編集局
文政権に“安保DNA”はあるのか
韓国紙セゲイルボ 平和唱える大統領、国民は無関心 「神様、わが軍隊をお守り下さい」。ジョー・バイデン米大統領の就任の辞の最後の一節だ。いや、軍が国民を守るべきで、国民の代表である大統領が軍を守って下さいとは。大統領の姿…
建国記念の日 統一の基礎は「和」の精神
きょうは建国記念の日。神武天皇が大和を平定し、橿原の宮で即位したとされる日である。世界最古の皇室を戴(いただ)き、国民的な和合を保ってきた歴史を振り返り、先人たちの歩みに思いを致したい。 皇室の存在の大きさ 現在の…
NHKBS1で「消えた祖父の謎を追う」…
NHKBS1で「消えた祖父の謎を追う」という番組を見た。米国で太平洋戦争中に「敵性外国人」とされ、アーカンソー州の強制収容所に入れられた日系人の足跡をたどるドキュメンタリーだ。 孫で写真家のレジーナ・ブーンさんが、日…
インド氷河崩壊、現実となった突発洪水の教訓
インド北部ウッタラカンド州のガンジス川上流部の支流で発生した洪水をもたらした氷河崩壊は、水源のあるヒマラヤ山脈周辺の氷河に対する地球温暖化の影響によるものとの見方が有力だ。 気候変動がもたらす自然災害は年々深刻の度を…
コロナ禍のプロ野球キャンプ、無観客で開催
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球のセパ12球団は春季キャンプを無観客で開催している。 例年、2月は県内外から多くのファンがキャンプ地を訪れ、球場周辺やホテルは大賑(に…
再度の弾劾はやり過ぎ Another impeachment overreach: Democrats mutilate the Constitution to ban Trump
上院は火曜日に、下院での1月13日の弾劾に続いて、トランプ氏を未曽有の2回目の弾劾裁判を受けさせるために集まる。「内乱扇動」と言うのは、元大統領に、将来、公職に就く資格を失わせることを期待して、今回、民主党が命名した容…
新幹線の車両技術などで知られる川崎重工業が…
新幹線の車両技術などで知られる川崎重工業が、医療ロボット事業に力を入れている。昨年、国産初の手術用ロボットを発売し、新型コロナウイルスの無人PCR検査サービスの提供も目指すという。 どんな職場でもスタッフたちに頭脳、…
闇パーティー収まる気配なしーフランスから
地球だより コロナ感染状況に改善が見られない。フランス政府は今年に入り2月上旬までの1日の新規感染者数が2万人前後で推移し、悪化はしていないものの改善もしていないとの認識を示している。 そんな中、夜間外出禁止措置が導…
コロナとペスト 不気味な類似
14世紀、欧州全土を席巻したペストは、「欧州人の約3分の1が亡くなった」と言われるほど大きな犠牲をもたらした。スイスのフリブール大学の歴史学教授、フォルカー・ラインハルト氏(66)によると、ペストは中国から運ばれ、欧州…
米露条約延長、中国抜きの核軍縮は危うい
米国とロシアは、新戦略兵器削減条約(新START)を5年間延長した。 ただ、新STARTには核戦力を増強し続けている中国が参加していない。米国の核抑止力が低下すれば、米国の「核の傘」に頼る日本は危険にさらされることに…
北方四島返還の道筋見えず、より明快な広報を
7日は41回目の「北方領土の日」だった。菅義偉首相は北方領土交渉を「着実に進める」と述べたが、安倍晋三前首相がロシアのプーチン大統領相手に進めた精力的な外交にもかかわらず、4島返還の道筋は見えない。 1日に報じられた…
待ち遠しい蕗(ふき)の薹(とう)はなかった…
待ち遠しい蕗(ふき)の薹(とう)はなかったが、スーパーの惣菜コーナーに並びだした竹の子の料理や炊き込みご飯、菜の花のごま和(あ)えに加えて、タラの芽の天ぷらなど春の味覚がうれしい。今が旬の野菜は少し苦みがあり、それが冬…
北方領土大会 首相、交渉「着実に進める」
