Date archive for 2020

感染ゼロの国々の実情は? 北朝鮮には報告を求めよう

 世界保健機関(WHO)の新型コロナ状況報告で、26日現在感染が報告されているのは179カ国と33地域(WHO-中国蜜月関係のせいで、台湾の名はどこにもない)。感染報告ゼロは15カ国だ。だがこの15カ国もそれぞれに問題を…

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新型コロナ 観光立国オーストリアも大打撃

 アルプスの小国オーストリアは観光立国だ。その観光業界が、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う国境閉鎖、外出自粛、コンサート、文化・スポーツイベントの停止の影響を受けて大きなダメージを受けている。5月半ばにはレストラ…

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マスク奨励に戸惑い

地球だより  友人のフランス人のピエール氏は、新型コロナウイルスのために全土に外出禁止制限令が出された時、外出時のマスク着用が奨励されたことに背筋が寒くなった一人だ。彼はマスクが大の苦手で、家の改装工事を手伝った時、防塵…

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コロナが揺さぶる米大統領選

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 米中関係の悪化に拍車 問われる医療、雇用、選挙制度  勢いが止まらない新型コロナウイルスの感染拡大、そして跳ね上がる死者数はアメリカの大統領選挙の動向にも影響を与…

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製造業の生産拠点国内回帰図る、日本の「脱中国」 世界が注視

NEWSクローズ・アップ  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍政権が製造業の生産拠点を中国から国内に回帰させる取り組みを始めたことが、海外から注目されている。米国でも既に、中国を世界のサプライチェーン(部品供給網)…

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期待される新型コロナ収束後の教育の劇的変化

 新型コロナ収束後の世界はどうなるのか。人々の関心が高まっている。教育の分野で言えば、技術革新が進み、教育は劇的に変わるだろうと専門家は期待を寄せている。  学校の臨時休校に合わせて、すでに塾や予備校などではAIドリル学…

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ウイルス発生源、中国の隠蔽は許されない

 新型コロナウイルスの発生源について、真相究明を求める動きが国際社会で広がっている。  中国はこうした動きに応じようとしていないが、都合の悪い事実を隠蔽(いんぺい)する意図があるとすれば許されない。  豪首相が国際調査を…

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現行憲法無謬論の「護憲信者」にすぎぬ左派紙の名ばかりの立憲主義

◆立憲の支持率が急落  新型コロナ禍をめぐる安倍政権の対応はどう評価されているのか。朝日の世論調査を見ると、「評価しない」53%、「指導力を発揮していない」57%、「緊急事態宣言を出すタイミングが遅すぎた」77%と手厳し…

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救急車を呼ぼうか? 「呼んで!」。1時間前…

 救急車を呼ぼうか? 「呼んで!」。1時間前には「呼ばなくていい」と我慢していた老妻が耐え切れずに言うので119番した。夕食時に「味がしない!」と言っていたが、パーキンソン病の持病を抱えていて、日頃から何かと不具合を言う…

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韓国総選挙 与党圧勝で日韓硬直続くか⁉【PTV RADIO:079】

 韓国総選挙が4月15日に行われ、与党共に民主党が180議席を取るという「圧勝」の結果に終わった。与党勝利の要因、保守野党の敗因、また安定多数を得た文在寅大統領が残り任期2年で何を行うかを上田勇実ソウル特派員に聞いた。

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「憲法の変遷」と日本の安全保障

日本大学名誉教授 小林 宏晨 「非常事態法」の制定を 新法の中に自衛隊位置付け  世界190数カ国の中、自国の安全保障に配慮しない国家は存在しない。カトリックの総本山バチカン市国でさえ、なかんずくスイスのカトリック兵士に…

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チベット仏教指導者の解放を要求、米宗教の自由委が声明

 米政府の独立機関「国際宗教の自由委員会」(USCIRF)は24日、中国当局に拘束されているとみられるチベット仏教の指導者パンチェン・ラマ11世の解放を要求する声明を発表した。  パンチェン・ラマは、チベット仏教のナンバ…

