編集局
ホロコースト生き残り最年長者 ファインゴールド氏106歳で死去
マルコ・ファインゴールド氏が先月19日、肺炎で亡くなった。106歳だった。オーストリアでホロコースト(ユダヤ人大虐殺)生存者の中で最年長者だった。同氏は4カ所の強制収容所を生き延びたユダヤ人だ。彼は戦後、学校を訪問し、…
物件不足で不動産価格上昇
地球だより パリの不動産価格は、世界の大都市のロンドンやニューヨークに比べれば安い方だと言われてきた。ブレグジットでロンドンの不動産価格が多少下降している今、パリに目を付ける不動産投資家もいると言われるが、悩みは新築の…
「史上最大級の番狂わせ」(英BBC放送)…
「史上最大級の番狂わせ」(英BBC放送)、「南アを破った『ブライトンの奇跡』に『静岡の衝撃』が加わった」(AFP通信)――。ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、日本が優勝候補の強豪アイルランドを撃破した快挙は世…
多様性織り成す「和」
小学生の時からのラグビーファンだ。と言っても、もっぱら観戦するだけだが、それでもラグビーW杯で、優勝候補アイルランドを倒した日本代表の強さはすぐ理解できる。それを一言で表すなら、日本人選手と外国人選手が織り成す「和」で…
消費税増税、景気変調には機動的対応を
消費税の税率がきょうから10%に引き上げられた。前回の増税後、消費が予想以上に低迷したことを教訓に、今回はポイント還元制度など2兆円強の景気対策を準備し、税率を一部据え置く軽減税率を導入した。 ただ、ポイント還元制度…
佳子殿下、手話甲子園に御出席
秋篠宮家の次女佳子殿下は29日、鳥取市で開催された「第6回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出席された。 開会式では、手話を交えてあいさつ。「目標に向かって励んだ経験は、大切な宝物になったのではないでしょうか」と…
米企業買収でバイデン氏息子に疑惑
中国国有企業が関与 バイデン前副大統領の息子ハンター氏が、中国国有企業、中国航空工業集団(AVIC)と共同で行った米自動車部品大手ヘニゲス・オートモーティブ買収に疑惑の目が向けられている。ヘニゲスは、軍事転用可能な防振…
中国建国70年 信頼得られぬ独裁と覇権主義
中国はあす、建国70周年を迎える。中国当局は「習近平国家主席が2017年の共産党大会で打ち出した『新時代』に入って初の建国記念閲兵式を行う」と述べ、過去最大級の軍事パレードを予定している。江沢民元国家主席は建国50年、…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの最新の観測で、北極域の海氷面積が史上2位の小ささとなり、その減少傾向が続いていることが分かった。ただし、海氷減の減少は海洋生物に負の影響を及ぼすだけではないようだ。今夏、開催された…
両陛下 茨城国体の開会式に御出席
「東京五輪での活躍期待」 天皇、皇后両陛下は28日午後、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園陸上競技場で行われた第74回国民体育大会の総合開会式に出席された。両陛下の国体出席は即位後初めて。 両陛下は競技場の貴賓席から、…
フェンタニル取り締まりの約束に違反する中国 Chinese renege on fentanyl crackdown
危険な麻薬フェンタニルの中国から米国への流入が急増している。トランプ米大統領が中国に貿易戦争を仕掛け、習近平国家主席がその不法取引を取り締まると約束したにもかかわらずだ。 米税関・国境警備局(CBP)の捜査官は今年、…
被災地の風評被害払拭に尽力 田中和徳 復興相
新閣僚に聞く 田中和徳復興相はこのほど、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、2020年度末で設置期限が切れる復興庁の後継組織について年内に具体像を示すとともに、被災地の風評被害払拭(ふっしょく)をスピードアッ…
防衛白書 新たな脅威への対処を急げ
2019年版防衛白書が閣議で了承された。宇宙、サイバー、電磁波を使った電子戦など安全保障上の新たな領域で、各国が優位性を競っていると指摘。中国やロシアなどを例に挙げ、先端技術を利用した兵器などの開発動向にも言及した。新…
「虫聞くや音符にとつてみたくなる」(猪子…
「虫聞くや音符にとつてみたくなる」(猪子生牙)。そろそろ秋の虫の声の時期だと思って、帰宅時間に街路樹や家の塀などの暗がりで耳を澄ませてみるが、細々とした声が聞こえてくるばかり。 まだ本格的な秋ではないこともあるだろう…
アーリントン墓地で埋葬基準を厳格化か Stricter eligibility proposed for Arlington National Cemetery
陸軍は、米国人の英雄を、今後も150年間にわたってアーリントン国立墓地に埋葬できるようにするための措置を講じる。軍の墓地への埋葬の適格性の基準を厳格化する。 ライアン・マッカーシー陸軍次官は25日、書面で「アーリント…
食欲の秋である。テレビのグルメ番組や旅番組…
食欲の秋である。テレビのグルメ番組や旅番組で、ゲストやアナウンサーが食べるシーンはいまや当たり前となった。そして必ず「おいしい」とか「柔らか~い」など感想を一言二言述べる。 しかし大体は月並みな言葉で、おいしさは伝わ…
イラン情勢、湾岸安定へ外交力を示せ
イランをめぐり、ペルシャ湾岸で緊張が高まっている。安定化への鍵を握るのは米国だが、イランとの関係が良好な日本の「橋渡し外交」への期待も高い。原油供給の大動脈ホルムズ海峡の安定への取り組みが急務だ。 サウジ空爆への関与疑…
北朝鮮側で遺骨発掘、行われず
米朝決裂が影響か 韓国と北朝鮮が昨年9月の軍事合意で実施を決めていた非武装地帯(DMZ)での遺骨発掘作業が、北朝鮮側で停止したままだ。2月に決裂に終わったベトナム・ハノイでの米朝会談が影響しているものとみられる。 「…
私はリーダーをこうやってきた
講演要旨 「我見」「離見」のバランスを ジャパネットたかた創業者 髙田 明 ジャパネットたかた創業者の髙田明氏は9月8日、自己表現の技能などを体系的にまとめた「パフォーマンス学」の普及を目指す「国際パフォーマンス学会」…
商標“浸透”で日本企業が悲鳴
地球だより 日本企業が現地紙に掲載した、商標に関する広告が注目を集めている。 広告を掲載したのはコピー機大手の富士ゼロックス社。「ゼロックス」という商標がフィリピンで、コピー全般を示す言葉として使用されていることを問…
日米貿易協定、TPP水準の合意を評価
安倍晋三首相はトランプ米大統領とニューヨーク市内で会談し、日米貿易協定交渉の最終合意を確認した共同声明に署名した。日本は環太平洋連携協定(TPP)の水準で農産物市場を開放し、米国は幅広い工業品の関税を撤廃。米国による自…
テレビで女性アナウンサーが「××に目が…
テレビで女性アナウンサーが「××に目が離せません」と発言したことがある。普通「目が離せない」は、赤ちゃんや幼児などについて言われる。「常に注意していないといけない」という文脈で使われることが多い。頼りないもの、弱い者に…
韓米同盟関係は追憶となったのか
韓国紙セゲイルボ 韓米同盟関係は追憶となったのか 文在寅大統領とトランプ米大統領は23日、ニューヨークで開かれた首脳会談で韓米同盟が韓半島と東北アジア平和・安保の核心軸であり、わずかな動揺もないと確認した。“揺れる同盟…