Date archive for 7月, 2020
米空軍 中露の北極進出に警鐘
「必要なら戦う用意」 米空軍はこのほど、報告書「北極戦略」を発表、ロシアと中国がこの地域で影響力を強める中、「自由で開かれた」北極地域を維持し、必要ならば敵国と戦う用意があると訴えた。 報告は、北極での中露の活動によ…
尖閣諸島 危機打開へ毅然とした対応を
沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域で、中国海警船の航行が確認された日数が連続100日を超えた。 尖閣奪取に向けた動きを強める中国に対し、武力攻撃に至らないグレーゾーン事態など、あらゆる事態に備えた体制の整備が不可欠だ。 …
第2波に備えて「学び方」の発想転換を
東京中心にコロナ感染者数が再び広がりを見せている。子供を抱える保護者や子供たちにとって、今年は厳しい夏になりそうだ。遅れた授業を取り戻そうと、多くの小中学校は夏休みを短縮し、授業計画を立てている。夏休みが最短4日という…
米国務長官の歴史的演説を中国当局者に否定させる朝日の異様な紙面作り
◆対中政策を全面転換 「ポンぺオ演説」。これは歴史的演説として後世に残るだろう。ポンぺオ米国務長官が「共産主義の中国と自由世界の未来」と題して行った対中政策演説のことだ。ニクソン時代(1970年代)からの米国の対中政策…
芭蕉の句<おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉>…
芭蕉の句<おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉>で知られる清流長良川(岐阜市)の鵜(う)飼いは5月に始まるが、今年はスタートが例年より10日ほど遅れ下旬からに。鮎(あゆ)釣りの方は解禁が6月から。獅子文六はこの月を「鮎の月」…
ポンペオ米国務長官声明の意味
東洋学園大学教授 櫻田 淳 米中確執、新たな次元に 問われる日本の「多国間協力」 米中確執は、新たなフェーズに入った。「ロイター通信」記事(7月14日配信)が伝えたところに拠れば、7月13日、マイク・ポンペオ(米国国務…
「朝鮮戦争の英雄」白善燁氏を偲ぶ
元空将 大串 康夫 日韓の友好協力を体現 「朝鮮戦争の英雄」白善燁(ペク・ソニョプ)氏が7月10日、99歳で逝去した。白氏は韓国の救国、発展に尽くしただけでなく、日韓友好関係にも大きな貢献をした人物で、まさに立派な天寿…
米国務長官演説 日本も中国幻想から目覚めよ
現役の米政府高官が中国の最高権力者を名指しし、ここまで激しい批判の言葉を浴びせたことが、かつてあっただろうか。 ポンペオ米国務長官がカリフォルニア州で行った対中政策演説で、中国の習近平国家主席を「破綻した全体主義イデ…
小池都知事の政界遊泳術の巧みさをあげつらうも中身の検証ない新潮
◆任期途中で鞍替えも これを「第2波」とは呼ばないのか。新型コロナウイルス感染が広がっている。その中心は東京から、もはや地方都市にまで広がり、特定の年齢層に限った話ではなくなった。観光などを促す「Go To キャンペー…
約30万枚の花の写真を使って花の種類を判定…
約30万枚の花の写真を使って花の種類を判定するAI(人工知能)「ハナノナ」を、千葉工業大学が開発し、東京スカイツリー(墨田区)に隣接する商業施設の東京ソラマチで公開している。 そのアプリもできており、無料で手に入る。…
令和2年7月豪雨と防災体制の脆さ
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 感染症流行時の対策急務 通信のバックアップも不可欠 最近、気象庁の予報官が行う会見で、よく耳にするのが「50年に1度のこれまでに経験したことのない大雨が降る恐れがあ…
北方領土 露の不法占拠正当化を許すな
