Date archive for 2020

ロシア開発の新型コロナワクチン

ロシア研究家 乾 一宇 臨床データは公表せず 治験最終結果待たず量産開始へ  新型コロナウイルスの流行が始まって8カ月、ワクチン開発競争が熱を帯びている。世界保健機関(WHO)によると7月末時点で、開発中のワクチンは16…

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芸能人の大麻逮捕 業界全体で撲滅に動け

 また有名芸能人が違法薬物で逮捕された。俳優として数々の作品に出演していた伊勢谷友介容疑者(44)。大麻を常習的に乱用していたとみられており、芸能界に広がる薬物汚染の深刻さを示す事件だ。  捜査当局は入手経路を調べ、芸能…

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トランプ大統領 バーレーンも正常化合意

 トランプ米大統領は11日、イスラエルとバーレーンが米国の仲介で国交正常化に合意したと発表した。イスラエルと国交を結ぶアラブ諸国はエジプト、ヨルダンと8月に国交正常化で合意したアラブ首長国連邦(UAE)に続き、4カ国目と…

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中国語強制に断固反対、在日モンゴル人ら抗議デモ 東京

 中国政府が進めている内モンゴル自治区の漢語教育への切り替え措置に抗議するため、日本在住で同自治区やモンゴル国出身のモンゴル族の人々が12日、都内でデモ行進を行った。  日比谷公園中幸門(千代田区)から出発した約500人…

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安全性ではなく政治を理由に新型コロナワクチンを恐れる米国民 Americans fear coronavirus vaccine will be based on politics over safety

 多くの米国民は、食品医薬品局(FDA)が政治的圧力で安全性が確認される前に新型コロナウイルスのワクチンを認可することを心配している。また、半数以上が大統領選前に認可され、利用可能になったワクチンの接種を望んでいないこと…

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コロナ時代にものづくりの強み発揮する企業を特集したエコノミスト

◆姿を消すコロナ特集  世界的な感染拡大を続ける新型コロナウイルス。いまだにこれといった特効薬はできておらず、これから訪れる冬場に向けての感染拡大に不安を抱かせる。それでも、このところの経済誌を見れば新型コロナが日本上陸…

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このところ、まだクーラーが欠かせない暑さが…

 このところ、まだクーラーが欠かせない暑さが続く。クーラーで体を冷やし過ぎてしまうので、体調を崩しやすい時期だ。特に、高齢者になると体温の調整が難しい。  人間の自律神経は、気温が急激に5度以上変わると、それになかなか対…

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ユートピアのような時短論争-フィンランドから

地球だより  世界最年少の女性首相として何かと注目を集めているサンナ・マリン首相だが、8月下旬、世界のメディアを騒がせる出来事があった。世界のメディアが「フィンランドのマリン首相が週休3日制、1日6時間労働を計画、検討中…

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「Go To」事業 新たな日常の中で軌道に

 新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立つ観光業を支援する「Go To トラベル」事業から除外されていた東京都を10月1日から加えることなどを検討していた政府の分科会は、9月下旬にかけての感染状況を踏まえて最終判断するこ…

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やわた・かずお 昭和26年滋賀県生まれ。東京大学法学部卒。通産省情報管理課長など歴任。徳島文理大学教授。国士舘大学客員教授。現在、作家・評論家として活躍。著書に『歴代天皇列伝』(PHP研究所)『政界名門一族の査定表』(宝島社)など多数。

菅氏、外交など楽観許さず

ポスト安倍 宰相の条件(中) 評論家 八幡 和郎氏  自民党総裁選挙の行方は、菅義偉官房長官の圧勝が確定的で、岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長が激しい2位争いをしているといわれる。  私は安倍首相が辞意を表明する前、政権…

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9日、ミンスクの街頭で、若者をいきなり拘束するベラルーシの警官と、止めに入る市民(EPA時事)

ベラルーシ大統領選1カ月 続く抗議活動

 ベラルーシで8月9日に行われた大統領選の結果をめぐり1カ月以上にわたり抗議運動が続く中、状況を見極めていたロシアはルカシェンコ大統領を支持することを決めた。同大統領と取り引きし、ベラルーシを事実上統合する形でのロシア・…

