Date archive for 2021
コロナ第3波のイスラエル、超正統派の間で感染拡大
政府の規制無視し大規模集会 新型コロナウイルス感染拡大の第3波が発生しているイスラエルでは、ワクチン接種が世界で最も早いペースで進んでいる。保健当局は新型コロナ新規感染者と重症者の減少を期待していたが、1月31日の時点…
核戦争は「現実の脅威」
中露が核戦力増強 米戦略軍司令官 戦略転換の必要性強調 米軍の戦略核を管轄する戦略軍のリチャード司令官は、米シンクタンク「海軍研究所」への寄稿文で、中国、ロシアの核戦力の強化が進み、核戦争が現実の脅威として迫っていると…
緊急事態延長、減少確かにし収束へ道筋を
政府は新型コロナウイルス対策で11都府県に7日まで発令中の緊急事態宣言を、栃木県を除く10都府県で3月7日まで1カ月間延長することを決めた。 緊急事態宣言後、感染は減少傾向にある。この延長で減少を確かなものとし、ワク…
今月施行の巨大IT企業規制法に「実効性」で注文を付けた産経と日経
◆「強化の検討」求める 米グーグルをはじめとする巨大IT企業に対する規制法が今月1日から施行された。「特定デジタルプラットフォームの透明性・公正性向上法」で、巨大IT企業に対して、契約条件の開示や政府に対する運営状況の…
冬には毎年、家の庭にヒヨドリがやって来る…
冬には毎年、家の庭にヒヨドリがやって来る。気流子が朝、庭に出ると、どこにいたのか、空から舞い降りてきて木の枝に止まり、大きな声で泣き叫ぶ。意味は明瞭。餌をねだっているのだ。 餌台にパンくずを置くと、舞い降りてきてつい…
フランス 右派・ルペン氏の人気上昇
コロナ背景に次期大統領選 フランスで来年春に予定される大統領選挙で、2017年の大統領選決選投票でマクロン大統領と競った右派政党・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン党首(52)への期待が高まっている。新型コロナウイルス…
「自由で」戦略に不都合な 東南アジアの反自由・強権化
ミャンマーの劇的な政変は、この国の民主化時計を午前零時に戻してしまうのか。膨張中国と日米豪印の「自由で開かれたインド太平洋」戦略の間で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々がどちら寄りになるかは、大きなカギとなる。だ…
浦添市長選、那覇軍港移設の是非で保革が激突
「容認」の玉城知事には不都合な選挙、7日投開票 日米両政府が那覇軍港の移設先としている浦添市の市長選が1月31日告示され、2月7日の投開票に向け選挙戦に突入した。届け出順に、自公推薦で3期目を目指す現職の松本哲治氏(5…
ミャンマー 国軍の民主化潰しを憂う
ミャンマーでクーデターが起き、国軍が政権を奪った。 国軍は、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相ら政府・与党幹部を拘束した上で、1年間の非常事態宣言を全土に発令し、国家の全権を握った。2011年3月に民政移管された…
陸自那覇駐屯地の成人式に初めて市長ら祝辞
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 陸上自衛隊第15旅団は1月15日、那覇駐屯地で新成人の隊員を祝う式典を開催した。同駐屯地で年度内に満20歳を迎える隊員は85人、沖縄県出身者は39人で約半数を占める。 式典には訓…
ホワイトハウスはグリーン一色 Painting the White House green
野心と指導力とは切っても切り離せないものだ。そういうわけで、米国人は、高位の役職に座るものとして選んだ者たちには、大胆な計画を携えて仕事を始めてほしいと期待する。バイデン大統領は時を移さず、気候変動問題の解決のための思…
過酷な女子マラソン!――1月31日に行われた…
過酷な女子マラソン!――1月31日に行われた大阪国際女子マラソンをテレビ観戦し、そう思ったし感動もした。「日本記録更新」を公言していた五輪代表の一山麻緒選手。独走態勢の終盤は自分との戦いになり1位でテープを切ったが、惜…
再開発で消えた人情横丁ー 韓国から
地球だより 韓国版新幹線「KTX」の発着駅もあるソウル市内の再開発地区に移転してきた新聞社を知人の案内で見学させてもらった。ここは筆者が十数年前、特派員生活をスタートさせた時に社内に事務所を間借りした縁もあり、古い付き…
ナゴルノカラバフ紛争の“教訓”
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 勝敗決めた軍用ドローン 「攻撃型」導入に本腰入れる露 旧ソ連構成共和国のアルメニアとアゼルバイジャンは昨年9月27日から1カ月半近く、アゼルバイジャン領内のナゴルノカラバフ自治州をめぐ…
「慰安婦」解決を妨害か 韓国女性団体
日本賠償判決へ判事に圧力 いわゆる従軍慰安婦問題の解決が一向に進まない背景に女性団体の妨害活動があるという主張が韓国で公然となされ始めた。団体の幹部たちは問題解決を心底願っているのではなく、むしろ遅らせることで自分たち…
WHO武漢調査、発生源解明に中国は協力せよ
新型コロナウイルスの発生源解明のため、中国湖北省武漢市入りしていた世界保健機関(WHO)の国際調査団が調査を開始し、最初に集団感染が確認されたとされる華南海鮮市場を視察した。中国はWHOの調査を長い間拒んできたが、発生…
OIST、コロナ禍乗り越え4ヵ月遅れの入学式
18ヵ国・地域から過去最多の62人、応募数1126人の狭き門 沖縄科学技術大学院大学(OIST)は1月15日、第9期生の入学式を沖縄県恩納村のキャンパス内で行った。日本国内では珍しく9月入学を採っているが、今年はコロナ…
親の顔を知る幸せ、恵まれた境遇に感謝
昨年夏、父を亡くした。大正15年生まれ、93歳だった。脳梗塞を患っていた父を、東北にある実家近くの病院に見舞ったのは昨年の今ごろだった。以来、父の顔を見ることはなかった。 死に顔を拝むこともできなかった。コロナ禍だと…
的外れの非科学的な世論調査に禁じ手の巧妙な「罠」を仕掛ける朝日
◆アナウンス効果利用 産経とFNN(フジニュースネットワーク)が世論調査を再開させた。昨年、データの不正入力問題で謝罪、休止に追い込まれた。不正防止策を徹底して約半年ぶりに始めたという(1月26日付)。 その菅内閣の…
今年は二十四節気の立春が3日、その前日の…
今年は二十四節気の立春が3日、その前日のきょうは節分である。節分が2日となるのは明治30(1897)年以来の124年ぶり。どうして? という疑問に答えるのに、天文学の計算が出てくるのである。 二十四節気は1年を24等…
北朝鮮の原潜開発計画に思う
元統幕議長 杉山 蕃 周辺海域の監視網強化を 検討すべき対艦艇原潜の保有 北朝鮮の金正恩総書記は1月8日行われた第8回党大会で、戦略核兵器の一層の充実を謳(うた)い上げ、5年後には、潜水艦発射弾道弾(SLBM)搭載の原…
EU外相理、日本は中国念頭に協力進めよ
茂木敏充外相は欧州連合(EU)の外相理事会にオンライン形式で出席し、軍事、経済両面で影響力を強める中国をにらんで日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想の実現に向けた連携を呼び掛けた。 欧州は、日…
共産党結党100年を迎える中国の脅威・リスクを特集したエコノミスト
◆「人質」にされる外資 米国では1月21日、バイデン新大統領が就任した。トランプ前大統領の時代に悪化した米中関係の軋轢(あつれき)は、新大統領になっても当分続くと見られている。とりわけ、今年は中国共産党100年の節目を…