今月初めの全国投票で承認され、発効したロシアの改正憲法には「領土割譲の禁止」が明記されている。 改憲後、ロシアでは北方領土の不法占拠を正当化する言動が目立つ。日本固有の領土である北方領土を侵害し続けることは決して容認…
ポートランドの指導力不在を憂慮する共和党 Republicans worry about leadership vacuum in Portland
米民主党はトランプ大統領がオレゴン州ポートランドの連邦ビルを守るために治安要員を送り込んだことを非難している。だが、共和党からは、ケイト・ブラウン知事とテッド・ウィーラー市長はどこにいるのか、と問う声が強まっている。 …
コロナ禍で朝鮮戦争以来の米中体制対立の到来を論じた「日曜討論」
◆民主主義理念の競争 新型コロナウイルスの国別累計感染者数は、専門家有志の国際ネットチーム「ワールドメーター」の集計によると1位は400万人を超えた米国、発生地の中国は3月から8万人台で数字はあまり動かず26位に下がっ…
「蝉を待つ樹々の深みとなりしかな」(永井…
「蝉を待つ樹々の深みとなりしかな」(永井東門居)。関東甲信地方の梅雨明けはまだだが、それを待ち切れないかのように、近所の公園でミンミンゼミの鳴き声がした。 セミの声を聞くと、夏になったという実感がする。その後、次第に…
習主席は「全体主義の信奉者」
米国務長官 民主国家の連携呼び掛け ポンぺオ米国務長官は23日、西部カリフォルニア州で対中政策について演説し、中国の習近平国家主席は「破綻した全体主義的イデオロギーの信奉者」だと名指しで批判した。「自由世界はこの新たな…
あおり運転 厳罰化で防止徹底を図れ
「あおり運転罪」を盛り込んだ改正道路交通法がこのほど施行された。 あおり運転をめぐっては、これまで悲惨な事件が繰り返されてきた。厳罰化で防止徹底を図るべきだ。 直ちに免許取り消し 改正法ではあおり運転について、車両…
「アンティファ」の本質 左翼思想によるテロ行動
日本でも活動活発化する 米国大統領が「国内テロ組織」に指定し、日本の保守論壇も危険視する「アンティファ」とはどんな勢力なのか。これについてはシベリア抑留研究者・長勢了治の「アンティーファの危険な素性」(「WiLL」9月…
米「人種差別暴動」の見方 極左集団無視する識者
古森氏、田中論文を痛烈批判 人種差別への抗議行動から広がった米国内の暴動に関連して、トランプ大統領は連邦政府の治安要員を投入してでも「法と秩序」を守る姿勢を示している。しかし、この米国の暴動をどう見るかについては、日本…
コロナ後の働き方改革 一極集中排し、分散、住み分けを
《 記 者 の 視 点 》 新型コロナウイルスの感染で今年の上半期、世の中はすったもんだとなった。私自身もコロナウイルスの拡散予防ということで、学校現場における「教員の働き方改革」の講演が中止になった。弊紙の熱心な読者…
新型コロナ、紛争地域で拡大か Coronavirus finds welcome host in world’s war zones
世界の新型コロナウイルス感染者が22日、1500万人を超える中、紛争地域で見えない脅威が進行している。専門家らはこれらの地域での新型コロナの被害は、破滅的な規模になる可能性があると警告した。 国連のリーダー、医療活動…
トルコ・イスタンブールのアヤソフィアは…
トルコ・イスタンブールのアヤソフィアは、東ローマ帝国時代の537年に建てられたキリスト教(正教会)の大聖堂である。1453年にオスマン・トルコに征服されてからはイスラム教のモスクとなったが、帝国崩壊後、トルコ共和国を建…
「令和元年東日本台風」被災から9カ月―千曲市長 岡田昭雄氏に聞く
インタビュー 千曲市長 岡田昭雄氏 2019年10月12日の台風19号による千曲市の被害は千曲市の歴史にとって忘れ難い爪痕を残した。あれから9カ月。復旧と併せて水害防止への取り組みについて、岡田昭雄・千曲市長に聞いた。…