編集局 
米がメタン排出規制廃止
トランプ政権は、国有地での石油・ガス採掘で発生するメタンガスの排出規制を「欠陥がある」として廃止する。内務省が18日、2016年排出防止規則の改正規則を公表した。同省は、これによって、州や自治体の行政の障害となる「煩雑…

経済政策の基調めぐり対立する大統領府と内閣
韓国紙セゲイルボ 経済政策の基調をめぐり経済チームの意見の差が広がっている。大統領府の張夏成政策室長は政府の政策基調である「所得主導成長」を維持したい。半面、金東兗経済副総理は所得主導の成長を調節し、同時に企業を起こし…

安倍総裁3選、山積する課題に具体的成果を
任期満了に伴う自民党総裁選は、現職の安倍晋三総裁(首相)が石破茂元幹事長を抑えて連続3選を果たし、2021年9月まで3年間の追加任期を獲得した。国外では中国の拡張政策、北朝鮮の核・ミサイル開発、米中の貿易摩擦など緊迫す…

ノーベル文学賞への強い執念を物語る「辞退」…
ノーベル文学賞への強い執念を物語る「辞退」だ。作家の村上春樹氏が、関係者の不祥事によって今年は発表が見送られたノーベル賞の代わりに、今年限りで設けられた文学賞の最終候補を辞退した。 賞を主催するNPO団体「ニューアカ…

ユダヤ人は太巻きがお好き?
地球だより イスラエルでは9月10日、ユダヤの新年(ロシュ・ハシャナー)を迎えた。今年はユダヤ暦5779年となる。 聖書の創世記に「はじめに神は天と地とを創造された」とあり、ユダヤ教指導者(ラビ)たちは聖書の記述から…

遼東の風塵
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 (朝鮮第22代王)正祖4年、1780年の陰暦7月10日、燕厳(ヨンアム)・朴趾源(パクジウォン)(燕厳は号)は遼寧省外の十里河を出て瀋陽に向かった。ひどく暑かったその日、眼前には遼…


“国会”に平壌同行を要請した政府
韓国紙セゲイルボ 三権分立規定の憲法に違反か 文在寅大統領が随行団と共に18日、平壌を訪問する。共に民主党の李海瓚、民主平和党の鄭東泳、正義党の李貞味代表が同行する。国会議長団と野党代表も一緒に平壌行きの飛行機に乗れば…

福島県にやって来て吾妻スカイラインを…
福島県にやって来て吾妻スカイラインをドライブしようとしていた。地元紙を広げると、吾妻山の麓の福島市土湯温泉町で、犬と散歩をしていた70代の男性がクマに襲われ、ケガをしたと伝えていた。 現場は温泉の中心部から北に250…

南北首脳会談、北のペースに乗せられるな
北朝鮮を訪問している韓国の文在寅大統領は、金正恩朝鮮労働党委員長と首脳会談を行い、合意文書「平壌共同宣言」に署名した。 だが最大の焦点である北朝鮮の非核化をめぐっては、実質的な進展があったとは言い難い。北朝鮮が本当に…

とことん安室フィーバー
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 歌手の安室奈美恵さんが16日をもって芸能界を引退した。 ラストライブが行われる15日、ファンにとっては、宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターが本人の生の声を聞ける最後の地とな…

ポトマック河畔のパラノイア(注) Paranoia on the Potomac
ポトマック川のように深く、幅広い疑心が、首都ワシントンの権力の回廊を流れつつある。米国の選挙を混ぜっ返すことに打ち込んでいたロシア人との共謀疑惑が浮上したのを良いことに、ますます強くなったトランプ大統領の敵対者と、トラ…

2020年東京五輪・パラリンピックの聖火台に…
2020年東京五輪・パラリンピックの聖火台に縄文土器のデザインを採用するよう呼び掛けている団体がある。「縄文文化発信サポーターズ」で、メンバーの新潟県長岡市長らが五輪組織委員会副会長の遠藤利明元五輪担当相を訪ねて要望し…

水陸機動団、抑止力高め地域安定に貢献を
陸上自衛隊の離島防衛の専門部隊「水陸機動団」が、米軍などと相次いで合同演習を実施している。 水陸機動団の運用を通じて抑止力を高めるとともに地域の安定にも貢献していくべきだ。 米軍と離島奪還訓練も 水陸機動団は離島が…


子供と親が抱える悩みに対処
フィンランド100年の児童支援 「ネウボラ」の現場 (下) ファミリー・ネウボラ 「ファミリー・ネウボラとは、ファミリー・カウンセリングセンターです」。フィンランド首都圏、エスポー市(人口約28万人)のファミリー・ネウ…

子供が学校でトルコ語学ぶ
地球だより オーストリアの移民・難民統合を担当するカリン・クナイスル外相はこのほど、「2018年統合報告書」を公表した。それによると、同国では移民出身の国民はほぼ200万人で全体に占める割合は23%。10年前は16%だ…


仏とシリアのIS戦闘員往来減少
フランス南部ニームで14日、車がバーに突入する事件が起き、9日にはパリ北部19区で男が路上で凶器を振り回し、7人を負傷させる事件が発生した。先月には首都パリ南西約30キロの郊外で男が刃物で2人を殺害、1人に重傷を負わせ…


モラロジー研究所、糸満市で教育者研究会を開く
偉人の教えが日本人の道徳心復活のカギ 公益財団法人モラロジー研究所が主催し、文部科学省、沖縄県教育委員会などが後援したモラロジー教育者研究会がこのほど、沖縄県糸満市で開かれた。モラロジー研究所講師でNPO法人日本教育再…

英語保育の効果は
20年前、学童保育と言えば、ちょっと暗いイメージがあった。ところが、先週の土曜日、最寄り駅前に来春オープンするという最先端の学童保育の募集広告を見て、驚いた。充実した習い事が並び、保育と塾がドッキングしたイメージだ。 …

住んでいる都下西部の小学校の地区協議会が…
住んでいる都下西部の小学校の地区協議会が主催する防災訓練に初めて参加した。週末の土曜日はあいにくの小雨にたたられ、体育館内だけの行事となったが「災害は天気を選ばない。雨の日にやって来るかもしれないので、いざというときの…


フィンランド100年の児童支援 妊娠から就学前まで、担当保健師が支援
フィンランド100年の児童支援 「ネウボラ」の現場 (上) わが国の2017年度の児童虐待件数は13万3778件で27年連続の増加となった。虐待死に至る痛ましい事件も絶えず、16年度は72人の子供が虐待死した。一方、ネ…

座間事件起訴、動機と手口を究明し再発防げ
戦後の犯罪史上に例を見ない猟奇的な凶悪事件の裁判が始まる。神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかった事件で、東京地検立川支部は白石隆浩容疑者を強盗・強制性交殺人などの罪で起訴した。大量殺人はなぜ起きたのか、裁…

学校で動物を飼う意味とは?
大田区立田園調布小学校校長・茂呂美恵子氏 「動物飼育を通して生命を実感させ、情愛豊かな子供を育てたい」という趣旨で行われている全国学校飼育動物研究大会が第20回を迎えた。「学校で動物を飼うことの意味を改めて考える」と題…

複数の災害が同時、またはほぼ同時に発生…
複数の災害が同時、またはほぼ同時に発生する「複合災害」。地震が発生した後に津波が来たり、地震や風水害によって土砂災害が発生したりするなど、その組み合わせは多くある。 ところが、複合災害の本格的な研究、住民対応について…