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「不動産問題」が命取りに

世論が離れ始めた文政権  韓国の文在寅大統領支持層は約30%と言われている。この周りに学生時代に左派思想の洗礼を受けた「86世代」(1980年代学生で60年代生まれ)が取り囲み、半分を超える支持率を保っていた。  それが…

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「不適応・差別」「郷愁」で再入北 脱北者が“地獄”に戻る理由

北の工作や文政権による送還も  命を懸けて北朝鮮を脱出し、韓国にたどり着き、ようやく定着したのに、北朝鮮に戻ってしまう人がいる。韓国統一部によれば「2012年以降、再入北した脱北者は28人」だ。しかし月刊朝鮮(9月号)は…

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コロナ感染差別の防止 「心の社会的距離」が課題に

《 記 者 の 視 点 》  弊紙3日付社会面に、「地方移住 相談が活況」「新型コロナ機に誘致に熱」の見出しで、「都市部から地方への移住に関心が高まっている」という記事が載った。  人口の少ない地方は「3密」を避けること…

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昼過ぎに東京・新宿駅近くのハンバーガー店…

 昼過ぎに東京・新宿駅近くのハンバーガー店に入った。新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めてだ。カウンター前の10人ほどの列に着き、自分は場違いな所に来たのではないかという思いがしてきた。  列の前後に並んでいる客、テー…

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離脱協定一部無効化で法案、EU・米が英批判

 英政府が9日、昨年10月に欧州連合(EU)と締結したEU離脱協定に反する国内市場法案を議会に提出したことを受け、EUだけでなく米議会も米英貿易協定に反対を示唆する警告を発した。  英政府は離脱移行期間の終了後、離脱協定…

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紀子殿下 54歳に

眞子殿下の気持ち「尊重」  秋篠宮妃紀子殿下は11日、54歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、宮内記者会の質問に文書で回答。新型コロナウイルスの対応に当たった医療従事者らに謝意を示し、「早く感染症の状況が落ち着いて、人…

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ICT教育の効用とは

大きく広がる学びの環境 北海道教育大学教職大学院旭川校特任教授 北村 善春氏に聞く  近年、あらゆる分野でICT(情報通信技術)の導入が進んでいる。教育界でもパソコンやタブレットを使ったICT教育が広がりを見せている。人…

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枝野新党代表 まっとうな政党づくりに励め

 立憲民主党と国民民主党、無所属グループなどによる合流新党代表選と党名投票が行われ、代表に立憲代表の枝野幸男氏、新党名は「立憲民主党」が選ばれた。  衆参149人の議員勢力から成る合流新党は15日に第1野党として改めて旗…

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郵便投票 民主主義の根幹揺るがす

決戦まで2カ月―米大統領選の焦点(5)  11月の大統領選に向け、新型コロナの感染防止のため、多くの州が郵便投票用紙の有権者への配布や不在者投票の要件緩和などに動いている。その結果、郵便投票が急増し、過去最高となる見込み…

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合流新党 代表に枝野氏、党名は「立憲民主党」に

 立憲民主、国民民主両党などによる合流新党の代表選が10日、都内のホテルで投開票され、立民の枝野幸男代表(56)が国民の泉健太政調会長(46)を破り、初代代表に選出された。党名選挙も同時に行われ、枝野氏提案の「立憲民主党…

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ポスト安倍 高き理想持つ現実主義者たれ

大和大学准教授 岩田温氏  自民党総裁選挙は、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の3人で争われ、実質的に後継首相を決める投票が14日行われる。新型コロナ対策、米中対立激化など難問山積の中、「宰相の条件」を3…

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『遠野物語』(1910年)は、厳密に言えば…

 『遠野物語』(1910年)は、厳密に言えば私の著書ということはできない、と柳田国男が書いている。110年前に刊行された『遠野物語』の著者と言えば柳田に決まっているとも思うのだが、話の提供者である佐々木喜善(きぜん)がい…

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