Date archive for 2021
名前は「鮭魚」で寿司食いねぇー台湾から
地球だより 日本では恥をかくことを「名を汚す」と表現する。「家名」などというやや古めかしい言葉もある。「名前」というものを尊重し、大切にしていることの表れだろう。 先日、台湾では改名をめぐる社会問題が起きた。発端は、…
社会を覆う不寛容 SNSで世論煽る知識人
「別姓」反対=悪の独善思考 自民党の「選択的夫婦別氏(姓)制度を早期に実現する議員連盟」が25日、設立総会を開いた。一方、来月1日には反対派議員が旧姓の通称使用拡大を促進する議員連盟を発足させる。翌日には、党のワーキン…
無料通信アプリ「LINE」問題の衝撃
《 記 者 の 視 点 》 システム管理を海外委託、日本の情報管理の脆弱さが露呈 無料通信アプリ「LINE(ライン)」の利用者の個人情報が、中国の企業によって閲覧が可能だったニュースに大きな衝撃が広がった。正確に言えば…
気象庁が、東京の桜が満開になったと発表して…
気象庁が、東京の桜が満開になったと発表して以来、少し落ち着かない気持ちで過ごした。その後、千代田区の千鳥ケ淵公園へ足を運んだところ、まだ8分咲きくらいだった。 東京の満開情報は靖国神社の標本木を基準にしている。千鳥ケ…
食用昆虫国際市場デビューーベトナムから
地球だより 東京・渋谷のパルコに昆虫食レストランが出店して、話題になったことがある。ベトナムの首都ハノイ市ダイラー通りには、もっと古い人気の昆虫食レストランが存在する。 メニューは、日本人にもなじみのあるイナゴから、…
人口増つづく日本一小さな村
富山県前舟橋村長 金森 勝雄氏に聞く 2019年の合計特殊出生率(1人の女性が一生のうちに出産する子供の平均数)は1・36と、人口減少に歯止めは全くかかっていない中、富山県舟橋村は平成31年の1・92という数字で、人口…
比、再びコロナ感染が急増
フィリピンではマニラ首都圏を中心に再び新型コロナウイルスの感染者が急増し、政府が改めて厳しい外出規制を導入するなど対策に追われている。財政的な理由から昨年のような厳格なロックダウン(都市封鎖)は避けたい政府だが、感染が…
イスラエル総選挙 連立協議へ、首相勢力過半数届かず
イスラエルで23日に総選挙(国会定数120)が実施され、24日と25日も開票作業が続けられた。2年間に4回の選挙を余儀なくされた政局の混乱を打破できるかが焦点だが、ネタニヤフ首相支持勢力は過半数の60議席に届かないとみ…
中国人ハッカー、国外のウイグル族を標的
フェイスブックが阻止 インターネット交流サイト(SNS)大手フェイスブック(FB)は24日、中国のハッカー集団が、国外に居住するウイグル族のアカウントに侵入したり、マルウエア(悪意あるソフト)に感染させたりしようとして…
韓国は歴史の教訓に学べ
高永喆の半島安保NOW 3月18日、ソウルで開かれた米韓両国の外務・国防閣僚協議(2プラス2)は成果無く終わった。 バイデン政権発足後初めて外務、防衛の両閣僚が日韓を歴訪して2プラス2を開いた直後に米中外交トップ会談…
中国 米の最新チップに食指、兵器開発に導入へ
米新興IT企業タヒュームが米軍と協力して開発を進めている最新マイクロチップ「プロディジ」の技術を中国が購入しようとしていたが、拒否されていたことが分かった。 タヒュームのCEO、ラドスラブ・ダニラク氏がワシントン・タ…
聖火リレー、希望の灯で機運盛り上げよう
トーチにともる火を文字通り希望の灯にしていきたい。東京五輪の聖火リレーがスタートした。新型コロナウイルス感染防止策を取りながらの異例の形となったが、安全を期しながら大会機運を盛り上げていきたい。 約1万人のランナー参…
源実朝の歌。「いとほしや見るに涙もとどまら…
源実朝の歌。「いとほしや見るに涙もとどまらず親もなき子の母を尋ぬる」(『金槐和歌集』608番)。歌集が実朝自身の手で編集されたのが21歳当時。1213年だから、800年以上昔の話だ。 歌の前に詞書(ことばがき)があっ…
小池百合子氏の国政進出説!? ジャーナリスト・安積明子さんに聞く【PTV RADIO:097 #2】
今年2021年は国政選挙の年となる。前哨戦は北海道、長野、広島の補欠選・再選だ。さらに7月の東京都議選。7月~8月に五輪・パラリンピックが予定され、その後には自民党総裁選、衆院解散総選挙が控えている。東京都の小池百合子…
黄金仮面の出土
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 歴史はミステリーだらけだ。「夷」はそのうちの一つだ。夷とは何か。オランケ(蛮族)を意味すると言われるが、中国人が東方の種族をオランケと蔑視して付けた名前だろうか。そうではない。『後…
外出制限緩和も我慢の春ー米国から
地球だより 最近、米首都ワシントン周辺でも寒さは消え、徐々に春らしい気候になってきた。それにつれ、人々が外出する機会も増えている。 携帯電話の動きを追跡しているメリーランド大学の研究者によると、昨年、新型コロナウイル…
「北京2022」への対応を考える秋
東洋学園大学教授 櫻田 淳 体制擁護に使われる五輪 「西方世界」と協調すべき日本 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)最中、森喜朗TOCOG(東京オリンピック・パラリンピック組織委員会)会長の辞任の顛末(てん…
迷う理由ない韓国のクアッド参加 “中国報復”のリスク、最小化を
韓国紙セゲイルボ 米国のブリンケン国務長官とオースチン国防長官が日本を経て韓国を訪問し外2プラス2会談(外務・国防閣僚協議)を行った。今や目まぐるしく展開する北東アジア外交戦の開幕を予告するようだ。 バイデン政権の中…
コロナ拡大続くブラジル、医療機関が崩壊に直面
新型コロナウイルスのパンデミックの中心地となっているブラジル。変異株が猛威を振るい、連日約9万人の感染者が出る中、多くの医療機関が崩壊に直面しつつある。「全国規模のロックダウン(都市封鎖)が必要」との声が強まっているが…
RCEP承認案、中国の脅威念頭に慎重審議を
今国会に地域的な包括的経済連携(RCEP)協定承認案が提出されたことを受け、政府は経済効果について国内総生産(GDP)2・7%、民間消費1・8%、雇用0・8%の増加などの試算を発表した。 ただ、同協定に署名した15カ…
中国の野望に言及、国際社会にその独善的行動への対処呼び掛けた読売
◆非難応酬の米中会談 アンカレジ(米国アラスカ州)で18、19日の両日行われた米中外交トップによる初の直接会談は冒頭から、同盟国との結束を背景に新疆ウイグルや香港での人権侵害や台湾をめぐる中国の行動などが世界の秩序を脅…
新型コロナウイルス対策の中で、会議はオン…
新型コロナウイルス対策の中で、会議はオンラインによるリモート参加が一般的になった。令和2年度の第60回俳人協会賞はじめ俳人協会4賞の選考委員会も、オンラインによるもの。 「俳句文学館」3月5日号で、選考の結果が伝えら…
対中制裁 EU、人権で米と協調
経済協定足踏み 警戒感形に 欧州連合(EU)が22日の外相理事会で、中国国内でイスラム系少数民族ウイグル族への不当な扱いが人権侵害に当たるとして発表した約30年ぶりの対中制裁は、アラスカでの米中外相会談を終えたブリンケ…