アピール文で“不法占拠”復活 菅義偉首相は7日、東京都内で開かれた北方領土返還要求全国大会にビデオメッセージを寄せた。ロシアとの北方領土交渉について「私の内閣でも2018年のシンガポールでの(日露)首脳のやりとりはしっ…
米大統領外交演説 国際的な対中包囲網の構築を
バイデン米大統領は国務省で行った外交政策演説で、中国を「最も深刻な競争相手」と断じ、「米国の繁栄や安全、民主的価値観に中国がもたらす挑戦に立ち向かう」と訴えた。 トランプ前政権が推し進めた対中強硬路線をバイデン政権が…
明治・大正期の大実業家、渋沢栄一翁は、…
明治・大正期の大実業家、渋沢栄一翁は、慈善家としても知られる。東京・狛江市の南部を流れる多摩川の土手近くに高さ約3㍍の万葉歌碑が立っている。それも渋沢らの尽力によるものだ。 万葉仮名の「多麻河泊爾左良須/弖豆久利佐良…
北方領土 4島返還へ世論結集を
軍備増強・開発進めるロシア 北方領土問題への理解と関心を深めるため制定された「北方領土の日」は、今年で41回目を迎える。2月7日は、日本とロシアの国境が択捉島とウルップ島の間にあることを定めた日露通好条約が調印された日…
きょう41回目の「北方領土の日」 国内の啓発で足元固め
北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策局長 篠原信之氏に聞く 太平洋戦争後、旧ソ連(現在のロシア)によって不法に占拠された北方領土。択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島の四島返還を求めた取り組みは終戦直後から始まり、…
中国海警船2隻が領海侵入 海警法施行後初 今年4回目
国境警報 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で6日、中国海警局の「海警」2隻が、日本の領海に侵入し、操業中の日本漁船に接近した。海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保し、領海から出るよう警告した。 尖閣諸島沖での中国公船の領海侵…
北方領土の日 4島返還に強い決意示せ
41回目の「北方領土の日」を迎えた。第2次大戦末期に旧ソ連は、当時有効だった日ソ中立条約に違反して一方的に宣戦布告し、火事場泥棒のように択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島を奪って現在に至るまで不法占拠を続けている。 菅…
アマゾンの政敵、次期CEOと対決姿勢 NEWS STORY/Political opponents ready to challenge Amazon’s new CEO-in-waiting
米インターネット通販最大手アマゾンが同社解体を主張する議員たちと対決する中、新たに最高経営責任者(CEO)に就くアンディ・ジャシー氏がワシントンで矢面に立つことになる。 アマゾンの政敵たちは既に、ジャシー氏と戦おうと…
春を先駆けて告げる花、梅の開花が全国で伝え…
春を先駆けて告げる花、梅の開花が全国で伝えられている。例年だと、開花に合わせて開かれる「梅まつり」も、新型コロナウイルス禍による緊急事態宣言などの影響で中止になった所が多い。 梅の名所として有名な茨城県の偕楽園で13…
韓国国防白書 北の脅威を直視しているのか
韓国国防省が「2020国防白書」を発表した。北朝鮮の核や弾道ミサイルなど大量破壊兵器を「脅威」と位置付ける一方、北朝鮮の政権と軍を「敵」と明記せず、有事の軍事上の作戦統制権を能力も経験も不安視される韓国軍に移譲させるこ…
謎多き明治初期の軍人「吉原元帥」こと吉原小造
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(11) 台南市郊外に鄭成功配下の謝永常や趙勝と並んで祀らる 台湾が世界史の中に組み込まれたのは16世紀中頃のことである。ポルトガルの船が台湾近海を航海中、船員が緑溢(あふ)れる台湾島…