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コロナ禍で激発した「遺恨試合」

首相“退陣意向”表明が裏目に  疫病、恨み、嫉(ねた)み、憎しみ、遺恨、私利私欲、悪巧みなど、この世に蔓延(はびこ)る、あらゆる「災い」は、ギリシャ神話に拠(よ)れば、全能の神ゼウスが地上に寄越(よこ)した「パンドラの箱…

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新型コロナで揺れ動く日本経済の今後と世界秩序への影響を占う3誌

◆「大恐慌到来」も覚悟  連日、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)による感染拡大がテレビや新聞で報道されている。従って、このところの経済誌の話題も新型コロナ絡みが中心になる。  例えば、週刊ダイヤモンドは4月25日号…

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駆け巡る重体・死亡説 ポスト金正恩に関心集まる

NEWSクローズ・アップ 妹が有力 集団指導併用も  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(36)の重体説や死亡説が報道やSNSなどを通じ世界を駆け巡る中、ポスト金正恩への関心が高まっている。妹で党組織指導部第1副部長の与正氏…

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コロナとDV、世界的課題への対応を急げ

 新型コロナウイルスの感染拡大の収束には、外出自粛が欠かせない。  一方、休校の長期化や在宅勤務などによるストレスの影響で、児童虐待やDV(ドメスティックバイオレンス)被害のリスクが高まっている。極めて憂慮すべき事態であ…

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で雇い止め…

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で雇い止めになった人などを農産地に呼び込むため、農林水産省は、農業研修を望む人に宿泊の費用を支援したり、雇用主となる農家に労賃を補助したりすることになった。  野菜の収穫などを手伝う外国…

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令和の時代を生きる養生訓

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 大切な“心の穏やかさ” 「今・此処」を受け入れ専念  “降る雪や明治は遠くなりにけり”とは、中村草田男の句であるが、何時(いつ)しか昭和も遠くなりつつある思いが去来するこの頃である…

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米戦略爆撃機、空自と合同訓練 インド太平洋防衛に関与継続

 米太平洋空軍は24日、本土配備の超音速戦略爆撃機B1が日本の上空で、航空自衛隊の戦闘機F2などと合同訓練を行ったことを明らかにした。米軍はグアムから戦略爆撃機B52を本土に撤収させたばかりだが、合同訓練は西太平洋地域へ…

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新型コロナ下の世界経済、価格急落も原油売れず Cheap energy no bargain in virus-infected economy

 停止状態の世界経済と底値の原油価格は、全世界に最悪の事態をもたらしている。主要輸入国や開発途上国、エネルギー消費型産業、観光業、消費者など、普段はエネルギー市場下落の受益者たちでさえも、恩恵を受けるのに四苦八苦している…

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放送界に忍び寄る新型コロナ感染に社会的距離取る報道番組の変容

◆報ステ富川アナ感染  新型コロナウイルスは放送・マスコミ界にも重苦しい深刻な影響を与えている。日本でも4月に入ると、ソーシャルディスタンス(社会的距離)など感染への対策は放送スタジオにも及んだ。NHK「日曜討論」やTB…

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大型連休 外出自粛要請へ積極的協力を

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、5月6日までの大型連休に入った。連休中ではあるが、新型コロナの収束に向けて外出は極力控えたい。 緊急事態の延長不可避か  国内では25日、午後6時までに新たに212人の感染者が確認…

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「たんぽぽや日はいつまでも大空に」(中村…

 「たんぽぽや日はいつまでも大空に」(中村汀女)。以前、この欄で駅でタンポポを見掛けたことを書いた。このほど駅で再び見ると、花に交じって白い絮毛(わたげ)の丸い玉が2~3本立っていた。白い球体からは人工物のような印象を受…

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