Date archive for 7月, 2020
一枚のマスクに日本人ならではの心温まる光景
コロナ感染第2波到来の懸念が高まっているのに、気が緩んでいる自分を発見する。最近、マスクなしで外出することが何度かあった。そんなこともあるかと思い、鞄(かばん)の中に予備を何枚か入れているので、事なきを得ている。 地…
長期戦のコロナ対策、情報機関の必要性指摘した毎日の真意はどこに?
◆モサドの活動を評価 新型コロナ禍をめぐる新聞記事で気になっていながら取り上げる機会がなかったのを今回、紹介したい。 それは毎日6月2日付の大治朋子・専門記者の署名コラム「火論」。「長期戦で独走 官邸の愚」と題し、安…
前回(2016年)の約291万票から今回366万…
前回(2016年)の約291万票から今回366万票余に大きく上乗せして東京都知事選で再選を決めた小池百合子氏。選挙戦の主な争点は、中国・武漢発の新型コロナウイルス対策だった。東京五輪・パラリンピック成功もまずコロナ収束…
コロナウイルスと科学の重要性
新型コロナウイルスの世界の感染者数は1036万人に達した(7月1日:世界保健機関〈WHO〉)。死亡者数も50・8万人で、南北アメリカ大陸の感染者数が522万人と最も多く、中国や韓国は再度波を迎え、経済活動を早期に再開し…
改正憲法が発効 民主主義を目指した露の終焉
プーチン大統領の長期続投を可能とするロシアの憲法改正案が、国民投票で8割近い賛成票を集めて承認され、発効した。 マスコミ統制、選挙制度改変などさまざまな手法によって独裁的な体制を強化してきたプーチン氏は、自らの政治体…
アフターコロナ「地方へ移住希望相次ぐ」との週刊朝日の記事は本当か
◆コロナで物欲が減退 週刊朝日7月3日号に「見直そう!アフターコロナの人生計画 お金や仕事より大切なもの 地方への移住希望相次ぐ」という記事が出ている。 都内の大学講師で50歳女性の趣味はいわゆる爆買い。それがコロナ…
熊本県の球磨川が氾濫し、死者19人、心肺…
熊本県の球磨川が氾濫し、死者19人、心肺停止17人、11人が行方不明と大きな被害が出た。消防や自衛隊などの捜索・救出作業が続いているが、山間部を中心に救助が行き届かない地域もある。九州は再び雨が降り始め被害がさらに拡大…
首里城焼失と復元の気概
首里城の円覚寺近くの木立の暗い茂みには枯葉によく似たコノハチョウがいた。龍潭(りゅうたん)の池のほとりには、ときたま幻の白い蝶(ちょう)が出現するという噂(うわさ)を聞いて、当時少年だった私は見たこともないその蝶を求め…
九州南部大雨 一刻も早い救助に全力を
熊本、鹿児島両県は梅雨前線の影響で記録的な大雨となり、気象庁が一時、特別警報を発表した。 川の氾濫や土砂崩れで多くの死者、行方不明者が出ている。警察や消防、自衛隊は救助に全力を挙げるべきだ。 熊本などに特別警報 熊…
警察予算の削減は警官募集に悪影響及ぼす恐れ Police warn defunding hurts recruitment
人種差別に反対する活動家たちは、各地で警察予算の大幅な削減を求めて声を上げている。だが、警察官からは、警察組織の文化を変える最も有効な手段の一つは、若い警官を新たに採用することだが、予算削減はそれを妨げるとの指摘が出て…
破産のレバノンに中国が食指、ヒズボラが復興の障害と米ネット誌
◆腐敗の温床ヒズボラ レバノンで政治的、軍事的に強い影響力を持つイラン系の民兵組織ヒズボラが6月、中国からのインフラ投資を歓迎することを表明したことが波紋を呼んでいる。米ニュースサイト「インターナショナル・ビジネス・タ…
「金亀子(こがねむし)擲(なげう)つ闇の…
「金亀子(こがねむし)擲(なげう)つ闇の深さかな」(高浜虚子)。雨の夜、隣の部屋から何か物を投げるような鈍い音がした。テレビの音かと思ったが、それにしてはかなり高い。 見に行くと、蛍光灯の周りをコガネムシが飛び回って…
