Date archive for 2020
就学支援のコロナ対策-フランスから
地球だより フランスでは14歳未満の小中学生がいる低所得者層の家庭に対して、これまで子供2人いる家庭に対しては毎年9月の新学期に向け、約9万円の就学手当が給付されている。政府はコロナ禍の経済対策の家庭支援として子供1人…
UAE探査機 中東初の火星の夢打ち上げる
中東諸国で初となるアラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「HOPE」(アルアマル)の打ち上げが、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケットによって行われ、見事に成功した。来年に建国50周年を迎えるUAEの記念すべき…
「九谷焼絵皿イラストコンクール作品展」開催
石川県加賀市の石川県九谷焼美術館で、来月8日から 古九谷の名品や現代作家の作品を収集・展示している石川県九谷焼美術館では、夏休み企画として恒例の「九谷焼絵皿イラストコンクール作品展」が、来月8日から開かれる。今年で17…
子供の予防接種は「不要不急」にあらず
7月7日付に【なるほど小百科Q&A】「通常の予防接種、延期の是非は?/コロナで神経質にならず予約を」の記事を読んだかのように、学生時代の友人からSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で「孫の予防接種だ、接種中は泣…
かつての捨て台詞ジャーナリズムを想起させる朝日の防衛白書報道
◆反政府感情が余韻に かなり以前の話だが、捨て台詞(ぜりふ)ジャーナリズムというのがあった。 テレビのワイドショーでのことだが、コメンテーターが一通り意見を述べた後、画面がCMに切り替わる直前に司会者が「これはひどい…
ただでさえうっとうしいのに、中国・武漢…
ただでさえうっとうしいのに、中国・武漢コロナウイルス感染防止とともに熱中症予防に神経を使う今年の梅雨はなかなか明けない。そんな7月でも「夏バテ防止三大食べ物の日」のうち二つがあることをご存じだろうか。 一つはきょうで…
承認された「プーチン憲法」
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 「領土の割譲禁止」を明記 対露交渉見直し迫られる日本 7月1日まで1週間行われていたロシア憲法改正の是非を問う全国民投票の開票率100%の結果、賛成が77・92%に上った。反対票は21…
悪党が支配するロシア
米コラムニスト ジョージ・ウィル プーチン大統領の任期延長 暗殺、脅迫で権力掌握 こっけいに見える専制君主は、とりわけ不気味なものだ。ロシアのプーチン大統領は2011年に黒海でスキューバダイビングをし、6世紀のギリシャ…
商業捕鯨再開1年と課題 参院議員・参院農林水産委員長 江島 潔氏
インタビューfocus 参院議員・参院農林水産委員長 江島 潔氏 日本が商業捕鯨を再開して今月1日で1年を迎えた。国際的な反発は当初懸念されたほどではなかったが、自立した持続可能な商業捕鯨への課題は多い。参議院議員で同…
石炭火力削減 原発の新増設が不可欠だ
政府は、発電効率が低く二酸化炭素(CO2)を多く排出する旧式の石炭火力発電所を2030年度までに休廃止する方針を示した。 石炭火力は原子力と共に安価に一定量を発電し続けられる「ベースロード電源」と位置付けられている。…
敵基地攻撃能力を論じ国防の責任を考えさせた「プライムニュース」
◆3氏とも保有を容認 安保問題をよく取り上げているBSフジLIVEプライムニュースは10日、防衛相経験者3人を集めて、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画の断念発表の後、議論が活発化している「敵…
小さな行動の積み重ねで、時間と共に自分に…
小さな行動の積み重ねで、時間と共に自分に有利な戦略的環境に変化させる――中国の国境戦略や海外工作は、このいわゆる「サラミ戦術」で、気が付けば相手国は身動きが取れなくなっている。南太平洋の島嶼(とうしょ)諸国への勢力拡大…
「子供の拉致国家」の汚名返上を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 抜本的な制度改革が必要 離婚後の「共同親権」を認めよ 欧州連合(EU)欧州議会本会議は7月8日、日本での親による子供の連れ去りから生じる子供の健康や幸福への影響について懸念を表明し、…
藤井新棋聖 驚異的な強さの若き天才
将棋の最年少棋士の藤井聡太七段が、渡辺明三冠(棋王、王将、棋聖)から初タイトルとなる棋聖位を奪った。屋敷伸之九段が持つタイトル獲得の最年少記録(18歳6カ月)を30年ぶりに塗り替え、17歳11カ月という新記録を打ち立て…
暴力的抗議デモ、教会や宗教的シンボルも破壊 Violent protesters turn to churches, religious icons
ジョージ・フロイドさんの死や警察の暴力、南軍の記念碑をめぐって教会を非難するのは行き過ぎだ。だが、教会施設や宗教的銅像が暴力的抗議による攻撃を受けている。 先週末、ボストンやロサンゼルスなどで少なくとも四つのカトリッ…
米国分断の危機を強調しつつ中国の暴走に危惧を表明するエコノミスト
◆激しく米大統領糾弾 2018年7月に勃発した米中貿易戦争以来、両国の対立の構図は収まるどころか、一層厳しさを増している。とりわけ、中国を起源とする新型コロナウイルスによる米国の感染拡大が中国への反感を強め、今年5月の…
第163回の芥川賞・直木賞の受賞者がこのほど…
第163回の芥川賞・直木賞の受賞者がこのほど発表され、芥川賞に高山羽根子さんと遠野遥さん、直木賞に馳星周さんが選ばれた。3人が受賞するのは比較的珍しいケース。 今回の芥川賞はさまざまな意味で話題性があった。一つは、候…
ハリウッドは中国に屈するな
米司法長官 利益優先の大手企業を非難 バー米司法長官は16日、中西部ミシガン州で講演し、ハリウッドの映画制作会社や大手IT企業が「短期的な利益のために米国の自由と開放性を犠牲にしてまで中国に屈している」と非難した。自由…
米朝関係 駆け引きやめ非核化優先せよ
4回目となる米朝首脳会談の開催をめぐり米朝両国による駆け引きが続いている。双方とも11月の米大統領選まで開催は難しいと主張しつつ、相手が条件を呑めば可能との意向を示した。だが、最優先すべきは北朝鮮が完全非核化に向け歩み…
惨敗の都議補選「赤旗」は評価 逆風自民より野党は低迷
立憲と関係の「深まり」強調 東京都議会議員補欠選挙が5日、東京都知事選と共に投開票された。大田区、北区、日野市、北多摩第三の四つの選挙区で行われ、地味ではあるが自民対野党の政党対決選挙だった。結果は自民党機関紙「自由民…
「7月豪雨」と与党紙 コロナに加え災害対策続き
社会変容を促す国土計画を 「かつてない」と表現される災害が続き、各党メディアの中でも対策に追われる政権与党の機関紙はお手上げ状態に見える。これが一過性なら、国民のピンチに政府と共に万全の対策を取ると訴え、施策をアピール…
代替政権めざす立憲 国防を担う準備はあるか
《 記 者 の 視 点 》 10日夜のフジテレビ討論番組に、民主党野田佳彦政権の防衛相、森本敏拓殖大学総長と安倍晋三政権で防衛相を務めた中谷元、小野寺五典両衆院議員の3人が登場し、「『敵基地攻撃能力』とあるべきミサイル…
政府支援が枯渇すれば、大量の破産 Tsunami of bankruptcies forecast as government aid runs dry
大企業も中小企業も、新型コロナウイルスのために営業を縮小しており、このままではそれほど長くは持たない。アナリストらは、さらに何百もの企業が破産申請を行うと予測している。政府からの制限と干上がった消費が経済に壊滅的な影響…