韓国は歴史の教訓に学べ


高 永喆

高永喆の半島安保NOW

 3月18日、ソウルで開かれた米韓両国の外務・国防閣僚協議(2プラス2)は成果無く終わった。

 バイデン政権発足後初めて外務、防衛の両閣僚が日韓を歴訪して2プラス2を開いた直後に米中外交トップ会談に挑んだのは、中朝の脅威が米外交の最優先課題であることを示している。今回、日米は中国の海洋進出と北朝鮮の核ミサイルの脅威に厳しい姿勢を表明したが、米韓協議で韓国側は中国と北朝鮮の顔色を見ながら曖昧な姿勢にとどまった。韓国にとって「米国は安保同盟国だが中国は最大の貿易国」なので、米中二股路線を維持しようとのスタンスだろう。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