次期大統領に和平合意反対派
6月17日に実施されたコロンビア大統領選挙の決選投票で、ゲリラとの和平合意反対派のイバン・ドゥケ上院議員(41)が勝利した。ドゥケ氏が所属する保守政党は、合法化したゲリラ政党の権利を制限する憲法改正を目指している。 (…

踊り場の日本経済 資源高、貿易摩擦が心配だ
日銀の6月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業で2期連続して景況感が悪化し、景気の回復が鈍っていることを鮮明にした。 悪化の要因は資源価格の上昇と米国の保護主義による貿易摩擦の拡大である。好調な海外景気…

1909年に伊藤博文がハルビンで暗殺された時…
1909年に伊藤博文がハルビンで暗殺された時、懐に忍ばせていたという本がある。米国のイエール大学講師の朝河貫一が書いた『日本の禍機』という時事問題を論じた著作だ。 日露戦争後、日本が直面している危機の一つについて論じ…


中国の覇権主義はアジア最大の不安定要因 李登輝氏
日本台湾平和基金会・日本李登輝友の会晩餐会 スピーチ 李登輝元台湾総統 先月2年ぶりで来日し、沖縄を訪れた台湾の李登輝元総統が6月23日、糸満市のホテルで開かれた「日本台湾平和基金会・日本李登輝友の会晩餐会」で行ったス…

絢子殿下御婚約、「すてきな御縁」心から祝福
高円宮家の三女絢子殿下が、日本郵船社員の守谷慧さんと婚約されることが内定した。お二人は記者会見で「笑いの絶えない、明るい家庭を築いていきたい」と抱負を語られた。さわやかなカップルの誕生を心よりお祝い申し上げたい。 久子…

法律の手引書が必要だ A needed tutorial in the law
アメリカ合衆国連邦最高裁判所(以後、最高裁)は火曜日、法律の解釈に、憲法の代わりに、感情を使いたがる善意の人々にきついお灸(きゅう)を据えた。憲法問題に関する評決では、見慣れた5対4の裁決(注)によって、最高裁は、危険…

落語の笑いも噺家(はなしか)によって随分…
落語の笑いも噺家(はなしか)によって随分質が違う。ばかばかしい笑い、こそばゆい笑い、ニヒルなブラックユーモアなど。人気番組「笑点」の大喜利では、笑いの個性が際立つ。 「笑点」の開始時から出演し、司会も務めた桂歌丸さん…

帰国イレブンに卵洗礼
地球だより 韓国でも卵は全国民的な食べ物だ。辛い料理が多いこともあってか、割合、頻繁に食卓に上る。目玉焼きは半熟にせず裏返して黄身の表面を焼くことが多い。焼き肉屋などでは韓国式茶わん蒸しがよく出てくるし、弁当の定番キム…


「この人なら」と求婚承諾
絢子殿下、守谷さんと会見 「日々の喜び、2人で」 婚約が内定した高円宮家の三女絢子殿下(27)は2日午後、日本郵船社員の守谷慧さん(32)とともに宮内庁で記者会見に臨まれた。 出会いから婚約内定までの経緯について、絢…


高円宮絢子殿下、婚約内定
「笑い絶えない家庭に」 会社員の守谷慧さんと会見 高円宮家の三女絢子殿下(27)が、日本郵船社員の守谷慧さん(32)と婚約されることが2日、内定した。午後、二人は宮内庁でそろって記者会見され、「笑いの絶えない、明るい家…

結果かフェアプレーか
スポーツは、道徳教育に格好の材料を提供してくれる。サッカーW杯1次リーグの日本対ポーランド戦。日本は試合終盤、その試合と、同組の他試合が現状のまま終われば1次リーグ突破できることになった。そこで自陣でボール回しで時間を…

今年上半期(1~6月)の全国の交通事故…
今年上半期(1~6月)の全国の交通事故死者数は1603人で、昨年同期比で72人の減少を記録した。昨年は、昭和24(1949)年の3790人という年間の戦後最少記録を実に68年ぶりに破り、3694人という交通安全運動にお…

北極政策、国際ルールに基づく秩序を
地球温暖化の影響で北極海の氷が解け、船舶の通航や資源開発が容易になった。北極圏を利用した新航路誕生が確実とされ、北極圏開発への参入が各国で加速している。 存在感を高める中国 北極圏には世界全体の未発見資源のうち、原油…

本当に大丈夫? その生活習慣
埼玉セントラル病院 丸山直記院長 食事・運動・睡眠でバランス良く 東京都健康長寿医療センターの主催で「ストップ!その生活習慣は本当に大丈夫?」と題して第150回老年学・老年医学公開講座がこのほど、練馬文化センターで行わ…

潜伏キリシタン、世界が認めた歴史的価値
国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は、日本推薦の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界文化遺産に登録すると決定した。国内の世界遺産としては22件目。キリスト教禁制下で200年以上にわたって信仰を守…