「バイデン米大統領」誕生なら…
《 記 者 の 視 点 》 ずれた外交センスに懸念 ネット上で使われるスラング(俗語)に、「逆神」という言葉がある。立てた予想がことごとく外れる人のことを指すが、筆者がワシントン特派員として米国の外交政策をウオッチして…
米国防宇宙戦略 中露の軍事利用の脅威減少を
安全保障における宇宙空間の重要性は著しく増大している。米国防総省は6月、今後10年間の宇宙政策の指針となる「国防宇宙戦略」を発表した。 宇宙空間では、中国やロシアの脅威が高まっている。米国は日本をはじめとする同盟国と…
土地の守護神となった森林保護員 小林 三武郎
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(4) 「モウイッカイサン」の愛称 温情で接し住民を助ける 台湾では、日本の地蔵菩薩を祀(まつ)る祠(ほこら)にも似た「土地公廟(びょう)」と呼ばれる朱色の小さな建物が、あちらこちらで…
タリバンはアルカイダと協力している―国防総省が警告 ’Terrorist sanctuaries’: Pentagon warns of Taliban cooperation with al Qaeda
米国防総省は1日、議会への最新の報告で、アフガニスタンの地方は依然、「テロリストの聖域」のままであり、反政府組織タリバンは、アルカイダなどの過激派組織と日常的に協力していると指摘、同国の治安に関して悲観的な見方を示した…
東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数…
東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が2日連続で100人を超え、全国でも2カ月ぶりに200人を上回った。感染拡大の「第2波」が生じ、緊急事態宣言の頃に逆戻りするのではとの懸念を多くの人が持っている。一方で、経済など…
バッタの来襲に皿が鳴る-ネパールから
地球だより 新型コロナウイルス禍の中にあるネパールにも新たな招かれざる珍客が来襲した。アフリカ発のワタリバッタの大群である。トノサマバッタに似たバッタで、6月27日にインドを経てネパール南部に達したこのバッタは、翌28…
香港国家安全法 米下院、制裁法案を可決
ポンぺオ国務長官「国家への侮辱」中国非難 米下院は1日、香港の自治侵害に関与した中国当局者に制裁を科す法案を全会一致で可決した。中国が香港で反政府的な言動を取り締まる「香港国家安全維持法」を施行したことに対する対抗措置…
『武漢ウイルス』と中国共産党立党100年に迫る危機
世日クラブ講演要旨 コウモリからウイルス兵器研究 元警視庁通訳捜査官 坂東忠信氏 元警視庁通訳捜査官の坂東忠信氏は、先月27日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス)で、「『武…
中国軍 台湾対岸で無人機強化
米シンクタンク 武力攻撃に懸念 中国陸軍は、台湾海峡対岸で多数の無人機の配備を進めており、将来、台湾に対し何らかの武力攻撃が行われるのではないかと懸念が高まっている。米シンクタンク「プロジェクト2049研究所」が最新の…
6月日銀短観 苦境の長期化回避に全力を
予想通りの深刻な数字だ。6月の日銀短観(全国企業短期経済観測調査)は、ほぼ全業種で景況感が落ち込み、新型コロナウイルス禍の企業に与えた打撃の大きさを浮き彫りにした。 経済活動は再開したが、感染第2波への懸念は強く、本…
伊藤整著『若い詩人の肖像』(1956年)は…
伊藤整著『若い詩人の肖像』(1956年)は自伝的小説だが、その中に「京都という町が明治までの日本の全歴史を負うように自分の前に意味ありげにたっていることと、自分がみすぼらしい一中学教員として、その前で口をあいて見ている…