中国海警2隻が領海侵入、今年8回目 尖閣・沖縄沖
国境警報
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で20日、中国海警局の「海警」2隻が日本の領海に侵入し、約2時間航行した。操業中の日本漁船に接近しようとする動きを見せたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は16日以来で、今年8回目。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は砲らしきものを搭載した「海警2203」と、「海警1103」で、20日午前10時15~20分ごろ、魚釣島の西南西で領海に侵入、午後0時5~15分ごろ、南小島南の領海を出た。
(沖縄支局)
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一方、防衛省の発表によると、13、16、17、18日、東シナ海おいて(うち17日はオホーツク海でも)、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。防衛省は運用上の機密保持のため、対象機の国籍には逐次言及しないとしている。
(川瀬裕也)