Date archive for 7月, 2020
40年も前の話。「××研究会」という会が…
40年も前の話。「××研究会」という会が開かれた。「××」は当時の純文学系の人気作家の名前。今は故人だが、その時は作家本人も研究会に参加していた。会が終わる頃になって、司会者から「ひとことずつ」ということで、数十人の参…
USAGM新CEO 中国の情報戦に対抗
米政府系放送局の改革を推進 「米グローバルメディア局(USAGM)」の最高経営責任者(CEO)に先月、トランプ氏が指名していたマイケル・パック氏が就任した。USAGMは近年、米国の実情を海外に伝えていないと非難されてお…
トランプ氏に思わぬ援軍
「コロナ死者大幅減」 米ワシントン・タイムズ トランプ米大統領はツイッターで7日、米紙ワシントン・タイムズが同日付で、新型コロナウイルスの「死者がピークから大幅に減少した」と報じたことに触れながら、「(米国の)死亡率は…
コロナ後の日本再生は大学改革から
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 知的刺激が少ない国立大 日本型クォーター制の導入を 今からちょうど15年前、大阪大学大学院国際公共政策研究科の准教授だった筆者は、在外研究先の米ハワイ州オ…
ジャガイモの歌
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 小麦、米、トウモロコシと共に世界4大作物に属するジャガイモは長所が多い。栄養価が豊富で値段は安い。荒れた土地でもよく育ち、気候への適応力が優れている。収穫量が米や小麦より2~4倍も…
米大統領選と第3回朝米会談の行方
韓国紙セゲイルボ 文大統領が提案も北は一蹴 米国では大統領選挙を4カ月後に控えているが、選挙戦の雰囲気はない。子供を持つ家庭では8月末に近づいた始業予定日に子供を学校に行かせられるかどうかが悩みだ。 すべてオンライン…
ちょっとしたお祭り気分-米国から
地球だより 新型コロナウイルスの流行を受け、パレードや花火大会が各地でキャンセルされた今年の独立記念日は、盛り上がりに欠けた一日だった。 しかしその日の夜、自宅アパートの外が急に騒がしくなった。庭で若者たちが次々と花…
金塊確保失敗も政権揺るがず ベネズエラ大統領
ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領と野党指導者のグアイド国会議長が、ロンドンを舞台として首脳としての正統性と金塊をめぐる法廷戦を繰り広げた。 結果として、マドゥロ政権は2000億円相当の金塊の所有権を失った。ただ、マ…
中国 スパイ事件半数関与
FBI長官 コロナ研究も標的 米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は7日、中国の対米工作について米シンクタンク、ハドソン研究所で演説を行い、FBIで現在実施されている約5千件の防諜(ぼうちょう)捜査のうち「半分近くが中国に…
自民対中決議 習氏国賓来日中止要請は当然
自民党が、香港に対して統制を強化する中国の「香港国家安全維持法」を非難する決議を採択し、延期されている習近平国家主席の国賓来日について中止することを要請した。 国際社会は中国に対し、新型コロナウイルス対策の初動の遅れ…
短観論評で冷静な分析示した朝日、経済紙として物足りなかった日経
◆雇用への影響を懸念 2日付読売「日銀短観悪化/需要喚起へ予算執行を急げ」、日経「企業の苦境見極め柔軟な政策対応を」、東京「景気の急激悪化/雇用維持に全力傾けて」、3日付朝日「コロナと経済/回復の道筋描くには」、毎日「…
尹東柱(ユンドンジュ)は没後に1冊の詩集…
尹東柱(ユンドンジュ)は没後に1冊の詩集が出されただけの朝鮮詩人だが、それを論じた著作は膨大な数に上る大きな存在。没後50年目の1995年には、学んだ同志社大学のキャンパス内に詩碑が建立された。 「尹東柱を眺める3カ…
広がる心のディスタンス
難民をコロナが一層苦しめる 6月20日の世界難民の日を前に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が年次報告を公表した。昨年、「居住地を追われた人々」は7950万人(一般難民2040万人、パレスチナ難民560万人、国内…
旧優生保護法報告 唯物的人間観の転換が必要だ
旧優生保護法下で障害者らが不妊手術を強制された問題で、医学界の関わりなどを検証する日本医学会連合の検討会が報告書をまとめた。 精神科医の強い関わり 被害者らへの「心からのお詫び」とともに、出生前診断や遺伝子治療などの…
知事派敗れる、沖縄県議会議長選で赤嶺氏が選出
6月7日に投開票された沖縄県議選後、初めてとなる県議会が6月30日、開会した。本会議の最初に行われた議長選挙で、与党でありながらも知事と一定の距離を置く「おきなわ」の赤嶺昇氏(53)が選出された。今後4年間、玉城デニー…
レジ袋有料化初日、コンビニや小売店での風景
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 7月1日、全国のスーパーや小売店でレジ袋が一斉に有料化された。制度が導入された初日、その様子を確かめるべく、那覇市のコンビニや個人経営の小売店で買い物をしてみた。 コンビニの様子…
民主党員の聞こえないふりの沈黙 Democrats’ deafening silence on violence
共和党主流は、まるで――銅像が倒されたみたいに――そういうことが自分の身に降り掛かってくることを認めたくないかのごとく、選挙戦の問題を勝ち戦になると思っているように思えることが、時々ある。 フェイスブックで伝えられる…
政府は、石炭火力を重要な電源と位置付けて…
政府は、石炭火力を重要な電源と位置付けてきた日本のエネルギー政策を転換し「脱炭素化」を進める姿勢を国際社会にアピールすることになった。エネルギー源として改めて注目されるのが水素だ。 既に2017年に政府は「水素基本戦…
韓国瑜・台湾高雄市長リコールの歴史的意義
平成国際大学教授 浅野 和生 脱中国化」へ向かう台湾 対中政策見直し迫られる国民党 台湾の高雄市長、国民党の韓国瑜に対するリコール投票(6月6日)の結果、罷免賛成票93万9090、反対票2万5051、圧倒的多数で市長罷免…
問われる議長国ドイツの手腕-EU コロナ禍からの復興
メルケル氏、大型財政出動に舵 第2波への懸念も 7月に欧州連合(EU)議長国になったドイツのメルケル首相は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)からのEU経済復興という重要な使命を担う。 ドイツと共にEU牽…
小池都知事再選 危機管理策の強化・拡充を
東京都知事選は、無所属で現職の小池百合子氏が大差で再選された。最大の争点となった新型コロナウイルス対策で都民から幅広く支持された結果だが、再選の喜びに浸っている余裕はない。コロナ第2波に備え実効性のある対策の実施が必要…
【2020米大統領選】「トランプ劣勢」は本当か
大手世論調査 精度に疑問 実際は接戦の可能性も 11月の投票日まで4カ月を切った米大統領選は、民主党のバイデン前副大統領のリードを伝える世論調査結果が相次いでおり、共和党のトランプ大統領は再選が厳しくなったとの印象を与…
親の経済格差が子供の進路や健康格差に影響
沖縄県はこのほど、県内の高校2年生とその保護者の生活実態を報告した「令和元年度沖縄子ども調査」を発表。親の経済格差が子供の進路や健康格差に直結している実態が明らかになった。3年前の初回調査と変わらず、教育面での厳しい経…